汐見夏衛のレビュー一覧

  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    主人公と同世代の子たちが読んだら感情移入しやすいのだろう。この年でというのもありなかなか手が伸びなかった本。気になっていたので今日を機に読めて良かった。実際タイムスリップしたら何がなんだか分からず怖いだろうな。

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    2025年08月14日
  • 雨上がり、君が映す空はきっと美しい

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    雨をテーマにしているから、しょうがないんだけど、主人公の陰鬱な空気の描写が多すぎて読み疲れてしまった感がある…

    あと、作中作の「私の恋の命日」が個人的には、改変前の方が好きだし、あれではタイトル詐欺感でてしまう気がする

    でも、雨というテーマを活かした作品としては面白かったと思う

    #切ない #じれったい

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    2025年08月09日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    「夜更けに会いたくなる人は、体で恋うるだけのただの欲望の対象。夜明けに会いたくなる人は、心で愛している永遠の恋人よ」(本文より引用)

    この一文になぜかすごく納得させられてしまった。
    「夜明けに会いたくなる人」
    こういう考え方(発想・表現)が出来るってすごいな。


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    2025年07月25日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    話題作であらすじは把握していたし、タイムリープ・特攻隊員との恋…という時点で大体の展開や結末が予想できてたのに!しっかり最後涙しました。

    流れるように読める文体で難しい単語もなく、戦争を身近に感じることができない世代に戦争を伝えるにはとってもいい作品だなぁと感心。

    戦争中の人々の価値観や言動に対して「なんで?」「意味わからない!」と混乱する主人公の感情は、戦争というものがいかに病的で異常だったのかを説明するのにとてもいい役割を果たしていると思う。

    主人公の無鉄砲さ?怖いもの知らず?な言動にそんな無茶するなよ〜( ; ; )と思う場面が何度かあったけど、百合も中学生で未成熟だし、人生経

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    2025年07月10日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    夏休み前に転校することになって初めて出会う在校生は・・・
    そんな彼女にどんどんと惹かれていく本当の理由とは・・・

    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編です。
    前作がよく、続編があるとのことでしたので読みました。

    一言で言えば、当たり前のことにありがたみを感じる大切さを教えてくれる小説です。丁度、樺沢紫苑先生の「感謝脳」を読んでいたので響く内容ではありました。

    過去の犠牲がある中で今がある。
    そして、「死」について改めて現在っ子は見直す必要がある気もしました。
    とにかく、日々の当たり前を当たり前と思わない感謝の心を常に持ちたいですね。

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    2025年06月29日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    青春恋愛ストーリーながら、ファンタジー要素もあり、戦争についても考えさせられる一冊でした。
    前作を読んでいなかったので、ヒロインの子が何故たった数ヶ月一緒に過ごした男性をそこまで愛せるのかが腑に落ちなかったので、前作も読んでみようと思いました。

    また特攻隊員は凄い、立派だと思う反面、若い未来ある青年の命をただの道具みたいに扱う当時の日本に日本人として怒りや悲しみを感じた。
    戦争から80年経ち、当時とは比べ物にならないくらいほど平和な世の中になりましたが、これが当たり前ではなく多くの犠牲者がいたという事を忘れずに、その方達に恥じぬ生き方(夢を持つ、努力を怠らない、誠実でいる)をしなければならな

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    2025年06月28日
  • 真夜中の底で君を待つ

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    ネタバレ

    午後から予定があったから午前中に読んだ。
    読み切れた。
    初めて聞く人の本。あんまり恋愛系の小説は読んでこんかったけどくどい感じの本じゃなかったからよかった。恋愛!って感じでもなかったし。
    セリフも多めで読みやすかったし半日で読み終わった。
    けどこの人の作品をまた読みたいとはならんかなー。割とドラマとかフィクション系の王道をいってる感じがした。
    両親が離婚してて親の愛に飢えてる女の子が内気で学校では浮いてるけどバイト先では好かれてて、あるお客さんと仲良くなって夜の公園でいつも話す仲になって、そしたらその人が実は一時期有名だったイケメン小説家だった。っていう。ほんで更に実は小さいころ遊園地で助けて

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    2025年06月19日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    おすすめ度 ★★★☆☆
    感動度 ★★★★☆

    あの花の続編
    今度は百合目線じゃなく、あきらさんの生まれ変わり男の子目線の話で
    言ってることはほんまに正しいと思う。
    心に刺さる、、恋人に読んで欲しい

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    2025年06月13日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    前作は正直、戦争というテーマに対してすごく内容が軽く感じてしまってあまり好みではなかったけれど、こちらの方は純粋に恋愛小説として良かった。
    だいぶ前になるけれど、震災後被災地でまだ大変な思いをしてる人がいるのに楽しんでいいのかなと問う彼女に、確かに被災者は今も大変だけどだからといってあなたが楽しんじゃいけない理由にはならないよ、でもそうやって考えれる貴方は素敵だね(要約)。というようなカップルの会話の呟きが某SNSでバズっているのを見たことがあり、私もこの考え方がすごく良いなと思ったので、個人的に未来や希望のある世界を生きられなかった人を思いながら自分は一生懸命生きよう、と思うのは自由だし素敵

