汐見夏衛のレビュー一覧

  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    タイトルは知ってて、映像化もされてるという事だが、何かが引っ掛かり手が出なかった作品。

    素晴らしかった。
    フィクションではあるが、今や語る事のできる人も数えるぐらいしか居なくなった戦争の不条理さ、特攻隊の理不尽さをタイムスリップした反抗期の中学生目線でリアルに表現されている。
    難しい言葉や専門用語なども極力少なくしており読みやすく、読書初心者にもお勧めしたい作品である。

    教訓。読まず嫌いは良くない。

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    2025年10月27日
  • たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ

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    10代、20代で自殺を考えてしまう人、実行してしまう人たちに伝えたい。
    まだ決断を下すのは早いんじゃない?って。
    若すぎる。
    死んでしまう人には届かないかもしれない。
    だから、これは未来の私に向けた言葉でもあるんだけど。
    まだ頑張れそうもうちょっと生きてみようと、もう無理かもしれないを交互に行き来している感覚がすごくよく分かる。
    自分自身の生の不安定さを日々感じながら生きることが私の人生なんだと、やっと最近受け入れられるようになってきた(と思っている)。
    正解とかないし、いい悪いとかでもない。
    そもそも意味もないし、人間の意思がだって何かよくわからないものだと思ってる。
    生きることに意味がない

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    2025年10月25日
  • あの夏のキミを探して

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    とても読みやすい文章でこれまた早く読み終わってしまいました。
    私も戦時中のことはよく分からない方なので、主人公と一緒に勉強させていただきました。

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    2025年10月20日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

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    もう泣けます。同調圧力の恐ろしさ、戦争の恐ろしさ。若い青年たちの命を奪う特攻隊という役割の恐ろしさ。震えながら一気読みし、絶対にこんなことは繰り返してはいけないというだけでなく、きちんと自分の意見を言える社会を作っていかなければいけないと思う。

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    2025年10月19日
  • 雨上がり、君が映す空はきっと美しい

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    自分自身にコンプレックスを抱えている主人公の美雨が映画研究部に誘われることで美雨の人生が大きく一変する物語。
    話の最中に出てくる主人公、美雨の思想や考え方に共感する部分が多かった。何でも出来る人、自分よりすごい人に対して、卑屈的な考えが出たり、必要以上に比べたりする所に自分と重なるなと感じた。

    心の中で思うことがあっても口に出すことができない、伝えたくても伝えられない気持ちがありながらも最終的には美雨自身で言葉を出して想いを伝えられていて、見ている読者が成長に感動を覚えました。

    高校生という思春期真っ只中であるが故の思想などがうまく表現されていてとても良かった。

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    2025年10月17日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    とても切なくて美しい。それと共に戦争について考えさせられる本。
    長いタイトルだなーと思っていたが、最後まで読むとタイトルの良さがよくわかった。
    自分と同世代の子たちは戦争について考えることから敬遠してるように感じるので、こういう本は良いきっかけを与えてくれるだろう。
    一生をかけて守りたい、生まれ変わっても一緒に居たい子と出会えたら幸せだろうな。それでもこの2人は離れ離れになってしまったからとても悲しいが。

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    2025年10月06日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    あの花の続編。
    中の内容はできたらあの花を読んでからの方が、感情移入しやすいし良いと思う内容でした!

    好きな人に忘れられない恋があったら想いを貫けるか。
    ええそうなっちゃうの?!と切なくなりながらも、
    でもそうだよね、うんうん、と納得し共感したりしました。

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    2025年10月05日
  • あの夏のキミを探して

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    戦争で学校に行けなかったきみちゃんも令和の時代に学校に行くことが苦痛なひより。どんな時代においても学校に行けなくて苦しい、学校に行かなきゃ行けなくて苦しい、そんな思いをする子どもたちを作っちゃいけない。平和な世の中で自分の進路は自分で選べてどんな学校生活を送るかも自分で選べる時代を作っていきたいと思った。
    だから私は適応教室の先生がやめられない。

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    2025年09月26日
  • ないものねだりの君に光の花束を

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    一般人からしたら誰かの 特別 は人生において憧れていたものだった。

