城平京のレビュー一覧

  • 虚構推理 忍法虚構推理

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    九郎の過去に纏わる幾つかのエピソードを収録した巻。といっても人魚やくだんを食べた頃ではなく、中学・高校時代
    『廃墟に出会う』と『まるで昔話のような』は既に漫画版で感想を書いているので簡潔に

    『廃墟に出会う』は漫画版が第三者視点のような形を交えて描かれる為にあくまでも九郎と夏彦が廃墟で語り合うエピソードという体裁だった。けれど、小説であり夏彦視点として本エピソードでは書かれているから、夏彦の心情が表現されるだけに留まらず、夏彦の隠し事を言い当ててくる九郎の得体の知れなさが漫画版よりも強調されているように思えたよ
    反面、「黒の看護師」というワードを誤魔化す際にはかなり無理のある推測に拘泥しているように見えるのだからギャップがある。怪異の存在を隠そうとする姿勢は琴子に通じるものがあるけれど、彼女とは手練手管が全く異なる点が見えるね。結局、夏彦は怪異の存在を否定できる程の考えは抱かずに終わったのだから

    『まるで昔話のような』は九郎にかつて想いを寄せていた真里奈が登場するエピソード
    エピソードの大半が九郎と真里奈が相棒関係のように行動するものだから「もしかして…」な展開を期待してしまうけど、九郎の隣には既に琴子が居るし普通の人間に過ぎない真里奈に妖怪より恐ろしい九郎の相手が務まる筈もない。というか、人間と妖怪の異種恋愛譚が破滅に終わった仕儀が眼の前で展開されたのだから、真里奈にだけ良い未来が残されていると思える筈もなく
    てか、漫画版ではかなりのインパクトを以て描かれた「大きいよ」が割とあっさり流されていた事にちょい衝撃を受けたり……


    注目は今巻が新録と成る『忍法虚構推理』か。初めてこのタイトルを見た時は何事かと思ったよ……
    おまけに話の始まりはいきなり江戸時代がどうのと書かれているのだから尚の事に吃驚してしまう

    Web上に掲載された作品の主人公に九郎を思わせる要素がある。危険性が有るのか無いのかは曖昧。けれど他人が知る筈のない九郎の体質を知っている者が書いているかも知れず、そして書いたからには何かしらの目的が有るかも知れず
    本エピソードの立ち上がりはひたすらに霧の中を進むかのようなもの。何かしらの思惑が有るかも知れないとは思えても、それが何に繋がるか全く読めない。というか、江戸時代の料理に賢者の石が使われているなんてトンデモ展開もどうなるのか読めないもの
    作中で起きる事件のモチーフとなったらしき実際の事件が議論の俎上に上がる事でようやく『真九郎忍法料理帖』が何を指し示したいのかが見えてくるものの、じゃあどうしてWeb小説の形で事件の真相へ迫るかのような表現をしているかが判らないし、九郎をモデルに使用している理由も見えないまま

    ミステリ作品には時折、中盤に至るまで何が起きているかも何が起きようとしているかも全く予想できない作品が有ったりするけれど、本エピソードもその類だね
    それだけに九郎があのトンデモ作品の著者を知っていて、更には伝言まで頼まれているなんてね。事は裏側が明かされ、ようやく大きく進展を始めていく

    あのようなトンデモ作品が書き記された裏事情を知ると、どうしても脳裏に浮かんでくるのは『鋼人七瀬』だろうね
    あの作品も実在した人物・七瀬に別の物語を貼り付ける事で鋼人という怪異へと育て上げていた。それは鋼人が存在して欲しいという願望が集積した事に拠って成立していた
    『真九郎忍法料理帖』を利用する事に拠って現実に影響を齎そうとしていた桃子は『鋼人七瀬』と似た事をしようとしていたわけだ。そうなってくると、ここに琴子が現実に影響させる側として桃子に協力するというのは構図として面白いね
    まあ、今回は効果範囲が限定的だし、それによって調和という秩序を保とうとしていた訳だから協力できたのだろうけど

    ただし、こうなってくると読めなくなるのは物語が辿るべき展開。『鋼人七瀬』では鋼人を暴走させる事が目的だったから、ひたすらに秩序を乱す要素を鋼人に盛り込んでいけば良かった。けれど、特定の人物だけに対し報いを感じさせる物語となると先の展開が読めなかったよ
    その点は琴子の帳尻合わせの仕方が巧かったね。というか、より正確に言うと城平先生の二重三重に物語を構築する執筆力が凄まじかったというべきか

