汐見夏衛のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
自分から見て、人の光は自分にとって憧れの様な特別なことに見えても、その人からしたら特別なことではなく普通であり、当たり前であると言うこと。逆に、相手から見て、自分自身が普通で当たり前と感じていたことが、相手からすると光であり、憧れの様な特別なことであると言うこと。つまり「ないものねだり」だと言うことにスゥーっと素直な気持ちで共感できた。
この小説と出会い、真昼くんと影子のステキな物語に触れることで大切なことに改めて気付けた。手に取って読んでほんまに良かったと思った。今、落ち込んでる人にはぜひ手に取ってもらいたい。落ち込んだ時に、また手に取って読みたい。そう感じさせてくれる一冊。
最後に、こ -
-
-
Posted by ブクログ
「海に願いを、風に祈りを、そして君に誓いを」の続編だということで、気になって読んでみました。個人的には、こっちのお話の方が面白く感じました。家族からの愛情を感じられず、また他者からの悪意に傷つけられた少女、真波が、鳥浦に越してきて、この町で出会った母方の祖父母や漣という少年、前作にも登場していた優海という青年との交流を経て、心がどんどん明るく、そして大人へと成長していく姿が描かれています。自分のことで精一杯だった真波が、漣という他者のために人生で初めて奮闘できたところや、父親と和解できた病院でのシーンを読んで、真波がどんどん成長していっていることに感動を覚えた名シーンのように思い、とても印象に
-
-