【感想・ネタバレ】古都琴子は好きに生きるので、あしからずのレビュー

あらすじ

高2の夏。森川涼風の過ごす平穏なクラスにトンデモ転校生・古都琴子がやってきた。転校初日から、周りの目を気にせず自由気ままに振る舞う琴子は、『ザ・我が道を行く』タイプ。強面教師のパワハラに物申し、クラスのヒーローになったかと思ったら、琴子自身は言いたいことを好き勝手言う自由っぷり。はたまた、勝手に文芸部の部長になったかと思えば、無理やり涼風を巻き込んだり…。「まあ、私は好きに生きるから、君たちも好きに生きたまえ」圧巻の青春小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

成瀬は信じた道を〜系の話かと思ったらそうでもなく。
あーこういうこと考えたことあるなーとか、こういう人いたかもなーとか、既に現役世代でもない自分は懐かしく思い返す。
しかしコトコトコさんの振る舞いだけは、昔やろうとして駄々滑りした記憶が蘇るのであいたたた…となりました。
最後に先生視点があるのもいいね。仮屋先生が最後にいきなり好みのタイプになってしまってときめいた。
面白かったです。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

一章一章、違う人物にスポットライトをあてているが、最後にはちゃんとそれがつながって後味の良い一本のストーリーになっておもしろかった。特に猪飼くんの話は私的に考えさせられたかなと思う。本当の主人公は琴子だが、それに関わってかわっていった登場人物たちではあるが、実際、琴子はきっかけにしかすぎなくて、結局人は自分自身で変わっていくものなのかなぁと柄にもなく考えたりもした。実際私も考えさせられました。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

今まで発行されてる汐見さん作品の中で一番最高な作品になりました。
主人公の性格については賛否あるかもしれません。でもこのタイトルのように好きに生きることができたら、どれだけ気分がスッキリするかと憧れを抱いてしまうし、先生だって色々抱えて生きてるんだなと心に響く作品でした。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

それぞれの個性と生まれ育った環境が違うクラスの仲間と、主人公の女の子の接しかたによる気持ちの変化を、文字を通して感じる事ができる作品です。学生生活を舞台にした作品は、昔を思い出す事ができ、また、自分とは違う登場人物になる事ができるので、独特の面白さがあります。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

「まあ、私は好きに生きるから、君たちも好きに生きたまえ」自由奔放で我が道を行く琴子。第3回「きみの物語が、誰かを変える。小説大賞」の【10代限定「きみの想いが誰かを変える」部門】に寄せられた投稿をもとに、汐見夏衛さんが書き下ろした作品です。同世代の悩みや葛藤がリアルに描かれています。共感性・爽快感・青春群像劇…。10代のリアルな声。気になる方はぜひどうぞ。

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2025年11月30日

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