    妖怪を用いた力技はあったものの、事件も桃子の依頼も無事に解決。これまでの中編に比べるとシリアス度もテーマ性も薄かったな…と油断していた処に琴子はとんでもない爆弾を投げつけてきたね!後から思えば本エピソードはあのエピローグの為に存在した前フリのような物語だったと言えるのか!
    琴子と九郎、そして六花の物語は『鋼人七瀬』によって幕が切られた。ならば、場面転換と言える物語も『鋼人七瀬』と似た要素を持つ物語と成る事になんらおかしな話はない
    だとしても、人々が物語を信じる力を利用するようにして九郎達を普通の人間に戻す策を見出すなんて思いもしなかったよ……

    琴子が語った解決策はあらゆる問題点をクリアできているように思える。忌避したくなる要素は持つものの、食べる事に拠って始まってしまった秩序に反する状態なら食べる事に拠って秩序へと舞い戻ろうとするのはなんら奇妙な発想ではない
    けれど、琴子の策に一つの瑕疵を見出すならば、それこそ九郎の台詞に集約されるのだろうな…。琴子自身は現状にも解決策にも不満を全く持っていない。しかし不満を全く持たない点にこそ悪夢は潜んでいるかも知れず…

    現時点では琴子の策を越える発想は何処にも無いように思えるし、中途半端に琴子だけを救おうとすれば九郎も六花も救われないし、次なる秩序の担い手に今度こそ二人は退治されてしまう可能性もある
    光明が指したように思えて、その実は追い詰められたような心地にもなる。何とも言えない読後感を持つ終盤となりましたよ……

    1
    2025年10月28日
  • 名探偵に薔薇を

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    3.8
    究極に切なすぎる真実に、探偵もののジャンルとしてはかなり苦味が残る感じ。
    でもその真実の可能性はまったく思いつかなかった、、、
    二転三転する話に翻弄され、圧倒されます。

    0
    2025年09月20日
  • 名探偵に薔薇を

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    タイトルに惹かれて購入。
    第一章の小人地獄がめっちゃ面白かった。そんな毒あったらすごい。耽美だけどグロテスク。全体的に鼻につく登場人物だけど、90年代の小説だからしょうがない。
    ただ第二章がなー……まず形見とはいえ毒を手に取りやすい場所に置いておくなよ。おとぎ話を語る風のキザな謎解きはちょっと笑ってしまった。
    しかしタイトルの意味が最後までわからなかった。なんで薔薇……?百合だったらまだわかるんだけど。

    0
    2025年09月18日
  • 名探偵に薔薇を

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    ネタバレ

    グロテスクな場面も多々あるので苦手な人にはおすすめできない。二部構成のお話です。小人地獄という毒薬を中心に物語が展開した一部。下世話ですが、グロテスクさに興味をそそられ読み進めました。ある意味万能すぎる毒薬にはリアリティは無いのですが物語なのでそこも楽しめました。そして二部では名探偵の苦悩が描かれています。推理は上手くいかず、ラストも全く救いがない。探偵と言えど人間であり解決できない事柄があるのだと思い知らされます。

    0
    2025年08月26日
  • 虚構推理 逆襲と敗北の日

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    序盤に六花さんが出てきて、急に物語が進みましたね。
    エピローグでの、六花と九郎の会話シーンは、虚構推理ファンには、たまらない展開でしたね。

    0
    2025年08月16日
  • 虚構推理

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    今風に言うと、特殊設定ミステリー+多重解決ミステリー。
    独特の世界観と物語設定に引き込まれます。
    色濃いキャラクターの会話劇は、好き嫌いを選ぶかもしれませんが、私は会話劇だけでも楽しめました。
    多重解決を考えられる作者の頭はどうなっているんですかね。感服です。
    シリーズものということで、これからどのような展開になるか楽しみです。

    0
    2025年07月23日
  • 虚構推理

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    読んだきっかけはミステリーの2000-2025ベストに入っていたから
    1つの怪奇に対して次々と多重推理で「論破」する
    アニメもあるらしいが未視聴
    キャラクターは魅力的だし、展開も盛り上がりの起伏がテンションを保たせるけれど…
    ずっと、読んでいでずっと、屁理屈の乱打であって物語の枠内でしか納得せざるを得ない論破に
    ん?そうか、うん
    くらいの理解度でついていく感覚が無理だった
    僕が思うに、ミステリーで怪奇を扱う場合その怪奇に読者を納得させる設定と物語が必要と思うがちょっとなあ…良く出来たライトノベルと読めば、または僕がもう少し若ければ夢中になれたかもとは思った

