河合単のレビュー一覧
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購入済み
不思議な魅力がある
正直絵が上手いとはお世事にも言えないし、
ギャグもぶっちゃけ面白くないし、
主人公の女の子は向こう見ずでノータリンでイライラしてくるけど、
なぜか脚本が読ませる内容になってる。 -
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購入済み
焼き立てTHEあんぱん!
始めて日本に(西欧風の)パンが伝来したのは16世紀半ばで、ポルトガルが持ち込んだのだそうですが、パンが日本人の食生活に根付くようになるまでは長い年月がかかりました。
紆余曲折経て現代人にはすっかり馴染の食べ物と化した感のあるパンですが、その中でもあんぱんは日本人発案のパンとして感慨深い感情を喚起する食べ物だと個人的には思います。
江戸時代にはあんぱんはまだありませんでしたが、江戸のとある「あん」食材とぱんを掛け合わせて「江戸あんぱん」とするのはつい「あっ」となる意外性を感じました。 -
購入済み
侍東京に来るの巻
ひょんなことから現代日本にタイムスリップしてしまった江戸時代の賄頭・平山堅衛門は、うっかり元の時代への期間方法を失ってしまう。
奇妙な腐れ縁で繋がれた銀次の元に辿り着いた平山は、彼の元で生活することに。
地頭のよさからか、意外なほどすんなりと現代の文明に馴染みながらも、元の時代に残した家族の身を案じて少し感傷的な気分も持ち合わせているのがちょっぴり切ない。
そんな話を挟みながら、江戸では平蔵、現代では平山という力強い相棒を得て、銀次の料理道はますます極まって行く感じがします。
それにしても、タコの卵は美味しそうでした。私も食べてみたいです。 -
Posted by ブクログ
ビックコミックスペリオールで2000~2009年に連載され、単行本としても全26巻を刊行。タイトルの通りラーメンをテーマにしたマンガ。電子化されたことを機にあらためて読んでみることに。フードライター石神秀幸が原作協力。主人公のサラリーマン藤本浩平、仕事はできないがラーメンに対する思い入れが強く、夜は会社に内緒で屋台を引き、将来の開業に向けた勉強を重ねている。ラーメンに関する知識を活かして、経営に苦しむラーメン店を救ったり、名物店の怠慢さを指摘したりたりしながらストーリーを展開していく。ラーメン作りの細かい描写、ネタの面白さは秀逸。新鋭の実際のラーメン店の主人が、メニューの参考にしているケースも