真夜中の底で君を待つ

真夜中の底で君を待つ

617円 (税込)

3pt

家族や友達といるより、喫茶店のアルバイトが好きな17歳の更紗。アイスコーヒーだけで閉店まで粘る常連客の「黒縁さん」。おしゃべりが苦手な二人が、店以外で偶然出会ったのは夜の公園だった。お互いの連絡先も知らないまま始まった特別な時間は、胸に秘めた過去の痛みを解きほぐしていく。愛に飢えた彼女と愛を諦めた彼が織り成す成長の物語。

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真夜中の底で君を待つ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ずっと真夜中の底にいるような心情だった2人が、お互いの言葉の力によって立ち直り一歩踏み出せる様子が素敵な描写で書かれており、勇気をもらえる1冊でした。

    0
    2024年08月26日

    Posted by ブクログ

    2023/11/26
    普段から自分の思いを言葉にして伝えることをせずに生きてきた高校生の更紗と、バイト先によく来る社会人の仁科さんを中心とした話。
    「自分の思いや考えは言葉にして伝えた方がいい」
    というこの一言に尽きる、とても読みやすい小説です。
    言葉にしないで、自分で飲み込んでしまったり拡大解釈し

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    言葉の力と人の優しさを感じられた1冊。
    汐見さんの作品は改めてとても読みやすい。

    2人が成長していく様子がとても良く、あたたかみのあるストーリーだった。
    よくある恋愛小説かと思ったらそうではなくそれが逆に心地よかった。
    最後の終わり方が 仁科さんが彼女のしあわせを願うもので読み終えてしあわせな気分

    0
    2023年08月16日

    購入済み

    真夜中の底で君を待つ

    この小説を読んで、たくさんの言葉を知りたいと思いました。言葉の力に気付きました。読めて良かったです。

    0
    2022年12月29日

    Posted by ブクログ

    辛かった頃の自分にかけてあげたい言葉がいっぱいでした。温かくて優しくて、何度も泣いてしまいました。私も言葉で誰かの悩みを軽くできたらいいなと思いました。

    0
    2022年07月08日

    Posted by ブクログ

    汐見夏衛さんの小説は、文章がスラスラ読めて言葉がスっと入ってくるのでとても好きです。
    読む前は恋愛小説かなと思っていたけど違いました。

    あらすじ
    家族や友達といるより、喫茶店のアルバイトが好きな17歳の更紗。アイスコーヒーだけで閉店まで粘る常連客の「黒縁さん」。おしゃべりが苦手な二人が、店以外で偶

    0
    2022年05月30日

    Posted by ブクログ

    ガラスみたいに繊細で儚い心を持つ更紗と、哀愁漂う仁科さん、二人の感情が痛いほどよく見えたお話でした。
    とにかく、仁科さんが使う言葉とその人としての暖かさに胸が温かくなりました。これほどまでに大人な人が一体何人いるだろう、、

    でもそういう人ほど、人よりたくさん傷ついていて、辛い過去を乗り越えてきたか

    1
    2022年09月12日

    Posted by ブクログ

    『これから彼女が歩む道が明るい光に満ちたものであり続けることだけを、僕は祈ろう』最後の終わり方がとても好きだった。昔会ったことあったんだな。彼は途中から気づいていて、公園に会いに行ってたのかと思うと心があたたかくなった。

    1
    2021年12月14日

    Posted by ブクログ

    まいったなぁ。面白かったよぉ。

    14歳の娘が「まあまあ、面白い。パパ、読む?」と言って渡された本。
    娘はライトノベルの恋愛どっぷりで、どっちかが死んじゃう系が好きだから、その先入観たっぷりで読み始めた。
    途中までコミュ障気味(言葉がきつくてごめんなさい)の男女が徐々に惹かれあっていくので、上述の先

    0
    2024年10月09日

    Posted by ブクログ

    昨今の「泣かせればいいんでしょ?」のような内容とは違って、自分が求めていた静かで落ち着いて?読める話でした。あと、「言の葉の庭」に近いものを感じました。
    言葉にして伝えないと気持ちは伝わらないことを再認識させられます。しかし、作中にある通り「言葉」は聞き手の捉え方によって武器にも盾にも鎧にもなってし

    0
    2024年06月13日

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