    0
    2025年07月21日
  • 虚構推理(23)

    購入済み

    悪くはないが、

    悪くないはない。虚構推理らしい会話の多さと煙巻く言い回しは読んでいて好きな世界観。でも原作者の言うとおり九郎の出番が多くて、琴子はほとんどない。あの可愛らしい容姿で人を超えた笑みを浮かべながら虚構を披露するのがみたい。始めの頃の鋼人七瀬のような緻密な物語を求めている。今回は区切りよく物語が終わり、次から新長編らしいので期待したい。

    #深い #シュール

    0
    2025年05月29日
  • 名探偵に薔薇を

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    世界観が物語チックで最後のエピソードで想像していない結末でビックリはしたものの、色々と都合のいい設定が多く現実味は無かった。

    アニメやドラマ化には向いているかもしれないけど、小説で読むにはもう少しリアリティやひとひねりが欲しい気もする。
    最後の展開は捻りすぎていて、今までミスなく解決してきた名探偵が3度も推理をミスするという流れが今までの世界観と矛盾していてすんなり入ってこなかった。

    0
    2025年05月13日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    ネタバレ

    ※小話ごとに書き殴った感想。ネタバレしまくり&やたら長い

    【夜半のちぎり】
    シンガポールはポイ捨てに厳しいとは聞いてたけど、そんな決まりもあったんか…
    相手の元カレは想像ついてたけど、ガムの下りは恐れ入った。頭からっぽどころかめちゃくちゃやべえオトコじゃんよ…
    4人が4人とも、まあまあ自分勝手でちょいと頭のネジ飛んでるのよね。お互い相容れなかったの、実は同族嫌悪だったのでは?

    関係ないけど女の本性って、付き合い長い男でも理解出来てないこと多いよね。女同士は直感レベルでビビッとくるのに不思議。。

    【透明人間】
    透明人間の生態ってちゃんと想像したこと無かったから、消化物とか爪の間のゴミとかの観念がなるほどね~だった。あとメイクで誤魔化せるんだっていう。
    密室にしてからの透明人間の探し方とかめちゃくちゃリアルで、設定作りこんでるのをひしひし感じたわね。ハナから動機が?だったけど、ラストでそういうことかと納得。
    探偵はこの1回で色々詰め込んだ感じあるけど、シリーズ化を意識してのキャラ立てだったのかしら?面白い世界観だから、上手く活かした振れ幅のある話をもっと見たいわ。

    【顔のない死体】
    最初「首のない死体と顔のない死体はエラい違いがあるで(意訳)」と言われて、そらまあそうでしょうよ…と当然顔してたのは私です。大変申し訳ございませんでした。
    DNA鑑定頑なに拒否すんの怪しみしかなかったけど、目的そっちかーい!完全にしてやられた。

    オカンはわかりやすくアレだけど、オトンも托卵とはいえ2年育ててきた子供より自分の欲求優先させちゃうんだから、結果夫婦ともにクズよね。
    2歳だったら将来的に両親のこと覚えてない可能性も高いし(むしろ忘れてて)どうかこの先は幸せに暮らしておくれ。おばちゃんとの約束だよ。
    ※このお話はフィクションです。

    ちょっと気になったのが、話のボリュームの割に登場人物がやたら多い(しかも警官ばかり)。なのに個々に掘り下げようとしてる動きすらあったんだが、、あのムーブは何だったん?

    【首無館】
    館と聞くと警戒するわ。館つけてるクセに、は?みたいな話がゴマンとあるから。みんなちゃんと某先生リスペクトしてる?(強火オタク)
    そんなイチ館ファンも、これには度肝を抜かれたわよね。新しすぎて。

    まず、この話のポイントは館の構造ではありません。ゲロです(断言)
    でも本当に、真実がゲロからポロポロ出てきちゃうから侮れない。しおりんも見た目と裏腹な明晰頭脳っぷりで、ちょっと友達になりたくなっちゃう。さすが腐っても医学部生。近寄ったら絶対ゲロ吐くけど。

    あとゲロの見取り図いる?笑 もっと他に描くべきものあったでしょ。館とか館とか館の見取り図とか。
    頼むから建物を活かしてくれ…!!(懇願)

