あらすじ
中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。初めて会うのになぜか懐かしく、ずっと前から知っていたような不思議な感覚。まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。しかし告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、75年前の戦時中にまつわる驚くべき話で――百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。好きな人に、忘れられない過去の恋があったら、それでも思いを貫けますか?愛することの意味を教えてくれる感動作。
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Posted by ブクログ
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」 の続編となる作品。
続編となっているが、単独でも読みやすい作品 。
前世で会った彰への恋心と今の涼への気持ち が混ざり合い悩んでいる百合と、愛していた 人の事を忘れられない百合に恋をした涼。
涼の一つ一つの物事に対する考え方がすごく 良かった。
読んで損は無い作品。
Posted by ブクログ
長女が好きな汐見夏衛さんの小説で、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。前作は原作は読んでいなくて、映画を観に行きました。
百合がタイムスリップのことを告白するまでは、前作を知っている読者(私)からしたらもどかしく、早く言えばいいのにと思ったりしたし、若い中学生の恋愛で、おもしろいけどいまいちかなぁ?と思ったりしていましたが、やっぱり百合のまっすぐで強い、涼の素直で優しいキャラクターを通して描かれる、戦争や特攻隊の悲惨さ・つらさ・悔しさ、また、平和の尊さ・命の大切さ・現代の日本に生まれたありがたさなどのメッセージが強くて、もうこれは星5にせざるを得ない小説でした。
Posted by ブクログ
あとがきを読んでこの小説が生まれたのは作者の優しさからだったのがわかってもっとこの小説が好きになった!!
前作読んでいた時、14歳の少女が1人であの思いを抱えてこれから生きなきゃいけないの!?とすごくモヤモヤしてたから嬉しい。
涼さんは百合も百合の大事な彰さんもまとめて理解し一緒にいる事を選んだことに百合の幸せを願ってた1人として感謝しかない。
感動
本当に感動です。
涼が彰の記憶を持たない生まれ変わりで、百合は彰の記憶があり涼と出会う。そんなお互いが惹かれあい複雑な気持ちになりながらも結ばれるというのが胸が熱くなりました。本当に面白かったです。
2作続けて読みました
もちろん前作読んだ方が読みやすいですが、この一冊だけでも十分に素敵でいい物語でした。せつない感動する物語をありがとうございました!この本を読んだらきっと現代での自分の生き方、考え方は良い方向にいくと思います!
Posted by ブクログ
これもまた感動する。けど、あの花を見てから涼と百合の恋を見ると、なんだかモヤってしまう…彰一筋でいて欲しかったのもあるし、けど涼の中に彰がいるというのもつらいし…でも、美しいラストだったと思う
Posted by ブクログ
わりかし一気見。
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。の続編
百合が、現実世界に戻ってきたあとに、晃の生まれ変わりのりょうと出会い、付き合っていくお話。
2人が結ばれて良かった。
匿名
最終的には、幸せな終わり方だったのだと思う。
前作はやや救いなく終わった分、
生まれ変わりかもしれない、
生まれ変わって幸せになっているかもしれない、
ということを連想させるシーンがあるのは、
救いになる。
私は続編があって良かったと思いました。
Posted by ブクログ
話題の作品ともあって、映画公開の記念に読んでみることにした。
確かに、中学2年生という若さで大切な人がなくなる悲しみを知った百合が今後どのように生きていくのか、前作の最後もなにか匂わせる形で終わっていたから気になっていた。
大切な人を失った悲しみがよくわかる百合にとって、また新たに大切な人ができるということ、死というものというのはきっとかなりの比重があったと思う。
けれど、それでも主人公である涼も百合も向き合うことにしたというのは良い展開だなと思った。
だが、一方で、現実の自分というのが読んでる時に出てきてしまって、作中でも涼が言う通り、自分の中には前世がある、相手はその前世を愛しているはずだから、こっちを見てほしいと、自分ならなってしまうなと思ってしまった。心の中でツッコんでしまう時があって満足したとは言えないのが正直なところだ。
Posted by ブクログ
戦時中に散った特攻隊員が現代の中学生として生まれ変わり、時を超えてかつての想い人と再会し、切ない過去の記憶と葛藤しながらも新たな未来を紡いでいく
Posted by ブクログ
語り部が1作目主人公の百合ではなく、タイムスリップ直後の、彰大好き百合を好きになった男の子、なのが良かった
彼が百合を好きになりつつある描写や、些細なことにドキドキする過程が、中学生らしくて素敵でした
そして絶望するところも
個人的に、涼を彰の生まれ変わりにする必要は、やっぱり無かったかなぁ
あんな風に、ちゃんと百合を好きになった涼は『涼』で良かった気がします
そして百合も、生まれ変わりという安易な設定より、彰と涼の2人を個々として見られる成長を見せて欲しかったな
とはいえ、『タイムスリップ』があったのだから、『生まれ変わり』もあって当然、というのが最初からこの作品のコンセプトだったのかも?
Posted by ブクログ
『恩送り』のワードが印象的だった。
生まれ変わりの自分に彰を重ねて好きになってもらっても自分を見てくれていることにはならなくて
葛藤する宮原の心情の変化の描写がリアルだった。
でも自分の中にある彰と自分、2人を好きでもいいんじゃないみたいな考えになるのはやっぱり小説だなあと思った。そんな簡単なことじゃないしその歳で達観した感じは不自然だなあと思った。
彰が忘れられない
設定上涼は彰の生まれ変わりではあるけど、自分は読んでいて全くの別人だと感じてしまう՞߹ - ߹՞
彰の年上感が無くなって少しさみしい。自分自身
彰に未練ありすぎてそう感じてしまうのかも›_‹
でも彰が百合へ書いた遺書を涼見つけて書いた覚えがあると思ったという所でもうやっぱり涼は彰なんだなとほっとした( ᐪ ᐪ )
彰が百合に会いたいと願った事で2人はふたたび出会い、恋に落ち、結果幸せになられたので、もう幸せならOKです(;_;)涼は彰です!そう思いながら読む方が辛い気持ちを抑えられました。