城平京のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
まず表紙が綺麗で惹かれたら中も綺麗な絵で良かった。
タイトルの意味が分かるのが4巻か5巻くらいまで
読まないといけないらしいのでそこまで読むか悩む -
Posted by ブクログ
フィクションの世界では古い因習に囚われた村、外界のルールが通用しない村なんてのは山の数ほど登場するけど、本作のようにカエルと相撲が大きな価値を持っている村なんてほぼ無いだろうなぁ(笑)
一応原作は既読。でも読んだのは随分前だから忘れている部分もあるかな…?と思っていたけど、意外と覚えていたな
それもこれも全てはインパクトの強すぎる設定のせいなのだろうけど
両親から相撲に愛されていると言われ相撲を続けてきた文季、体格の小ささと両親との死別を持ってようやく相撲から離れられると思いきや相撲が大きな価値を持つ久々留木村にやってきてしまうとは不思議な巡り合わせである
これで文季が見た目通りに相撲が弱かったら村の片隅に埋もれていったのだろうけど、類稀な努力と分析力によって実は全国レベルの力量を持っていたのだから誰も放っておかない
一方で小さな村の中で古式ゆかしい相撲を愛してきた久々留木村にとっていわば文季は外来種のようなもの。目立つ存在となってしまった文季には当然厄介事が持ち込まれるのだけど……
まさか厄介事を持ち込むのがカエルの神様とそれにお仕えする怪力少女というのはどう考えてもインパクトが強すぎる(笑)
設定だけを見れば破茶滅茶なギャグ漫画としか思えない
でもそこには城平京先生が緻密に考えたロジックが敷き詰められているために、ギャグのようにしか思えない展開や描写の数々も村の独特な風習を伝えるものとして一役買っていたり、また外来の神に拠って齎される危機というのも納得いく展開となっている
ただ、どれだけロジックが有ったとしても相撲を取っているカエルを前にしたらギャグ描写としか思えないのだけど(笑)
村の危機が掛かっているからと、あの光景を前にしながら真っ当な方法で相撲でカエルが勝つ方法を考えなければいけない文季の苦労が思いやられる……
相撲にカエルに殺人事件。到底結び付く筈のない3つの要素が不思議な絡まり方を見せ始める本作
このまま巻を重ねていけば、もしかして『虚構推理』のように小説より先の展開が描かれることも在るのだろうか? -
Posted by ブクログ
異種族、異形が人間と関わるお話を書いていく上で避けては通れない異種族恋愛譚。「雪女のジレンマ」ではミステリー要素に上手くその要素を絡めることで綺麗に異種族恋愛譚を成立させているね
異種族と人間が恋をする上で障害となることが多いのは価値観のズレであったり、寿命差であったりするのだけど、本作ではここにアリバイ証明が必要な殺人事件を交えることで独特の視点から異種族恋愛の危険性を語っているね
雪女では時間の感じ方が人間と異なる、また自分が妖であるために警察に証明を行うことができない。12巻を読んだ時点ではこの辺りがアリバイ証明の問題点になってくるのだろうと想像していたのだけど、妖達の調停者である琴子としては事件の解決よりも先に妖が人間と関わる上での危険性を見出すとは思わなかったな
琴子が最初に語った推理は結局脅しとして機能したわけだけど、時と場合と人が異なれば絶対にありえないと言い切れるわけでもない。
だから昌幸人間不信を解決するための手段としてこの事件を利用した
琴子が語った虚構、語らなかった真実。この場において琴子は事件の真実よりも雪女の幸福を優先したというわけだね
第34話は……箸休めなのか、随分と穏やかなエピソードになっているね。ノリとしては第14話「よく行く店」が思い出される
この話はどちらかというと登場人物ではなく、読者を騙す目的で描かれているのかな?見事に騙されてしまったよ
いわくつきの物件、妖が避けて通る九郎の存在。こういった要素が揃えば、そこは確かに怨霊に取り憑かれているんじゃないかと当然のように思い込んでしまう。それがまさかあのような俗な動機が隠されているとは思わなんだ
ただ、このエピソードで一番驚かされたのは琴子の存在だったように思うよ!あの表情は卑怯すぎるわ(笑)
今となっては相容れない天敵となった六花と琴子が協力して事件解決に当たった過去が描かれる第35話
事件概要は少し語られるけれど、概要が語られる前後の性欲やら激辛担々麺の印象が強すぎるね…
意図的に殺人行為を目撃させたと思わしき犯人、殺人を見ながら何も言わないままの目撃者
それぞれの思惑が読みきれないこの事件にどうやって虚構が絡むのか、そして六花はこの事件を通して琴子の性質をどのように観察することになるのか、結果が興味深いね -
Posted by ブクログ
ネタバレ「死者の不確かな伝言」では六花さんが琴子の元同級生と出会います
六花さんは相変わらず好きになれませんね
九郎が琴子と仲良くしていることに面白くなそうに言い、九郎が琴子をぞんざいにしていることを嬉嬉として言う
性格 悪いなぁ
これだけなら ただの悪女なんですが、何故か
この話の人達からは好印象なのが 納得がいかないところです
そして 今回の本題は
元同級生の目線から 再び 高校生時代の琴子が!!
