【感想・ネタバレ】銀平飯科帳 8のレビュー

あらすじ

滋養美味、江戸生まれ“究極の初物”とは?

江戸と東京を行ったり来たりのタイムトリッパー・武藤銀次は、創作居酒屋・銀次を営む。

江戸では将軍様の食事を担当する賄方・長谷川平蔵と一緒に江戸グルメを食べ歩き。さらに将軍様ともメシ友に!!

旬と滋養に溢れた江戸の美味が、東京で「華」ひらく!!

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グルメ in 江戸時代!
閑古鳥の鳴く居酒屋店主がタイムスリップ、江戸時代の美味しいものを食べ歩きます!
いや、本当にそんなお話です。本作の面白い所、他作品と違う所は「主人公が現代知識で周囲をアッと言わせる」ではなく「江戸時代の食文化に主人公がアッと言う」……個人的にここかなと! 江戸時代と言えば天下泰平の世、食文化もグングン発展していて本当に美味しそうなんですねー。
そして江戸の美味しい物を食べて学んで現代の居酒屋に活かす訳です。古い時代のものだからこそ現代では逆に目新しくて商売繁盛! 読んでいて「試したい」「食べたい」と感じる人は私だけではないハズ!
故きを温ね新しきを知る、江戸時代に学ぶ食の道! うーん、こういう視点のグルメマンガがあったとは……。

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焼き立てTHEあんぱん!

始めて日本に(西欧風の)パンが伝来したのは16世紀半ばで、ポルトガルが持ち込んだのだそうですが、パンが日本人の食生活に根付くようになるまでは長い年月がかかりました。
紆余曲折経て現代人にはすっかり馴染の食べ物と化した感のあるパンですが、その中でもあんぱんは日本人発案のパンとして感慨深い感情を喚起する食べ物だと個人的には思います。
江戸時代にはあんぱんはまだありませんでしたが、江戸のとある「あん」食材とぱんを掛け合わせて「江戸あんぱん」とするのはつい「あっ」となる意外性を感じました。

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2019年06月08日

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