汐見夏衛のレビュー一覧

  • だから私は、明日のきみを描く

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    彼方くんが爽やかで、努力家で、優しくて、理想の男子像でしかない!同じ学校にいたら、きっと目で追っちゃうし、好きにならざるを得ないんだろうな…。
    「好き」っていう気持ちを消そうと苦しむ姿は、共感でしかなかった。
    遠子と遥が仲直りをする場面は、気づいたら自分の経験と重ね合わせていて、うるっときた。
    恋愛と友情両方の難しさを実感できる1冊。

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    2025年03月04日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく~Another Stories~

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    夜が明けたら、いちばんに君に空いにいく
    アナザーストーリー。

    サラッとしていて読みやすく、よかった。
    茜と青磁をまた感じることができて嬉しかった。

    小学生くらいの時に嫌な女の子、性格悪い子、いたよなあ(笑)
    私にはあまり身近では無かった気がするけど、今思うと思春期の女子って面倒くさいし面白い。

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    2025年02月13日
  • さよならごはんを今夜も君と

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    神谷小春
    高校受験で志望校に落ちた。一年生から塾に通っている。何を食べてもおいしいと思えない。食べ物の味が分からなくなった。陸上部を辞め、塾も休み、朝日の店でバイトを始める。

    田辺
    若い女性の英語講師。

    秋奈
    姉。幼いころから優秀。

    朝日
    学生はワンコインで食べられるお夜食処あさひの店主。

    青木若葉
    物心ついたころからずっと、太っている。

    小林りりか
    若葉の隣の席。

    結衣
    若葉とクラスでいちばん仲良し。

    早川
    若葉と同じクラス。野球部のキャプテン。

    若葉の母
    看護師。

    凌真
    オーガニック料理だけで育った。

    凌真の母

    陽太
    凌真と同じマンションに住み同じ小学校に通っている同

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    2025年02月12日
  • 真夜中の底で君を待つ

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    白川更紗
    小学生から父とふたり暮らし。喫茶店『珈琲カナリア』でアルバイトをしている。

    中野
    クラス担任。

    三尾
    『珈琲カナリア』で大学生のころからバイトして、そのまま正社員として就職し、三年前から店長をしている女性。

    北岡
    男子大学生。『珈琲カナリア』のバイト。

    黒縁さん
    仁科。『珈琲カナリア』にいつも夕方に来店して、駅前通りに面した窓際のカウンターの端っこに座る若い男。

    花村
    『珈琲カナリア』に新しく入った女子大生のバイト。

    安井
    クラスメイトの男子。

    竹田
    クラス委員。

    加藤
    クラスメイトの女子。

    山口
    現代文の先生。

    コンビニの店員

    更紗の父

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    2025年02月11日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

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    おすすめ度 ★★★☆☆
    切ない度 ★★★★☆

    前編を見ずに後編を読んでしまったが
    短編やけど、繋がってて読みやすく
    戦争中の恋愛話がなんとも切なかった。
    決して幸せとは言えへん人生やけど
    ただただ普通に過ごせてるだけで幸せやねんなと感じた

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    2025年01月26日
  • 青に沈む君にこの光を

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    やっぱり最後の汐見さんのやつが1番良かった。その後どうなったのか気になる。
    他のはちょっとイマイチかなー。

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    2025年01月25日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

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    元となる作品も、映画も見ていないのに、スピンオフ短編集から読んでしまったのですが、十分に楽しめました。

    生まれた時代、場所が違うだけで、当たり前は変わってしまう。
    今がどれだけ恵まれていて、幸せなのか、自分自身が一番わかっていない。
    ちゃんとそれに気づいて、感謝を忘れないこと。
    平和な世界のために、一人の力を侮らないこと。
    そうやって一人一人が生きていければ、もっと生きやすい世の中になっていくはず。

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    2025年01月20日
  • ないものねだりの君に光の花束を

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    自分の思ってる普通は 他の人から見たら特別で お互い自分の置かれてる立場って
    当の本人にしか分からない苦しみや辛やさ、逆に喜びや幸せもあるもので……。

    人生も半分くらいにさしかかる年になればなるほど、周りを羨み、妬み、ひがみ、自分が惨めになってしまうような試練にぶつかるけど
    誰か友人でも恋人でも子供でも そばにいてくれたら頑張れるよねー。

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    2025年01月07日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

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    できるなら、戦争はしない方がいい。それは当然分かっている。ただ、「手段」の一つとしてある以上はその手段を使う人間が出てくるのは止められない。
    だから、今の「奇跡的な」当たり前の日常を大切にしたいと思う。当たり前すぎて、意識しないと淡々と流れてしまうかもしれないけど・・・。

