西尾維新のレビュー一覧
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ネタバレ戯言シリーズ、四作目下巻。
なるほど、こう来るのか……。
トリックそのものはもうノーコメントなので、もう少しキャラクターの内面を深く描いてほしかった。
これからクライマックスだから、まだ助走段階なのかな。
主人公はしかし、痛々しいな。物理的な怪我の問題として。
「戯言」の説得力に関してもノーコメント。
説得力がないから戯言なのかな。いやしかしなぁ。
小唄さんは好きでした。
と思ったら哀川さんだったか(笑)
犯人役と被害者と探偵が手を結んだら……。
うん、どんな結末でもアリだなぁ。
友の壊れっぷりが今後楽しみ。
そして、主人公はどうするんだろう。
主人公の方が先に壊れそうだけど、それじゃダメだよね。 -
Posted by ブクログ
戯言シリーズ、四作目。上巻。
ミステリーじゃなくて、ファンタジックなライトノベル。
そういう風に読めるようになってきた。
これも順応というのだろうか。
今回は、言い回しの独特さが執拗に感じられてやや疲れた。
だから、二行に渡って繰り返される表現を、二文字の熟語だけに置き換えて読み飛ばす。
そうすると、少しだけ読みやすくなる。
言葉、にどれだけの力があるのだろう、と、ここになって少し考えてしまう。
戯言と、戯言殺し。
「戯言」にも、「戯言殺しの言葉」にも、そういう意味での説得力を感じられないのが、このシリーズにのめり込めない最大の理由なのだろう。
だけど、ライトノベルとして読むなら、設定は面白いし、これからの流れにも大いに興味がわく。
主人公と、友が、どこへ行きつくのか。
空白の五年間に、それぞれ何があったのか。
最後に、主人公は、どんな戯言を口にするのか。
とりあえず、下巻を読もうと思う。 -
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“「そう言えば球磨川まだ貴様に聞いておらんかったな貴様の望みはなんだ?」
『え?』
『僕も言っていいの?』
『えっとじゃあ』
『僕がお宝を発見できたらあ』
『女子は全員裸エプロンで』
『僕に傅け。』
この発言を受けて生徒会役員は全員『だから勝てないんだよお前は』と思い
候補生の間で球磨川禊のニックネームが『裸エプロン先輩』に決定した”
希望が丘ちゃんが可愛いくて。
...あれ?善吉くん...あれ?
“{それもノン——機械的な言い方に聞こえるかもしれませんが
私達はルール違反を犯したつもりもありません
何故なら私達が用意した一食は『満漢全席』!中華最高峰の『コース』ですから}
「満漢全席...!中国清朝時代の宮廷料理で...
『満続と漢族の全料理』を意味する...文字通りのフルコース!!」
{私には心がありません私には生命がありません
だからこそ私は尊重したいのですたとえ偽善的に言われようとも
人を動物を植物を虫を魚を微生物を
地球上に存在するすべての生命を}” -
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『いやー、参っちゃったよ参っちゃったよ参っちゃったよ参りましちゃったよ参拝しちゃったよ!』
『まったく、こぐ姉はひと昔前なら感動的な映画の原作にされていただろうってくらいに記憶力が悪いですね…』
『ドラゴンボールで最後のほう、よく「悪人以外を生き返らせる」って願いを神龍に叶えてもらっていたけど、それって結果的にはデスノートで夜神月がやろうとしていたことと一緒じゃないの? とか、そんな難しい話は、いーのー』
『弔士くんギタリストになりなよ! お姉ちゃんはドラミストになるからさ!』
『神の誤解がありますように』
『要するに人間とは何にでも慣れられる生き物なのです、負けることにだって、逃げることにだって、慣れられます。ひょっとしたら慣れることにまで慣れてしまうのかもしれませんね』
『へー。知らなかった。串中って優しいんだね』
『ぼくの半分はバファリンでできています』
『ええ、金に誓って無茶はしません』
『神に誓えよ!』
『謝る用意はあるが、悪かったとは思えない。』
『これは僕の性格でね、じぶんでも制御がきかなくてちょっと困ってるくらいなんだ。僕じゃなくて僕の前世での行いが悪かったからだと思うんだけれど、寛大な心で勘弁してくれたら嬉しいよ。』
『これでぼくは再び、異常から日常に帰る。つまらない異常からつまらない日常へ。』 -
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“「長者原二年生 戦争が終わったばかりのタイミングに恐縮だが
新たなる九十九代目の生徒会長としてさっそく選挙管理委員会に報告がある」
「報告?はあ なんでございましょうか?」
「生徒会執行部副会長に球磨川禊を任命する
受理と手続きをよろしく頼む」
「ええええええええええ ええええええええっ!?」
「くっ…黒神さま正気でございますか…?」
「?何を驚く?副会長と言えば私の対抗勢力だぞ
ならば球磨川以上の適任は他におるまい
もとより副会長の不在から今回の選挙は始まったのだ
要するに私の不始末だな なんであれそこは大いに反省しなければならないだろう
ならば私は副会長の任命をもってこの一連の騒動にピリオドを打ちたい
球磨川 貴様が必要だ 助けてくれ」”
安心院さんは敵…敵?でしたかー。
善吉君と禊君の絡みは面白い。
第91箱の最後には思わず納得してしまった。
“「ま 初めて会う人もいるし忘れてる人もうろ覚えの人もいるみたいだし
そうだね自己紹介はちゃんとしようか
何事も最初が肝心だからね
否 最初が人外だからと言うべきかな?
僕は安心院なじみ この箱庭学園の創設者で平等なだけの人外だよ」” -
Posted by ブクログ
ネタバレ終わりの始まり、というわけで3巻構成の最終章の初巻。…もちろん、ここから予想していましたししょうが無い事ですが、本巻では、登場人物の足並み揃えと"いーちゃん"の戦いの動機付けがじっくり描かれキモの"戦い"やお得意の戯言には物足りなさを感じます。
ストーリーの展開としては次巻以降へ期待するとして、最終章らしく新旧問わず、"これでもか!"とばかり登場するキャラクターたちの豪華さには感嘆の一言。
しかも、どれもパステルカラーなんて知らない、極彩色だけで塗りたくられた奇抜な人物造型。その登場シーン、セリフ回しに至るまでキレは抜群。これこそ西尾維新の魅力の一つですね。
今回は正面切って、敵役の源(狐面の男)が宣戦布告してきているのでミステリ要素は今のところ薄いですが、「大筋のシナリオを重視し、それを進める為の登場人物は代替可能」という考えを持つ狐面の男は、これだけ特異な人物たちを用意している本シリーズにおいてある意味最強の敵役としてピッタリなのかもしれません。