汐見夏衛のレビュー一覧

  • たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ

    Posted by ブクログ

    導入部にて描かれる日常の喧騒はなくてもいいのでは、と思えた。SNSの書き込みに高校生の無邪気な会話、背景としてサラリと描いてしまっても別に問題はなかったように思える。
    中盤から物語はぐっと面白さを増してくる。
    自殺というのは難しい問題である。何故、それを選んだのか。止める事は出来たのか、出来なかったのか。
    物語の中で彼らが選んだ事も世間的に見て一つの答えではある。この選択が個人的にはとても意外だった。だが、愚者たちが感情に任せて何も考えず叫び、それがあたかも真実であるかのようになった世界で本書はきっちり、はっきりと意志を見せてくる。
    その一言が、とても好きである。

    0
    2025年05月20日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

    Posted by ブクログ

    最初のドキッとした体験を最後にはほのぼの甘酸っぱい青春に変えてくれる物語。どのキャラクターもイキイキしていて読んでいて楽しかった。

    0
    2025年05月15日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

    Posted by ブクログ

    マスク依存症がテーマの一つですが、驚いたのはコロナ前に執筆されている点です。当時そんな単語すらワタシは知りませんでした。慧眼というか、期せずして作品の位置付けが変わった後に読むことができ幸運でした。

    読んでいて思い浮かんだのは『嫌われる勇気』、そしてミセスさんの『ダーリン』の歌詞。というかダーリンは確信犯では…?というくらいに素材が散りばめられています。
    まぁ、飲み屋でモテてやろうという邪な企みから覚えた知識をひけらかしているわけですが。
    と思ったら待て待て、ダーリンは2025年リリース。まさか…これは本当に慧眼では!

    こんな(ダメダメ)オジサンがAudibleおすすめのまま予備知識なしで

    0
    2025年05月14日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」を読んだ時に「百合は現代で生きることに悲しくなるんじゃないか」と気になっていた。その百合の現代での続きの話

    あとがきに作者が「百合のその後が気になって」みたいな事を書いていて、まさに気にしていた物語を作者が書いてくれる幸せを感じた

    0
    2025年05月14日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

    Posted by ブクログ

    中学生になった娘に薦められた。これは読んでみないとと思い一気読み。初々しく、とても好感できる内容でした。
    んー青春ですね、はるか昔の、でもまた味わいたい何とも言えない感覚。初めての経験が故、暴走してしまう感情やうまく言葉にできず、対応できない自分がもどかしかったり。
    もう一度言いますが、青春です。
    自分では選ばないであろう本を読むのもまた良いですね。
    みなさん素敵な青春時代を過ごしてください!

    0
    2025年05月11日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    記憶はないせど、前世で見た景色を夢に見る涼。前作の彰の生まれ変わりの男の子がメインですが、
    ラストは21歳になる年に、涼と百合が再会し、いきなり百合目線になります。その場所でであったひょうきんな夫を暖かくみまもる妻の夫婦が千代と石丸さんだとか野球加藤さんの生まれ変わり説が、Anotherで生かされていたら良かったのに。Anotherを先にみてしまった為、とっても残念だった。
    百合と涼は、結局涼が自分の中の彰も愛していいし、自分も愛していいって話になり、なんだか微妙に納得いかなかった。そもそもひと目見ただけでわかるぐらいそっくりという設定とか、
    記憶が戻るとかそんぐらいあっても良かったなー。

    0
    2025年05月05日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    primereadingにて。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 』の続編。百合のその後とあの人の生まれ変わり?の恋愛小説。

    0
    2025年05月03日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

    Posted by ブクログ

    同名映画原作。

    大戦末期にタイムリープした女子中学生が出撃を控えた特攻隊員と運命の出会いをする。

    ベタな設定と展開だが、戦争の不毛さや大戦中の若者たちの覚悟や雰囲気を追体験できる良いテキスト。
    特攻平和会館を訪れる若者は実際に増えているらしい。

    ラノベ版「永遠のゼロ」か。

    0
    2025年04月04日
  • さよならごはんを明日も君と

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「母のお菓子を嫌な気持ちで食べてた自分が、すごく嫌だったから、今は本当に毎日幸せです」凌真くんがぽつりと言った言葉が、とても心に残った。

    どうしてみんな、私も含めて、朝日さんと話すと元気になれるのか、分かった気がした。朝日さんは、誰に対しても、真正面からありのままを肯定する。

    「解決したいままでも、自分の人生を歩めていたら、前向きに歩めていたら、それだけでいいんでしょう」

    0
    2025年03月23日
  • だから私は、明日のきみを描く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    彼方くんが爽やかで、努力家で、優しくて、理想の男子像でしかない!同じ学校にいたら、きっと目で追っちゃうし、好きにならざるを得ないんだろうな…。
    「好き」っていう気持ちを消そうと苦しむ姿は、共感でしかなかった。
    遠子と遥が仲直りをする場面は、気づいたら自分の経験と重ね合わせていて、うるっときた。
    恋愛と友情両方の難しさを実感できる1冊。

    0
    2025年03月04日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく~Another Stories~