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    2025年06月13日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    ネタバレ

    青春~キュンキュンしました。
    お互いの悩みや気持ちは、ちゃんと相手に言葉で伝えないと伝わらないと改めて感じさせられる作品でした。

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    2025年06月06日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    彰の生まれ変わりの涼。涼にはよく見る夢があり、夢に出てくる女の子に似た少女と転校先で出会う。
    強く惹かれ合う二人だが、本当に愛してるのは涼?彰?中学から6年の時を経て、本当の気持ちに気づく。
    今回は戦争はほぼ関係なく、現代物の恋愛でした。

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    2025年05月25日
  • たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ

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    導入部にて描かれる日常の喧騒はなくてもいいのでは、と思えた。SNSの書き込みに高校生の無邪気な会話、背景としてサラリと描いてしまっても別に問題はなかったように思える。
    中盤から物語はぐっと面白さを増してくる。
    自殺というのは難しい問題である。何故、それを選んだのか。止める事は出来たのか、出来なかったのか。
    物語の中で彼らが選んだ事も世間的に見て一つの答えではある。この選択が個人的にはとても意外だった。だが、愚者たちが感情に任せて何も考えず叫び、それがあたかも真実であるかのようになった世界で本書はきっちり、はっきりと意志を見せてくる。
    その一言が、とても好きである。

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    2025年05月20日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    最初のドキッとした体験を最後にはほのぼの甘酸っぱい青春に変えてくれる物語。どのキャラクターもイキイキしていて読んでいて楽しかった。

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    2025年05月15日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    マスク依存症がテーマの一つですが、驚いたのはコロナ前に執筆されている点です。当時そんな単語すらワタシは知りませんでした。慧眼というか、期せずして作品の位置付けが変わった後に読むことができ幸運でした。

    読んでいて思い浮かんだのは『嫌われる勇気』、そしてミセスさんの『ダーリン』の歌詞。というかダーリンは確信犯では…?というくらいに素材が散りばめられています。
    まぁ、飲み屋でモテてやろうという邪な企みから覚えた知識をひけらかしているわけですが。
    と思ったら待て待て、ダーリンは2025年リリース。まさか…これは本当に慧眼では!

    こんな(ダメダメ)オジサンがAudibleおすすめのまま予備知識なしで

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    2025年05月14日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」を読んだ時に「百合は現代で生きることに悲しくなるんじゃないか」と気になっていた。その百合の現代での続きの話

    あとがきに作者が「百合のその後が気になって」みたいな事を書いていて、まさに気にしていた物語を作者が書いてくれる幸せを感じた

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    2025年05月14日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    中学生になった娘に薦められた。これは読んでみないとと思い一気読み。初々しく、とても好感できる内容でした。
    んー青春ですね、はるか昔の、でもまた味わいたい何とも言えない感覚。初めての経験が故、暴走してしまう感情やうまく言葉にできず、対応できない自分がもどかしかったり。
    もう一度言いますが、青春です。
    自分では選ばないであろう本を読むのもまた良いですね。
    みなさん素敵な青春時代を過ごしてください!

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    2025年05月11日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    ネタバレ

    記憶はないせど、前世で見た景色を夢に見る涼。前作の彰の生まれ変わりの男の子がメインですが、
    ラストは21歳になる年に、涼と百合が再会し、いきなり百合目線になります。その場所でであったひょうきんな夫を暖かくみまもる妻の夫婦が千代と石丸さんだとか野球加藤さんの生まれ変わり説が、Anotherで生かされていたら良かったのに。Anotherを先にみてしまった為、とっても残念だった。
    百合と涼は、結局涼が自分の中の彰も愛していいし、自分も愛していいって話になり、なんだか微妙に納得いかなかった。そもそもひと目見ただけでわかるぐらいそっくりという設定とか、
    記憶が戻るとかそんぐらいあっても良かったなー。

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    2025年05月05日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

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    primereadingにて。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 』の続編。百合のその後とあの人の生まれ変わり?の恋愛小説。

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    2025年05月03日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    同名映画原作。

    大戦末期にタイムリープした女子中学生が出撃を控えた特攻隊員と運命の出会いをする。

    ベタな設定と展開だが、戦争の不毛さや大戦中の若者たちの覚悟や雰囲気を追体験できる良いテキスト。
    特攻平和会館を訪れる若者は実際に増えているらしい。

    ラノベ版「永遠のゼロ」か。

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    2025年04月04日
  • さよならごはんを明日も君と

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    ネタバレ

    「母のお菓子を嫌な気持ちで食べてた自分が、すごく嫌だったから、今は本当に毎日幸せです」凌真くんがぽつりと言った言葉が、とても心に残った。

    どうしてみんな、私も含めて、朝日さんと話すと元気になれるのか、分かった気がした。朝日さんは、誰に対しても、真正面からありのままを肯定する。

    「解決したいままでも、自分の人生を歩めていたら、前向きに歩めていたら、それだけでいいんでしょう」

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    2025年03月23日