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「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」
2026年8月7日公開
出演:福原遥、細田佳央太、伊藤健太郎
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
前作「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。
前作の最後で涼との出会いが描かれ、涼が彰の生まれ変わりであることが匂わされていて、個人的には「生まれ変わりっていう安易なかんじ嫌だなー」と思っていました。
そして今作は涼の時点で描かれています。
ちょっと百合があまりに神格化されていないか?というのは引っかかるけれど、彰の記憶を持たない涼が彰に嫉妬して、百合から離れる流れなど、たしかに実際にありそうな展開だなぁと感じました。
生まれ変わりで結ばれるっていうのは、やっぱり蛇足感を持ってしまうのだけど、後書きを読んで、作者はそういうのもわかったうえで、それでもなおこの物語を描きたかったというのがわかりました。
Posted by ブクログ
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編という気分で読み始めた。
彰の生まれ変わりの涼。
最初はそんなのありかと思いながら読んでいた。けれど、涼は前世の記憶を持っていないことや自身の中に彰がいることをなかなか受け入れられず葛藤していた。
また、百合も涼の中に彰の面影を重ねている場面で、苦しそうな顔をしていた。
私がもし、2人の立場だったとしたら受け入れきれるか分からない。
ただ、今、私はどちらかと言えば平和な世界にいて、自分の好きなことを自由に出来て、夢を追いかけ続けることが出来ている。
それがどんなに幸せなことなのかを改めて実感した。
当たり前が当たり前でない時代、、、、、、
大好きな人に、『大好き』と伝えられる世界線にまだいられること。それがどんなに尊くて、素晴らしいことか、もしかしたら今の日本は忘れてしまっているのかもしれないとも思える。
また、世界では紛争も絶えない。
どうして、人類は悲惨な歴史を繰り返そうとするのだろう。
罪のない人々が今日も犠牲になっている。
国や宗派、人種が違えど少しでも互いに歩み寄れないものなのだろうか。
自分自身が無力で、こんなことを書いても綺麗事のようになってしまうのももちろんわかっている。
それでも、私たちは世界に警鐘を鳴らし続けていくべきだ!
もし誰もがその綺麗事の世界を諦めてしまったら、その時その先にあるのは夢や希望を持つことも叶わない見るも無惨な世界が広がっているのだろう。
どうか、1日でも早く世界中の人々が安心して、夢を追いかけられる世界になりますように。
Posted by ブクログ
26年夏、映画化するということがきっかけで。
前作の映画+書籍も読んで、本作の映画を見てから手に取りました。映画はまあ感動場面はあるものの正直興ざめ(壁ドン、生徒の前で嘆願)もあり、改めて本作には口直しの期待も込めました。結論、読んでよかった。
ひたすら青く甘酸っぱい中学生男子の恋愛模様がしばらく続くので冒頭はラブコメラノベ感は否めないですが、どうしてこんなに百合の一言一句は重いんでしょう。まるで戦時中の惨状を見てきたように感じる表現を、リアルに文言で表現されているのは強く感情移入させられました。
「将来の夢があるのって、すごく幸せなことだよね」
「恩返しできてないことって、ある?」
恩送りのくだりは本当にいい話ですね。あげた恩を返せなんて思わないし(現実たまにはいるけど)、返せなかった時の後悔や辛さ、その苦渋が人を優しくするんでしょうね。あした死ぬかもよ?を読んだ時も同じ感覚を得ました。恋愛模様に死生観を絡ませてる深い内容です。
後半の、彰を受け入れてからの涼は本当にかっこいい。脱中2で厨二。
今回は先に映画を見てからだったので福原遥さんと細田佳央太さんのイメージが脳内再生されてるのも受け入れやすかったところかもしれません。キャストはよかったのですが、資料館で彰の遺影と涼が出会うシーンや、夢の中で百合の花に囲まれて空を見上げる百合のシーンなどは映像だけでは正直伝わりきらなかった部分でした。
書籍でしかなかった居酒屋で百合の真意を聞くところや、涼のサッカーと進学について親との確執のくだりは深みを感じました。一方映画のみでいうなら、老いた千代さんとの再会はよかったですよね、でも特別授業の際、教室に千代さんつれていけばよかったのになとは思います。
恋愛模様から死生観、ひいては大学に進んだ百合の世界の平和を願う、といった壮大なストーリーでした。これからも映画⇔書籍のザッピングは続けていきたいですし汐見夏衛さんの作品はまた触れてみたいです。
Posted by ブクログ
前作が戦争モノが得意じゃない私でも読みやすくて今作も読みたかったのだけど、こちらも読みやすかった。彰の生まれ変わりとして、または涼という別の人間として百合に接していく心の細かな感情が描かれていて良かった。それを受け入れることはすごく難しく、でもやっぱりどこか1人の人間なんだろうなっていう不思議な話なのに妙に納得がいくようなそんな感覚で読めた。
「恩送り」ってすごい良い考え方だな〜と思って、こういう考え方を学べるのも読書の良さだと思った。今この時代に、自分の思いを口にできるのは平和な世界だからであって、その当たり前なことに気づかされて感謝しなきゃいけないなと思った。やりたいことをやりたいと言えて、何度でも挑戦できるのは生きているから。国のために死ぬなんて間違ってる。与えられた自分の人生を全うしたいと思ったけど、自分は何のために生まれてきたのだろうと考えさせられる。
人生は一度きりなんだよね。どう生きるか。
「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」
2026年8月7日公開
出演:福原遥、細田佳央太、伊藤健太郎
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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