    Posted by ブクログ

    夜が明けたら、いちばんに君に空いにいく
    アナザーストーリー。

    サラッとしていて読みやすく、よかった。
    茜と青磁をまた感じることができて嬉しかった。

    小学生くらいの時に嫌な女の子、性格悪い子、いたよなあ(笑)
    私にはあまり身近では無かった気がするけど、今思うと思春期の女子って面倒くさいし面白い。

    0
    2025年02月13日
  • さよならごはんを今夜も君と

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神谷小春
    高校受験で志望校に落ちた。一年生から塾に通っている。何を食べてもおいしいと思えない。食べ物の味が分からなくなった。陸上部を辞め、塾も休み、朝日の店でバイトを始める。

    田辺
    若い女性の英語講師。

    秋奈
    姉。幼いころから優秀。

    朝日
    学生はワンコインで食べられるお夜食処あさひの店主。

    青木若葉
    物心ついたころからずっと、太っている。

    小林りりか
    若葉の隣の席。

    結衣
    若葉とクラスでいちばん仲良し。

    早川
    若葉と同じクラス。野球部のキャプテン。

    若葉の母
    看護師。

    凌真
    オーガニック料理だけで育った。

    凌真の母

    陽太
    凌真と同じマンションに住み同じ小学校に通っている同

    0
    2025年02月12日
  • 真夜中の底で君を待つ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    白川更紗
    小学生から父とふたり暮らし。喫茶店『珈琲カナリア』でアルバイトをしている。

    中野
    クラス担任。

    三尾
    『珈琲カナリア』で大学生のころからバイトして、そのまま正社員として就職し、三年前から店長をしている女性。

    北岡
    男子大学生。『珈琲カナリア』のバイト。

    黒縁さん
    仁科。『珈琲カナリア』にいつも夕方に来店して、駅前通りに面した窓際のカウンターの端っこに座る若い男。

    花村
    『珈琲カナリア』に新しく入った女子大生のバイト。

    安井
    クラスメイトの男子。

    竹田
    クラス委員。

    加藤
    クラスメイトの女子。

    山口
    現代文の先生。

    コンビニの店員

    更紗の父

    0
    2025年02月11日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

    Posted by ブクログ

    おすすめ度 ★★★☆☆
    切ない度 ★★★★☆

    前編を見ずに後編を読んでしまったが
    短編やけど、繋がってて読みやすく
    戦争中の恋愛話がなんとも切なかった。
    決して幸せとは言えへん人生やけど
    ただただ普通に過ごせてるだけで幸せやねんなと感じた

    0
    2025年01月26日
  • 青に沈む君にこの光を

    Posted by ブクログ

    やっぱり最後の汐見さんのやつが1番良かった。その後どうなったのか気になる。
    他のはちょっとイマイチかなー。

    0
    2025年01月25日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

    Posted by ブクログ

    元となる作品も、映画も見ていないのに、スピンオフ短編集から読んでしまったのですが、十分に楽しめました。

    生まれた時代、場所が違うだけで、当たり前は変わってしまう。
    今がどれだけ恵まれていて、幸せなのか、自分自身が一番わかっていない。
    ちゃんとそれに気づいて、感謝を忘れないこと。
    平和な世界のために、一人の力を侮らないこと。
    そうやって一人一人が生きていければ、もっと生きやすい世の中になっていくはず。

    0
    2025年01月20日
  • ないものねだりの君に光の花束を

    Posted by ブクログ

    自分の思ってる普通は 他の人から見たら特別で お互い自分の置かれてる立場って
    当の本人にしか分からない苦しみや辛やさ、逆に喜びや幸せもあるもので……。

    人生も半分くらいにさしかかる年になればなるほど、周りを羨み、妬み、ひがみ、自分が惨めになってしまうような試練にぶつかるけど
    誰か友人でも恋人でも子供でも そばにいてくれたら頑張れるよねー。

    0
    2025年01月07日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

    Posted by ブクログ

    できるなら、戦争はしない方がいい。それは当然分かっている。ただ、「手段」の一つとしてある以上はその手段を使う人間が出てくるのは止められない。
    だから、今の「奇跡的な」当たり前の日常を大切にしたいと思う。当たり前すぎて、意識しないと淡々と流れてしまうかもしれないけど・・・。

    0
    2025年01月03日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

    Posted by ブクログ

    映画がすごく好きで2回観た後に、ついに小説を読むことができた。
    映画と小説ではかなり話の内容は違っているが、映画のるっくんを常に思い浮かべて読むことができて幸せだった。きゅんきゅん、にやにやした。

    青磁と茜の恋物語。

    もう一回映画を観たい。いや、もう何回でも映画を観たい。
    それから、アナザーストーリーもあるみたいなので早く読みたい。

    0
    2024年12月26日
  • 臆病な僕らは今日も震えながら

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中盤まで物語が全く動かなかったから、あまり楽しくなかった。後半はいっきに真相が見えてきて、命がつながっているということ、その尊さを考えさせられた。奇跡ってあるのかななんて考えたりもした作品だった。

    0
    2024年12月26日