    そんな賢いしおりんもあの子も、最終的には報われなさそう…というか、この事件絶対闇に葬られるよね?ヤッホーこの世界の警察仕事してるぅ?(煽)
    人名がニックネームなの、それこそ十〇館オマージュかと思ったけど、わざわざ名をつけてやる迄もないってだけかも。何だったらバカにしてるくらいのテキトーさだし、まるで人権感じられなくて笑っちゃったよね。

    ロープの代わりがアレだとか、人1人の登場~死までがスピーディなのにしっかりグロめとか、この人はこういう作風なのかしら。ちょっと次回作読むのは躊躇うかも。げろげろ。
    やばい、こんなゲロまみれの感想書くつもりなんて毛頭なかったのに。おそロシア。影響力強めにつき充分ご注意ください。

    【袋小路の猫探偵】
    超私見ですまん、飛び抜けて面白くなかった。いやネコチャンに罪は無いんだけど。
    そもそもこれ本格ミステリなの?ミスリードの内容としてはまあありかなと思うけど、ボールで人転倒させるって、、マ〇オカートのバナナじゃないんだから。

    ていうか警察官が制服盗まれるの、新聞乗るレベルの不祥事じゃない?国家権力不当行使の危機よ。なんなら内部犯の匂いもするレベルなのに、口止めしました~で許されること?
    そんな中、どうにかネコを絡ませようとする必死感が更に悪目立ちして、肝心の種明かしも全部あっそう…て流しちゃった。いやネコチャンに罪は無いんだけど。

    まあ悪いのは掲載順だと思います。ゲロゲロ館のあとにこれは霞むって。(個人の感想です)

    【葬式帰り】
    結局この話はどう帰結するの?と思ってたら、1番やべえのお前かい~という話。
    石に齧り付いた話は知ってたけど、その後祟りが起きなかったのはなぜ?が腑に落ちまくり。なるほど、意識を逸らすために!賢いひとって…かしこいね!(語彙力)

    最後自宅の電気が点灯してたの、奥さん在宅設定だし慌てて出てきたから付けっぱだっただけよね?でももし、消して出てきてたとしたら……ホァ……

    【カープレッド】
    野球という名の物に一切興味が無い人間にとっては、この話の面白さか半分どころか1/5くらいになるのでは?ええ、私のことです。
    どうでもいい情報の波に抗えず、受け身のままあれよあれよと流されて行った先で、急に明らかになる真相。へー…ソウダッタノ…

    今だから明かすけど、実は最初お父さんを疑ってたんだ。すぐユニフォームに着替えるの、なんか隠してない?とか思って。ただのヤバいファンなだけだった。ある意味犯人よりこえーよ。

    頭書きにあった通り、高校野球についてはマジで秒しか触れてなくて笑った。有名どころだから許された暴挙では?

    【使い勝手】
    あ~この主人公の苛立ちがめちゃくちゃわかる。中途半端に親切な人間て、結局ずる賢いやつに目ざとく見つかって、いいように使い倒される運命なんよな。
    我慢しても遅かれ早かれどこかで爆発するから、ちょっとうるせえ奴と思われても、ある程度自分の意見は主張した方がいいわよ。わたしより。

    というわけで(?)ミスリードにはすっかり騙されたよね。確かに、ド定番の重量感マシマシ灰皿ならともかく、女の力でシチューボウルはアレかも。。
    でも主人公が、使い勝手のいい女のまま踏みとどまって良かった。それが1番の意趣返しだと思うもん。最後の1文から滲み出るやるせなさも、表題と良くマッチしてると思う。
    やっぱり世の中、真面目に働いて得たお金が1番信用出来るわ。みんな闇バイトとかしないであくせくはたらこ。

    【掟上今日子】
    この作者が原作の「暗号学園のいろは」(漫画。完結済で超おもろいから全人類読んで)に激ハマリしてたので、期待値高め。
    …だったんだけど、やはりアレね。
    シリーズ物をつまみ読み(?)するの、アテクシ苦手だわ。
    内容そのものより、作品内の空気感とか登場人物のキャラを把握することに気がいっちゃって、純粋に話を楽しめないのよ。

    もちろん、こういうのに載せる短編は、初心者でも入り込みやすいように色々説明してくれてるのはわかる。
    でもそうすると話が必要以上に回りくどくなるし、理解を諦めて話だけ追うと、所々に挟まる「このキャラのいつものこの感じ~」の部分が妙に白々しくて読んでられないというか…
    まあつまり、シリーズ未読の私が悪いんです。誠にすまんのきもち。