玲奈は琴子に対して 割と好意的ですよね
この話では琴子は周りから辛辣に言われているので
琴子にもちゃんと味方がいたのかと何となく安心します
高校生の琴子は同級生目線で語られることが多いので 実際に問題を解決したところが見れないのが惜しいところです
琴子は幽霊の浄霊とか出来るんですかね
「雪女のジレンマ」
最初に九郎と琴子は出てきましたが
今回はあくまでも主役は雪女と昌幸の話みたいです
そして今回も琴子は 九郎に着いてきてもらえなかったんですね
最初の方を見る限り大学での琴子の評判は今のところ 悪くないようですし、下手に隠してる方が変に思われそうなものですが・・・
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Posted by ブクログ
ネタバレ「六花ふたたび」は次に続く「スリーピングマーダー」の前日譚にあたるのでしょうが 六花さんが
怖かった・・・
悪意なく人を殺しそうなこの人が普通に暮らしてるということ自体が怖かった
最後に九郎のことで「私のものになるはずだったんですよ」と言った時の表情
背筋が凍りそうでした
どう考えても 琴子より六花さんの方が断然、危ないというかタチが悪い気がする
前に紗季さんが葛の葉、雪女、清姫とたとえたり、
琴子が磯女、隙間女、濡れ女に例えていましたが
まさに妖しいが似合うような人ですが、
もう既に人間やめていませんか?この人
法に触れるようなことはしていないと言っていましたが この人の場合、法では裁けないというだけで 人は殺してますよね
あと 思ったのですが 六花さんって本当に悪意がないんでしょうか
琴子と面と向かって 九郎に嫌われているとか
捨てられてるも同然と言ったり
自分が九郎に大事にされていると自覚し、自分でもそれを琴子に言っている
今回も周りに琴子を悪く言ったりしていましたし
どう見ても悪意を持って やってるようにしか見えない
やっぱり 私は六花さんが紗季さん以上に好きになれないです というか嫌いです
前半はあまり気分がよくありませんでしたが
最後に琴子が九郎に怖いものを聞かれ
「男女間は秘密の一つもあった方がうまくいくものですよ?」答えた時の琴子は何処かミステリアスで
底知れない感じがして 綺麗でした
後半は 可愛い琴子が見れて 満足でした
欲しがってるものはともかくとして ほしい、ほしいって駄々こねてるところが可愛かった
こういうギャップも琴子の魅力ですよね
だから 高校生の琴子が周りに思いのほか 辛辣に言われているのが 驚きだった
今と違って 下ネタも言ってないし、品も良さそうだし、容姿もいいし、頭脳明晰だし、それなりにモテてもおかしくないと思うのだけれど
何でこの漫画では六花さんは好かれて、琴子は嫌われてるんですかね
おまけ漫画はとてもよかったです
九郎が布でくるんだら眠ってしまったマンドラゴラを琴子と重ね合わせて微笑んでいましたが
琴子としては複雑でしょうね(笑)
最後に琴子がマンドラゴラの根(スケベ薬)を食べたようですが その後が ものすごく 気になります
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Posted by ブクログ
ネタバレ「別に私は罪を負っても構いませんし この町にどんな被害が出ても構いはしません」
一見 非情にも聞こえるが 常に公正に人や妖達を裁こうと思ったら 非情にならないとやっていけないのかもしれない
人間の側にとっても 妖の側にとっても 公正で中立に立たなければいけないのであれば 琴子はどちらにも属すことが出来ず たとえ 親であろうと 常に周りと距離をとらなくてはならない
ある意味 琴子は神様であるが故 常に1人で戦ってきたのだろう
その点 九郎は琴子にとって これ以上ないくらいよい恋人だと思う
と思っていたら「ダミアン君を知っているか」で
九郎の株がやや下がった
いくら 鬱陶しくたって 恋人の誕生日を覚えず、挙句の果てに元カノの誕生日を言うのはいくらなんでも・・・
途中、子供をいじめていると勘違いしたとはいえ、
後ろから蹴飛ばしておいて 謝らないというのもいくらなんでも酷いと思う
今回の回で 九郎が琴子と肉体関係を持っているのは ほぼ確実だと思うのだけれど
「そりゃあ 先輩のおかげで未通女ではありませんが」と言ったり、
苦いものの例として「精・・・」と言いかけていた
(言い終わる前に九郎に蹴り飛ばされたが)
琴子が九郎と 肉体関係があるようなことを言う時
九郎は口を塞いだり 止めたりするだけで 否定したりはしていない
彼女だと言うと否定するのに それを否定しないのは何故なんだろうか? -
購入済み
月刊も初トライ
