汐見夏衛のレビュー一覧
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小学生も読める読み易い文章でしたが、感じることや伝えたいことがたっぷりと詰まった一冊でした。
今一度、学べる幸せというものを抱くべきですね。その上で、一人でも学校に行けなくなる子供をなくすよう、社会で考えないといけないと思いました。
夏休みに祖父母の家で過ごし、
裏山で不思議な少女に出会い、
特別な夏を過ごすといった、
ファンタジーな部分も、優しく、なんだか懐かしい感じに包まれました。
また、「でも、だいじょうぶよ。いやなことは、いつかはきっと終わるから」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
「どんなにつらいことでも、かならず終わる日がくるわ。だからね、おたがい、がんばりましょうね」
という、よりそうようなやさしい声で語るキミちゃんのことばが胸に響きました。 -
Posted by ブクログ
前作「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。
前作の最後で涼との出会いが描かれ、涼が彰の生まれ変わりであることが匂わされていて、個人的には「生まれ変わりっていう安易なかんじ嫌だなー」と思っていました。
そして今作は涼の時点で描かれています。
ちょっと百合があまりに神格化されていないか?というのは引っかかるけれど、彰の記憶を持たない涼が彰に嫉妬して、百合から離れる流れなど、たしかに実際にありそうな展開だなぁと感じました。
生まれ変わりで結ばれるっていうのは、やっぱり蛇足感を持ってしまうのだけど、後書きを読んで、作者はそういうのもわかったうえで、それでもなおこの物語を描きたかったというのがわかりました。
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Posted by ブクログ
2023.12.20
★3.3
現代の女子高生・加納百合は、ある日突然1945年の戦時中へタイムスリップする。そこで特攻隊員の佐久間彰と出会い、次第に惹かれ合っていく。しかし彰には、特攻として出撃する運命が待っていた。戦争の悲しさと命の尊さ、時代を超えた切ない恋愛。
ちょっと期待しすぎたーーーー
映画気になってたけど、そんなに気にならなくなっちゃったなー。
恋愛より、家族愛とかの方がグッときそう。
まあ、手紙のシーンは泣いた。
ファンタージーみが強くてちょっと残念でした、
号泣って言うよりかはやるせない気持ちでいっぱい。お国のために命を捧げることが崇高だとされていた時代に、本当にその通りだと思っていた人ばかりだと思っていたけど、板倉さんみたいな人もいたよねたくさん。
現代と恋愛が入ってるおかげでシリアス感が少ないのは否めないけ
戦争を知らない私たちが読むのにはちょうどいいのかも
いつか原爆ドームとか知覧とかに行こうと思う。
#さとの本棚 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです、
楽しく切なく読みました。
そしてキュンキュンしました。
こんなのを読んで、キュンキュンする自分を
あえて楽しんでいたと思います。年がいもなく。
我ながら少し変態なのかと? 否!
このようなラノベ?を偏見だけで軽視する
お年寄りオジサンでいたくないですよね。
ちゃんとキュンキュンしている自分がいることを楽しみたいと思う今日この頃であります。
余談ですが、
私のおじいさんの兄が、
特攻で亡くなっております。
もし、おじいさんだったら、私はこの世に存在していなかったのです。
ちなみに、おじいさんの一番下の弟(大伯父)は、
満州で田中角栄さんと戦友だったらしく、
戦友会の写真のど真ん中に角栄さん
(当時の総理大臣だった頃の)
が、鎮座していました。
大伯父は牧場関係の仕事に従事していたので
裸馬の背中にも乗れる人だったのですが、
角栄さんはじめ一般人は、当然、乗れるわけもなく
、落馬するたびに、
上官にボコボコに殴られるのだそうです。
広い大陸では、伝令などに乗馬は必須だったとの事。
みかねた大伯父が、
角栄さんと夜な夜な乗馬の特訓をした仲なのだった
そうです。
そんな大伯父さんもお墓に入ってもう四十年になります。
こんな話、語ってくれていたからこそ、
私も子供らに話す事ができますが、
知らなければそれまでです。
残酷な「戦争・特攻」と、「少女」
「タイムトリップ」を使って、うまく描いた物語りに
仕上がっています。
ラストシーンに胸が熱くなりました。
ラストで彼のモノクロ写真を目にして
嗚咽する主人公に
熱くなりました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ語り部が1作目主人公の百合ではなく、タイムスリップ直後の、彰大好き百合を好きになった男の子、なのが良かった
彼が百合を好きになりつつある描写や、些細なことにドキドキする過程が、中学生らしくて素敵でした
そして絶望するところも
個人的に、涼を彰の生まれ変わりにする必要は、やっぱり無かったかなぁ
あんな風に、ちゃんと百合を好きになった涼は『涼』で良かった気がします
そして百合も、生まれ変わりという安易な設定より、彰と涼の2人を個々として見られる成長を見せて欲しかったな
とはいえ、『タイムスリップ』があったのだから、『生まれ変わり』もあって当然、というのが最初からこの作品のコンセプトだったのかも?