    そんで今回の事件、まあ胸糞だったわね。
    真相が今日子ちゃんの言う通りだったら…被害者兼加害者の両親のメンタルが心配。。
    これが真実であろうと無かろうと、この可能性については3人の胸の内に閉まっておいてほしいわね。
    世の中、知らない方がいい事ってごまんとあるんだなあ。みつお。

    【虚構推理】
    シリーズ物は以下略。つまりこちらも未読です、すまんのきもち(2回目)
    そんでなになに、主人公は…特異体質の彼女と、また別の特異体質の彼氏?
    …だから、設定モリモリなやつは1回で世界観飲み込みきれないんだってば…頼むからシリーズ物続けてもってこないでおくれ。。

    とまあそこは置いといて、怪異の相談役ってなると色々な方向から話が作れそうね。1番怖いのは人間だぞ~的なのも出来るし。
    自分で言ったやつ自分で論破してくの、刀城言耶みたいだったなあ。とか考えつつこれ書いてる今、どうしよ。結末が思い出せない。結局どの説が採用(?)されたんだっけ。
    …印象に残ったかどうかは正直そのレベルでした。ごめんな。

    【ホームズ】
    小説ってあったけど、これ完全に論評よね?
    確かにコナン・ドイルがホームズ嫌ってたってのは聞いた事ある。
    そこで無意識に【影】の存在を作り出し、そいつにホームズをうっちゃってもらう…というのは、まあ出てきそうな流れかなと。
    でもそこからが流石で、その影が1人だとは限らないよねって。え、医者も?え、犬も?!

    でも言われてみれば、医者の名前は誤植かってくらいそっくりだったわ。しかも端役同士ならまだしも、片方準主役よ?絶対にわざとよね。

    表面的にしか話をさらえない残念な脳みそなので、こうやって論理的に掘り下げて考察できる人たちって尊敬するわ。こういう思考回路があると、1つの話を色んな角度から楽しめて羨ましい。考察厨になりたい。
    そんなこんなで、論評といえど最後まで楽しく読めました、まる。

    0
    2025年04月21日
  • 虚構推理 逆襲と敗北の日

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    岩永琴子の知恵の神としての立場
    が、かなり危険な立場として九郎が
    認識していた事にちょっと驚いた。
    六花、琴子、九郎のその後は暗雲
    立ち込める世界しか無いのか?
    これから良い方に向かって行く事を
    祈る。

    0
    2025年04月12日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    他作品の外伝のようなものもあったりして、一話だけでは何とも。。な作品も。

    「十四時間の空の旅」辻堂ゆめ
    →大人になったら何でもないことが、初めての時はそうだよな、と懐かしくなる。
    『大人はすっかり忘れているかもしれないけど、十代の子供にとって、誕生日は大きな節目だ。』

    「表面張力」凪良ゆう
    →この奥さんを怖い、と思うかどうかは人次第だろうけれど、逆に自分の想いに素直で、かつ波風たてずである意味可愛らしいのではないかなぁ、とラスト夫の想いにもやっとしてしまった。

    『どちらも間違っていない。スタイルが違うだけ。』
    『誰かを嫌うというのは心の負担になるからだ。…見ないふりをすればいいだけなのに、みんなよく疲れることをするものだといつも不思議に思う。』
    『みんな話を聞いてもらいたがる。本当の自分を理解されたがる。』

    「これは運命ではない」城平 京
    →曖昧なままであるが、そういった作風なのだろうか??

    「どっち?」木元哉多
    →人の業というかなんというか。。自分が原因だけれども、妻の前での生活が苦しくなって、また他を求めて、と繰り返した結果今度は自分側に仕返しされる未来を想像してしまった。

    「成人式とタイムカプセル」阿津川辰海
    →ある意味しんどい結末だけれど、彼女が隣にいてくれての謎解きでよかった。。

    「この世界には間違いが七つある」芦沢 央
    →二度読み必須。トイストーリーじゃないけれど、これから間違い探しを見るたびに この話を思い出しそう。。 なるほどなぁ。。

    0
    2025年02月13日
  • 虚構推理(22)

    購入済み

    安定しかし琴子が見たい

    タイトルにある通り、琴子の出番が少ない回です。その分九郎君が頑張っていますなぁという感想。安定の面白さで、安定のストーリーで次も買うけれど、ややスピード感にかける話かなと思ってしまった。次に期待です。

    #シュール

    0
    2025年01月25日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    辻堂ゆめさんのと城平京さんのが良かった!
    辻堂さんのは、自分が結構主人公と似た境遇を体験しているので、すごく面白かったというか。
    城平京さんのは、「虚構推理」のアニメが好きだったので、楽しく読めました。

