汐見夏衛のレビュー一覧

  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    ネタバレ

     戦時中の日本にタイムスリップしてしまった少女の物語、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編小説です。

     主人公は夏休み前に転校することになった中学2年の男子中学生。彼は学校で出会った、どこか不思議な雰囲気を纏った同級生の少女に段々と心惹かれていく。彼女は昔から何度も夢に出てきた百合の丘に佇む少女に似ていると感じていたが、いざ告白と意気込んだ矢先、彼女から衝撃的な打ち明け話を聞くことに。75年前の戦争中の日本へのタイムスリップ、そこで出会った人の話、もう二度と会えない人との恋、そして――その恋の相手の生まれ変わりが彼自身であること。彼と百合の想いは交差してすれ違っていく。

     前作

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    2025年09月24日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    続編を購入したので再読。
    今の平和な世の中は、当時の若者達の苦しみと悲しみと犠牲の上に築かれたものなのだと改めて感じます。自分の意志とは無関係に死ぬことを強要された若者達がいたとゆう事実を風化させないとゆう思いが込められたこの小説は素晴らしい。続編は現代の話になると思うけど楽しみです。

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    2025年09月21日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

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    ネタバレ

    めっちゃネタバレするよ




    ちなみにこの本は初めて本で泣いた
    今思い出すだけでも泣いちゃう
    と凪沙が逝ってしまうのがしぬほどかなしい
    優海が最後の方で悔しいって思ってるのを見てこっちまで泣けてきて号泣しちゃった笑
    最初の文最後を読むと意味がわかってまた泣けてしまう
    (長文しつれい)

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    2025年09月19日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    【あの花の咲く丘で僕とまた出会ったら。】の続編。主人公が男の子に変わって、その男の子が前の話で無くなったヒーローの生まれ変わりとか。ほんとに面白い考え方したと思う。前の話の主人公の女の子が戦争に詳しくなってて、自分から戦争を話す事とか増えててほんとにビックリした。ほんとに泣く。

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    2025年09月19日
  • 雨上がり、君が映す空はきっと美しい

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    主人公の名前からして可愛い。
    思った以上に恋愛に興味無いヒーローで、ずっとカメラを持ってるのが印象的。お母さんに反対されつつ、自分の気持ちを優先して行動できる力を持ってる主人公。かっこいいし、泣く場面は少ないかもだけど共感できるところが多い。今時代の高校生を思って書いた小説かな。

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    2025年09月19日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    ファンタジーだけど考えさせられる作品。
    戦争があったから今の平和があることを改めて考えて、幸せを感じていきたい

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    2025年09月18日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

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    単独で読んでも余り感情移入出来ないと思いますが、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を読んでからか映画を見てから読んだら凄くそれぞれの気持ちがよく分かると思います。更に、「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」を読んでからだともっと良く分かると思います。凄く良かった!
    プーチンと金正恩に読ませたい!

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    2025年09月16日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    前編となる「あの花の〜」は映画で観たのだが、本作はそれでも十分読むことができます。
    本作も現在の平和を噛み締め、自分の希望が叶えられるありがたい世だと、しみじみ感じ、終戦記念日の近いこの時期だと、特に強く思えました。
    ストーリー自体はとてもピュアな、青春ラブストーリーと言えばいいでしょうか。
    作中にでる「恩送り」と言う言葉は、当作には欠かせないキーワードだと思います。とても素敵な言葉だと思いましたし、今後の自分自身にとって大切な言葉にしたいと思いました。

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    2025年09月10日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    ネタバレ

    描写が大好きすぎる。
    透明な気持ちで読んでました。
    こっちまでドキドキしました。
    でも青磁最後までムカつく!!謝れって思っちゃった
    でもそういうところが良い人なのかな???