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    2025年01月03日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    映画がすごく好きで2回観た後に、ついに小説を読むことができた。
    映画と小説ではかなり話の内容は違っているが、映画のるっくんを常に思い浮かべて読むことができて幸せだった。きゅんきゅん、にやにやした。

    青磁と茜の恋物語。

    もう一回映画を観たい。いや、もう何回でも映画を観たい。
    それから、アナザーストーリーもあるみたいなので早く読みたい。

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    2024年12月26日
  • 臆病な僕らは今日も震えながら

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    中盤まで物語が全く動かなかったから、あまり楽しくなかった。後半はいっきに真相が見えてきて、命がつながっているということ、その尊さを考えさせられた。奇跡ってあるのかななんて考えたりもした作品だった。

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    2024年12月26日
  • さよならごはんを明日も君と

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    前作からの小春の成長と、朝日さんの過去について読めて面白かった。会食恐怖症は初めて聞いたけど、もしかしたら身近にいるかもしれないと思うと、周りを気にすることの重大さに気付かされた。小春も朝日さんも周りをよく見てる人だなっていう印象。あたしもこの夜食屋行きたい。あったかい物語でした。

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    2024年12月10日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    面白かった!
    主人公の苦しみがとても丁寧にリアルに描写されていて、辛かったー!
    登場人物二人ともに魅力を感じられて、感情移入しやすかったから、楽しく読めた
    ハラハラする展開も挟みつつ、かといってイライラしない話で、とても面白かった
    続編があるとのことなので、読んでみたい

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    2024年12月02日
  • たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ

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    周囲からどう見られるかは関係ない。そうだ、関係ないのに、私は関係ないことばかり気にして、今いちばん大事なことをないがしろにしそうになっていた。

    こじつけようと思えば、いくらでもこじつけられる。でも、どれかひとつを選んで、これが決定的な理由だとは断言できない。窒息するほどてはないけれど常に呼吸がしづらくて、息苦しい。ある日ふいに、生きているのが馬鹿らしくなった。些細な、死ぬほどのことではない悩みや葛藤が少しづつ心の奥底に沈殿して、堆積して、突然、許容量を超えた。

    「小指って、たしかに他の指よりも使う機会は少ないし、特に親指とか人差し指に比べると頼りなく見えて、目立たないから、なくたって困らな

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    2024年11月02日
  • 真夜中の底で君を待つ

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    言葉や文字で表現することの大切さに改めて気付かされた。
    汐見先生の本は文章が読みやすいから好き。すらすら文章が頭に入ってくるから、また次の本が読みたくなる。

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    2024年10月26日
  • ないものねだりの君に光の花束を

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    青春を感じた。
    要は人生 ないものねだりって事を伝えたいのかなと思った。
    伏線なあってそーゆーのあると面白くてどんどん読み進めてしまった。
    このストーリーのような事が実際にあったら
    すごい思い出に残る学生生活だろうな〜と
    自分の記憶と比べてしまったし
    羨ましい限り!

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    2024年09月20日
  • 君の傷痕が知りたい

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    似た系統のテーマの話が3話もあるんだけど、そういう縛りがあったのかな?そして、けんごさんの文中のいまが平仮名でサイドラインが引いてある理由がわからなくて辛いんです、誰か教えてください(笑)

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    2024年09月11日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

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    「あの花が…」の登場人物の想いがまっすぐに伝わってきて、胸が締め付けられるようだった。
    当たり前と思っている毎日は当たり前じゃない。
    このシリーズを読むと、その事を思い知らされる。
    いつか知覧にも行ってみたいなと思う。

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    2024年09月03日
  • 真夜中の底で君を待つ

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    普段読まない本だろうなと手にしたら何か吸い込まれるような装丁だった
    物語は深い話でもなく、過剰に悲劇のヒロイン要素が多いように思えた(狙いの対象年齢じゃないと分かって読み始めてる)だから10代向け?を感じてしまった
    けれど言葉が詰まって出てこない場面や夜ひとりの場面は刺さるものがあったし、ラストは優しさと優しさの素敵な物語だったなと

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    2024年09月01日
  • さよならごはんを明日も君と

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    人は皆、見た目は普通に生きているように見えるけど、不安や悲しみ、心の空洞を見せなように生きている。それを吐き出しても、全てを受け入れ認めてくれる場所や人の存在。それが1つでもあると心の空洞は少しずつ埋まっていく。温かみのある物語。

    個人的に好きな文
    この程度の頑張りでは足りない、もっと頑張っている人がいるのだからこの程度で自分を褒めてはいけない、自分を甘やかしてはいけない。そんな考え方は、他人にももっと頑張れ、もっと上を見ろと強要することでもあるのだ。

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    2024年08月20日