    0
    2024年08月26日
  • 虚構推理

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    ネタバレ

    うーん…

    ラノベ感強そうだなと迷いつつも、昔この作家さんのスパイラルが好きだったから手に取ってみた。
    所謂本格ミステリとはまた違った推理物。
    人の噂話が巡り巡って怪異に実体を持たせる系の話はいっぱいあるからそういう点では斬新さ等は感じられず、解決策も、それを上回るような話に人々の認識を塗り替えるというお決まりのもの。
    それ故か最後の虚構争奪までが、退屈ではないにしろちょっと長く感じてしまった…

    でも事件そのものの真相を暴く訳でもなく「嘘」で事態を収拾つかせるところや、
    一眼一足の知恵の神琴子と件と人魚の肉を喰って異能を身につけた九郎の設定は面白かった。

    0
    2024年08月17日
  • 虚構推理(21)

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    飛島龍子のベールの下には何が有るか?それは殺人現場にて生じた密室の謎を解くよりも難しい
    大昔の殺人事件の真実ならばそれらしい虚構を組み上げて関係者を納得させれば真相と符合していなくても大きな問題にはならない
    しかし、下手に確認可能なベールの謎は真相が明らかになってしまうが故に推測と外れていても外れていなくてもショッキングな事案となってしまう場合がある
    『飛島家の殺人』はそういった代物となったね……

    御家の為に事件を隠蔽しようとした事が過ちの始まりというのが本作で扱われた密室の厄介な点
    多少の痛みを伴ったとしても、真相をとことんまで突き詰めていれば、今とは違った光景が見えたかも知れない。でも、それは目撃者の話が出たから思う事で

    似た要素は龍子のベールにも見る事が出来るね
    龍子がベールを被るのは一時的な逃避、そう思っていたから関係者もベールの向こう側を明らかにしたりせず放置した。それが50年も続いてしまった事で開くのが難しい密室と化してしまった
    今更になって開こうとするから化け物の寝床に手を突っ込むかのような恐怖すら齎す暗闇となってしまったわけだ

    琴子が示したのは悲劇を悲劇として扱う仮説、そして悲劇を怪異譚として扱うもう一つの仮説
    琴子の口ぶり的には後者の推理をこそ真相に近いと睨んでいるようだけど、ならばベールの向こう側には何が有るのかと漫画版での表現も相まって恐ろしく感じてしまうラストでしたよ……

    そんなミステリらしさに満ちた後味を感じられただけに、MK-Ⅲが暴れ回るアホな話が続く構成にはズッコケてしまったけども!
    しかもあのアホな騒動、ちゃんと真相とかある代物だったんだ…。それこそ何だか負けた気分になってしまうよ……


    新エピソードの『廃墟に出会う』は九郎の高校時代に絡むお話となりますか
    琴子の高校時代なら何度か描かれてきたけど、九郎の高校時代は初だっけ?この頃から紗季と付き合ってたんだ。彼女は彼女でお久しぶりな存在だね

    懐かしい話に手を伸ばすかの如きお話は相良の姉が殺された件とどう関わってくるのだろうか?

    1
    2024年06月07日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    『この世界には間違いが7つある』がとで面白かったです。
    最後のどんでん返し、これは誰でも「あ〜!」ってなります‼︎

    この評価は、この本を自分なりに総合的に見た評価です。

    0
    2024年05月30日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

    Posted by ブクログ

    【2024年90冊目】
    帰国子女の心細いフライトの旅、取り壊している下宿から見つかった御札と交錯する人々の思い、運命か作為か二人の男女、浮気と妊娠妻、消えたタイムカプセル、マスターと正しい世界。非日常アンソロジー!

    「物語の力を信じる作家たち」6人による謎をテーマにしたアンソロジー。それぞれの作家さんの個性が出ているような気がして、楽しめるお得な一冊でした。平均年齢もすごく若い気がする。しかし、小説読んでて急にサイゼリヤに来たみたいな気分になったのは初めてでした。斬新〜。

    表紙もセンスがあって良いですね◎

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    2024年04月19日
  • 虚構推理(20)

    Posted by ブクログ

    複雑だと感じるのはいつものことだけれども、今回は余計に複雑に感じましたね。
    もう一度前巻から読み直してみようと思います。

    0
    2024年01月05日
  • 絶園のテンペスト1巻

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    メインの三人が自己中心的に見えて苦手でした。愛花ちゃんとか左門さんの方が好きだったかな。設定は面白かったです。

    0
    2023年11月12日