汐見夏衛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
温かい話だった。
私は、もともと食が細い。子どもの頃は本当に食事が苦痛だった。
年頃になると過度なダイエットと勘違いされて面倒なので必死に食べた。中高生の頃はそれなりに食べれるようになったが、それは努力の上にあった。
痩せてるけどちゃんと食べる…は好感度高い。が、痩せてて食が細い…はみんな必死に食べさせようとする。食が細い悩みは、ほとんどの人に羨ましい悩み、贅沢な悩みに変換されてしまう。
食べることは生きること。
でも、食べれないことも受け入れてくれる、そんな温かい本だった。
いつも給食を半分以上残していた私にとって、今この瞬間も餓死しているアフリカの子どもたち…と学校での授業やテレビ番組 -
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Posted by ブクログ
ネタバレJKが今まで一番感動しました!と勧めてくれた本。
汐見さん人気だよね~。
汐見さんの本は、若すぎる、、、って思っていたけれど読んでみよっと♪
そして、ちょこっとウルッとしながら読み終わって(10代だったら号泣!だったな)あとがきを読んでビックリ!!
勝手に男性の作者だと思っていたけれど、産後に初めて書きました、って呼んで女性だったのか!!と。主人公の女子の感じが男性から見た描写の様に思っていたけれど、違ったんですねー。と一人で納得。
いつか子どもが成長して、何か悩んだり、つらい思いをしたり、壁にぶつかったりした時に読んで欲しいと思って書いた作品らしい。
“そんな時、何とか悩みを乗り越え泣き -
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無料版購入済み
人魚姫伝説
原作のラノベとそれのコミカライズ版をセットにした作品である。このように並べてみるとコミカライズする際にどこをどのように省略しているかがわかって面白い。風景や背景や登場人物の表情などは、「絵」のほうが端的に表現できるので文字としては当然省略されている。
ストーリーは人魚姫伝説を下敷きとして構成されている。ところどころに人魚姫伝説を思わせるセリフが出てくる所が良い。