汐見夏衛のレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ[初投稿]
パッケージに引かれ、スマホが普及し活字離れが多く見られるこの現代に久しぶりに読んで見た。フラッと入った本屋さんでふと目についたからだ。正直に言うとこの小説家さんのことは知らなかった。何気なく読んで見ただけなのに、読み進めていくうちにどんどん面白くなっていった。元々眠くなる体質ではないけれど、ハマっているゲームもあり小説から少し距離をとっていたのだ。そして終盤になると泣いてしまった(電車の中で)笑。本で泣いたのは初めてだった。
※ここから少し内容に入るので自己責任でどうぞ
光夏はいじめられていたのに、自分はいじめられてなんかないと思い込ませて過ごしていた。自分もいじめられていたこと -
Posted by ブクログ
みんな、重荷を背負っているのかもしれない。
でもきっと、人それぞれ、色も形もちがうから、他人の荷物には気づきにくい。
重荷を背負ってるのは、自分だけじゃない。
手ぶらで軽やかに歩いているように見える人でも、目に見えない重荷を背負っているかもしれない。
それを忘れずに、相手を思いやれる人が、優しい人のんだろう、と思った。
このままの自分じゃだめだ。
変わらなきゃ。
自分の可能性を、自分の限界を、自分で決めるのは、とても楽だ。
限界を決めてしまえば、それ以上は頑張らなくてもよくなるから。
高いハードルに挑戦しなくてよくなるから。
ときには、自分の心や身体や未来を守るために、そうやって限界を見定め -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ話題の作品ともあって、映画公開の記念に読んでみることにした。
確かに、中学2年生という若さで大切な人がなくなる悲しみを知った百合が今後どのように生きていくのか、前作の最後もなにか匂わせる形で終わっていたから気になっていた。
大切な人を失った悲しみがよくわかる百合にとって、また新たに大切な人ができるということ、死というものというのはきっとかなりの比重があったと思う。
けれど、それでも主人公である涼も百合も向き合うことにしたというのは良い展開だなと思った。
だが、一方で、現実の自分というのが読んでる時に出てきてしまって、作中でも涼が言う通り、自分の中には前世がある、相手はその前世を愛しているはず -
Posted by ブクログ
ネタバレ自己肯定感の低い主人公は、
自分を産んだことで母親が死んでしまったことや、家族親戚近所の人に、お母さんは素敵な人だった、産んでもらったことに感謝しなくちゃということが重荷になって、よく見る虹の世界の夢を心の拠り所にしていた。
最終的に色々あって、
今わたしがこうして生きているのは、いろんな人に助けられてきたのだから、感謝しなくちゃいけない。
自分を卑下することはその人たちに失礼だ。
となり、前を向けるようになる。
自分の命に、母親の命だけでなく、臓器提供者の命まで乗っかって、あまり状況は変わっていないのだけど、
途中で出会う男の子がポジティブで全肯定してくれることで、この子は前を向けるよう -
-
-