汐見夏衛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
たくさんメディアに溢れてる現代で、
『あの人みたいに美人になれたら、
あの人みたいにもっとスタイルが良ければな』て自然と自分と他人を比べて自分を卑下したり、落胆したりすることが多いかもしれないけれど、
今ある幸せを大事にしたいな、と感じることの出来た物語でした。
最初読み進めた時は高校生の恋愛?ぽくて、(若…!!初々しい…)と少し懐かしいようなどきどきするような、むずがゆい気持ちにもなったのですが、結末が予想通りでした(ネタバレはしません♫)
平凡を生きる人生がいいのか、はたまた脚光を浴びる人気者としての人生がいいのか…!!
私も1日でいいから美人でテレビにでれるような人気者生活を過ごし -
Posted by ブクログ
まいったなぁ。面白かったよぉ。
14歳の娘が「まあまあ、面白い。パパ、読む?」と言って渡された本。
娘はライトノベルの恋愛どっぷりで、どっちかが死んじゃう系が好きだから、その先入観たっぷりで読み始めた。
途中までコミュ障気味(言葉がきつくてごめんなさい)の男女が徐々に惹かれあっていくので、上述の先入観で「で、どっちが死ぬねん?」なんて思いながら読み進めていたが、単純な好き好き大好きにならない。チューもしない。
それどころかラスト近くで、自分を変えようとするヒロインが父親に電話する場面で、2人の娘を持つ父親である私の目をウルウルさせてくれた。
ラストも刺さって、彼氏の方は小説家で、その創作の意 -
Posted by ブクログ
素敵だな、と純粋に思った。
真昼の浅瀬にただようみたいな、暖かい話でした!
これ中学生の時に買った本で、当時の私は本当に心の底から、誰にも構われたくないと思う真波の気持ちが分からなかった。母に評価されることが絶対で、私の世界の全てだったから、この本は1度読んでから二度開くことは無かったです。
でも最近色々な変化があって、もう内容も忘れていたこの本をこのタイミングで再読した自分本当に凄いなって思う。
10代って、とても大事な時期だと思います。私もだけどね、でも1度つまづいたらどう立ち上がっていいか分からないんです。
真波の心の移り変わりも、気持ちも、誰もが心当たりあるんじゃないかっておもいま -
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