あらすじ
――なんてきれいに空を跳ぶんだろう。高1の透子は、陸上部の彼方を見た瞬間、恋に落ちてしまう。けれど彼は、親友・遥の片思いの相手だった…。人付き合いが苦手な遠子にとって、遥は誰よりも大事な友達。誰にも告げぬままひっそりと彼への恋心を封印する。しかし偶然、彼方と席が隣になり仲良くなったのをきっかけに、遥との友情にヒビが入ってしまう。我慢するほど溢れていく彼方への想いは止まらなくて…。ヒ『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』第二弾、待望の文庫化!
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Posted by ブクログ
遥も、遠子もとても良い子だからはかなく辛い恋になってしまった。
でもこうやってちゃんと向き合って話し合える友達がいるということは本当に幸せだと思う。
彼方君がとても優しい子なのがまた良かった。
ハッピーエンドになってよかった。
久しぶりにキュンキュンした。
Posted by ブクログ
遠子を見ていると学生の頃の自分を思い出した。
イジメにあっていたこともある私。
作中に出てきた知らぬ間にライングループから外されていたことや、SNS上に悪口のようなことを書かれているのを見て、今の時代の恐ろしさを改めて疑似体験したような気がした。
香奈と奈々美は本当の友達とは言えないし、遥もそんな2人とつるんでいるのもどうかと思った。
色々な感情が渦巻く中で何が正しい選択なのかはわからないものがあるかもしれないけれど、親友なら困った時や悩んだ時、辛い時には支えてあげることが一番大事なのではないか?
ただ、これら作中のキャラクター達は高校生だというまだ子どもの括りの中にいるからこそ、頑張って立ちあがろうとしている雰囲気が上手に描かれていることに心打たれるものがあった。
何か1つ自分の中にこれを頑張りたい!と強く思えるものがあるのは、自分の心に強さを与えてくれるものだな、と改めて思った。
遠子の絵、彼方の棒高跳びのように。
Posted by ブクログ
親友と同じ人を好きになってしまい、友情を何より大切に考えるが「好き」の気持ちが溢れていく話です。
読めば読むほど、切ないしハラハラするし、自分だったら、、、ってすごく考えた1冊。
それでも色々あり、自分なりに答えを見つけて成長する姿も描かれていて胸を打つものがありました。
Posted by ブクログ
親友の好きな人を好きになってしまうのは
親友のことを大切に思うほど辛いと思う。
遠子にとって親友・遥は命の恩人で本当に大切だから
頑張って諦めようとするけど
好きな気持ちを抑えるのが難しくて。
でも遠子の葛藤を知らずに
クラスで一緒にいる友人2人は
遠子に遥のために動くように誘導し
時には酷い言葉や態度を取って
遠子を追い込んでいこうとする。
客観的に見たら
そんな友達必要ないんじゃない?
距離を取った方が良いんじゃない?
って思うけど
遠子にとって遥は大切な親友だから
離れられないという気持ちも分かる。
進学とか社会人になったりとかで
世界が広がった今だから
自分から距離をおくという選択ができるけど
高校生とか世界が広がる途中だから
今見えている世界が全てに感じるから
思春期の選択って難しいんだろうなぁ。
匿名
辛い過去を持つ主人公が、恩人でとても大切な友人と同じ人を好きになって葛藤する様子がすごく共感できるところもたくさんあって、すごくよかったです。
Posted by ブクログ
恋愛小説。親友と同じ人を好きになってしまうという話。汐見夏衛さんのすごいところはよくある話なのに感情移入して読める作品が多数あるところ。この本もそんなお話しです。控えめに言ってこれは最高だった。
Posted by ブクログ
自分もこの前付き合っていた人に“別の人が好きになった”と言われ別れたばかりなのですごく感情移入してしまい、泣きそうになりました。
三角関係の女子特有の嫉妬心などすごく考えられるものが多かったです。
素直な気持ちになれました!
Posted by ブクログ
もうとにかく苦しい。
人を好きになるのはこんなにも苦しいのか。
好きな人を好きでいるには周りの人間関係も影響を受ける。狭い世界の学生時代はより影響してしまう。
友情をとるか愛情をとるか。
この本で味わえる気持ちを経験した人も多いんじゃないかなと思った。
Posted by ブクログ
今まで読んだ恋愛小説の中で1番ときめいたかもしれない。最初から最後までキュンキュンしてしまった。思春期の中である女子同士の会話があるあるで、恋愛のあーあるなという葛藤が描かれていて、最後まで楽しく読むことができた。人を好きになるということは、相手を思う気持ちやふたりだけの思い出を丁寧に大切に積み重ねていくことなんだというフレーズは名言だと思う。
Posted by ブクログ
胸が苦しくなりました。
恋がしたくなる、大切な人に感謝と愛をたくさん伝えたくなるような小説です。
恋愛小説ですが友情も描かれていてとても美しい小説でした。
Posted by ブクログ
前作では病気のこともあり、少し自分とは離れた話のように感じたが、今作は他愛もない高校生の話で入り込みやすかった。
友情と恋愛で悩む遠子ちゃんの悩みが高校生では有り得る話だな、と思った。
Posted by ブクログ
いじめのシーンはとても苦しくなる。けど苦しいだけで終わらないように必ず彼方くんのまっすぐさにメンタルケアされるくらい素敵。
心の1ミリの繊細な動きも全部文字にされていて、すべてに感情移入。女子特有の友達のいざこざも俯瞰で見ると、もっと大事なこと沢山あるのにと気付かされました。とても響くものがある名作!
Posted by ブクログ
恋愛と友情の話。
爽やか、爽やかすぎるよ彼方くん!これは好きになっちゃうよ!
名前呼びの件とか、最後のマットの上での会話とか、胸キュンすぎた…。
こんな青春送りたかったー…!←
Posted by ブクログ
胸が苦しかった。きゅんとくる場面ももちろんあるんだけど、露骨なイジメのシーンがリアルで、読んでてつらくなった。お話しはホントにいい形に落ち着いて安心したけど…。
あんなに強くなれるのはうらやましいな。
Posted by ブクログ
すごく良かった!3部作の中で一番最後に読んだけど、この作品が一番好きだった。女子の面倒くささはめちゃくちゃ分かるし、遠子も遥も等身大の女の子として描かれているので感情移入しやすい。高校生という多感な時期の友情や夢や恋が、瑞々しくそして苦しいくらいにリアリティを持って描かれていて、久しぶりに本読んで涙出ました。3部作の全てを読むと、いろんな角度からより深く作品を楽しめるのでオススメ。遠子と彼方君は微笑ましくてお似合いのカップル!
Posted by ブクログ
恋愛と友情に揺れる女子高生の物語。
一目惚れした男の子は親友の片思いの相手だった。大切な親友の気持ちを知って、彼への想いを絶とうと決意するが・・・
次女おすすめの一冊。自分からは手を出さないであろう作品。他薦書は読書の幅を広げてくれます。
ありそうでなさそう、なさそうでありそうな定番の設定ですが、同じ男の子を好きだと言い出せない主人公の戸惑い、悩みが女子高生目線で描かれていて、思春期の初々しさ、幼さを感じながらもどこか新鮮な気持ちで読めました。
こういう悩みにすぐに答えを出して、悩まなく(悩めなく)なった現在の自分に気づき、大人になってしまったなとつくづく思います。