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    2025年09月09日
  • あの夏のキミを探して

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    映画化された『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の著者・汐見夏衛さんの最新作。

    文字も大きく、分かりやすい言葉で描かれているので小学生でも手に取りやすいと思う。

    主人公は、ある事がきっかけで学校へ行けなくなった中1の陽和。
    夏休みに訪れた祖父母の家の裏山で、キミちゃんと言う名前の不思議な少女と出逢う。

    キミちゃんと言葉を交わすたびに感じる違和感。

    80年前の戦時中を生きていたキミちゃんとの出逢いが、陽和の心に大きな変化をもたらす。

    生きている事は当たり前ではない。
    戦後80年の今こそ、子供たちに読んで欲しい一冊。

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    2025年09月02日
  • ないものねだりの君に光の花束を

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    キラキラしたアイドル芸能人の真昼とごく普通の女子高生の影子が最初は対比的に描かれるけど、図書委員で繋がる事から芸能人の苦労や内なる思い、イケメン人気者、性格も良くてスポーツ万能の真昼にも人間らしい表と裏や意外にも普通な感じがバレた事により影子は親近感を感じドンドン惹かれていく。

    真昼も自分にはない謙虚なところや意外におしゃべりなところや口の悪さなど、お互いない物を内面に持ち合わせるところから真昼も影子に興味津々。

    真昼から見た影子の魅力にお互い恋と少し違うけど惹かれ合う。

    タイトル通りないものねだりでお互いに惹かれ合う。そして真昼の暗い過去にも影子の父が絡んでいることを知りまたまた運命的

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    2025年09月02日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    前作からの続編…やっぱり気になり読んでみた

    前作の彰が涼として現代に転生する話。

    前作で描かれていた、百合の丘や星空、飛行機、誰かわからない女の子が夢として登場する。
    そんな時、現代に戻った百合と出会う。

    いろんな思いから、すれ違いになってしまったけど
    最後は思いが通じて良かった!

    今、思えば前作で百合が防空壕で一夜を過ごした時
    70年前の出来事は実際に経験した夢。涼と同じで百合も戦争のない、平和な時代に転生し、再び再会して二人の願いが叶ったのではないかと思いました。
    考え過ぎでしょうか…

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    2025年08月30日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    「夜更けに会いたくなる人は、体で恋うるだけのただの欲望の対象。夜明けに会いたくなる人は、心で愛している永遠の恋人よ。」

    素敵な言葉。

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    2025年08月30日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    初めてこんなに泣きました。
    周りの友達がおすすめしてくれて読みました。本当に泣けました。泣きすぎたくらいです。寝る前に読むのは間違いでしたね、笑
    元々涙脆いですが今回は呼吸がままならないほど泣きました。映画も見に行って声が出そうになるくらい泣きました。本当に傑作だと思います。

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    2025年08月28日
  • あの夏のキミを探して

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    「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」を書いた人と同じだったから読んでみた
    やっぱり「あたりまえの生活」とはなにか考えさせられる本、
    これを読んで自分は友達を大切にしようと思ったかも(?)

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    2025年08月26日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    戦争を体験をしていない百合はその時代に行き、
    戦争の怖さを肌で感じ、自分自身が変わっていく。夢を持っても諦めたり、国のため、自分の意志と違う、死ぬ事を強要され、不条理な時代。
    大切な人に出会えても叶わない。
    戦争について今一度考えるきっかけになりました。
    戦中、戦後の苦労して諦めずに来たからこそ、今があるのだと思う。自分達はその恩恵を受けている事を決して忘れてはいけない。
    今ある幸せを大切に。自分に何が出来るか、この事実を受け継がれていく事が大切と感じた作品でした。

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    2025年08月24日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    ネタバレ

    現実世界に戻って来れた百合と彰の生まれ変わり涼がまたもや恋をする物語。
    初めて合ったのに懐かしい感じ。
    自分が感動したのが、涼が彰の分と自分の分まで愛していいって言うところです。
    自分も驚きました。涼は百合に対して彰しか見てないかもしれないのに、そこまで言ってくれるのは感動しました。

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    2025年08月14日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

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    映画を観てそれから特攻隊資料館にいきました。
    そこには若くして征った方々の写真や遺品や手紙がありました。たぶん映画を観てなかったらさほど興味もわかなかったのではないだろうか。映画やこの本を通じてその方々の想いを少しでも感じることができたような気がします。

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    2025年07月26日
  • さよならごはんを今夜も君と

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    短時間で気軽に読める。様々な悩みごとや人間関係のもつれが、おいしい食べ物で解決していくというのは素敵。

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    2025年07月23日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

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    ネタバレ

    小4娘オススメ
    自分の死ぬ日がわかってたら…?
    恋人に対する、母親のような深く優しい愛情。男の子の優しさと強さに感動する。
    大人で、本を読みなれてる私ははじめのうちから、伏線に気づいてしまってたけど、それだけ思わせぶりな伏線が多く、読み返しも楽しいかも!

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    2025年07月16日