    毎日のように目にするSNS上の有名人たち
    一度は「私も有名になりたい」と思ったことがあるだろう。 

    私もその一人だった。

    有名人たちの考えはわからない。わかりずらい。
    けれどわかってほしい。
    「誰しもいろいろな経験を体験している」
                    ということを。苦しい経験 嬉しい経験 
    もう二度と起きないような奇跡の経験 
    あなたにも わたしにも

    そしてそれを受け入れるのはSNSを見るうえで大切だということも。

    =======================
    汐見さんの小説を読んだ順番はこの作品が4作

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    2025年09月25日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    シンプルに良すぎる!
    「あの花〜」の続きとか最高じゃん!って
    思っちゃった✨
    でも「あの花〜」が良すぎて
    こっちはうんうん、って、だけになった
    「あの花〜」とちょっと違って少し悲しい(T ^ T)
    でも良かった(^_−)−☆

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    2025年09月22日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    戦争の残酷さと、やっては行けないことだって言うことがほんとに分かった。戦争の為に死にに行くなんてほんとに辛い。行く、本人がほんとに辛いと思う。特攻隊に選ばれたら、死にに行くって言うことと同じ。っていう言葉に心打たれた。
    最初は、ただ戦争に興味のないちょっと問題児な女の子って思ってたら、タイムリープして女の子はほんとに成長したと思う、。
    最初のお母さんとの喧嘩もなにかを意味してるのかな。

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    2025年09月19日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    マスク取れないの分かる。今は学校変わって取れてるけど、いきなりとったら変に思われないか心配。自分に自信つけてくれる人っていいよね。絵とか、夕焼けで心情を落ち着かせてくれるんだなぁって思った。

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    2025年09月19日
  • 君はきっとまだ知らない

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    辛い時に傍に居てくれる親友の大切さをとても感じれる本だった。人間なら一度はこの本を読んだ方が良いでしょう。

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    2025年09月16日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    ネタバレ

    感動。半泣きでした。
    最期彰が船にぶつからないのがいいよね。
    百合がいい子になってくのもいい。
    板倉さん、許嫁とどうなったかねー。
    寺岡さんの奥さんと娘気になる。
    映画もいいよねー❤️

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    2025年09月14日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    唯一読みながら泣いた本。自分もこの世界に入り込んだかのように描写が鮮明で展開がどんどん進んだから飽きなかった。

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    2025年09月14日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    んーもう最高!!!!!
    なんかよく分からんけど涙いつの間にか出てました笑
    それに、なんかすごく刺さりました!
    また読み返したいです‼️

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    2025年09月10日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    すごく好きな本です。映画から入りましたが、手紙の部分とか細部まで小説は描かれていて、どちらも泣ける本でした!

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    2025年09月09日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    ネタバレ

    今まで何百冊(ほとんど入ってません)も
    読んできたけど、1番感動しましたし、
    めっちゃ泣きました(T ^ T)
    特に最後の百合が現代に戻り、
    彰の手紙✉️を読んだところが1番
    泣きました(泣)
    何度も読み直しても泣いて泣いて、
    ずっとこう思ってました、
    「彰、良かったね百合が手紙読んでるよ」と
    本ってこんなに泣けるし感動も出来るんだ、
    と改めて思いました(*´-`)

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    2025年09月08日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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     オーディブルで聴いた。
     今年は、終戦後80年。夏のなると、戦争物が読みたくなる。
     お話は、若い人向けの純愛小説だが、車の中で聴き流すには、なかなか面白かった。
     作者が鹿児島県出身と知り、なるほどと思った。2年前に知覧へ行った時、特攻記念館で、私は自分の無知を本当に恥ずかしく思った。こんなにも若い青年達が、恨み言の一つもなく空に散って行ったなんて。日本人は、是非一度は知覧へ行くべきだと思う。
     

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    2025年09月06日
  • あの夏のキミを探して

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    戦争真っ只中を生きたキミちゃんと出会うお話。
    学校にいける環境なのに、いきたくないひよちゃん
    学校にいきたいのに、いけない環境のキミちゃん。
    ふたりが出会うひとときの夏のおはなし。
    「あの花の丘で君とまた出会えたら。」とは、また違った戦争のお話で、あたりまえってなんだろう?贅沢ってなんだろうって考えさせられることが多く、いまこうして好きな仕事につけて、すきな場所にいけて、すきなごはんをお腹いっぱいに食べられるってこと事態がしあわせなことなんだろうって思った。

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    2025年09月04日