紙から電子書籍を買うようになり、初めて月刊マガジンも購入してみました。
途中から読みたい時に飛べないのが残念。
目次のページからタイトルを触ると飛べるようになるとすごく読みやすくなる気がします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は九郎×琴子推しなので 紗季さんには寺田刑事と上手くいって欲しかったので残念です
紗季さんは九郎が紗季さんに六花さんの面影を感じて 付き合ってたのに気づいていたみたいですが
紗季さんも紗季さんで頼りなさげでなよっとしてて素朴で山羊みたいな九郎に惹かれてた
しかし 実際は 九郎が、普通からかけ離れた人の範疇にないものだと知り 別れた訳ですが
ある意味 お互いがお互いを理解しようとしなかった点では ある意味似ていて そういう意味で
お似合いのカップルだったのかもしれませんね
九郎は六花さんが好きであり、縛られている
九郎は 六花さんが好きだと言っていましたが
琴子とは別の意味でやはり 甘いような雰囲気はなく
紗季さんの言うように 師匠に接するような感じで
恋情というより憧れに近いものだと思う
私としては 九郎と紗季さんの関係も恋人というより
上司と部下のように見えるのですが・・・
やはり 九郎は琴子の前だと気を許している感じがします
今回は 六花さんの登場回であると同時に
九郎と琴子の信頼関係がよく出てる回でもあると思いました
今回の黒幕が六花さんであると確信しながら 九郎に
琴子は何か言おうと口を開きかけたけれど
紗季さんが来てしまい、急いで 服を着るシーン
琴子が九郎を心配そうに見てるのがよかったです
九郎が 琴子にとって 恋敵であり、今回の件でも敵である六花さんを気にかけてることに 何も言わず
心配する琴子
懐 広くて 包容力あるいい彼女じゃないですか
幸せになって欲しいです
紗季さんが来てなければ 琴子は何を言おうとしてたんでしょうか
私は九郎は琴子と付き合うことで大変な目にあってるのかもしれませんが 九郎は琴子と付き合ってた方がいいと思う
あと九郎が琴子の頭を撫でてやり、琴子が嬉しそうにしてるシーンが好きです
その他では 九郎が六花さんと琴子にイメージする家事が違いすぎてふいた
何で 二人ともシャワーハットとナイトキャップ持ってるんだろう?
九郎が使うのかな?
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Posted by ブクログ
ネタバレ紗季さんが思った以上にうざかった
確かに先輩とかにいたら 頼れるし、憧れるだろうけど 恋人の元カノとかにいたら嫌なタイプだなぁ
(恋人なんて一度も出来たことないけど)
理由が理由なだけに 未練があるのはわかるけど
より戻す気もなければ、略奪する気もないのに
元彼の今カノに マウンティングしたり
元彼にちょっかい出したりするなよって思った
「彼はそう・・・
居てほしい時にそばに居てくれる人だった・・・」
じゃないよ!
恋愛モノとしては いいスパイスになってるんだろうけど 九郎の対応次第では見る目が変わりそうだ
ちなみに 紗季さんは 九郎のぼんやりとしてて 穏やかなところが好きだったみたいですが
私はむしろ 好戦的な九郎の方が断然好きです!!
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ネタバレ 購入済み
雪女編
最初は岩永の高校時代、ミステリー研究部仲間?が六花と出会い、当時のエピソードを語る短編。ダイイングメッセージを題材にした話、ダイイングメッセージはミステリー好きからしても、証拠なり得るのか?と言う疑問があるテーマ。そして、このダイイングメッセージは本巻では途中までになる「雪女のジレンマ」でも取り扱われている。証拠と言い切れないダイイングメッセージと、アリバイの証人が証人とならない雪女という二重の不条理で容疑者が追い込まれる。
九郎先輩、ほぼ出番なし。
かねがね思っていたのだが、この作品はゲストキャラの女の子が可愛い。雪女に至っては過去最強レベルの可愛さであろう。 -
Posted by ブクログ
この巻には2つの事件が収録されていて、どちらも被害者が遺したダイイングメッセージが事件の鍵として示されている
まず小さめな事件でダイイングメッセージについて教授して、ダイイングメッセージが事件を左右する長編を描いたのかなと思ったら……
まさかのうっかりだったようで。奇跡のようなネタ被りですか
29話で描かれるのははっきりと犯人が自白していながらも、別人を指しているとしか思えないダイイングメッセージが遺されていた為に迷惑を被る人物についての話
ダイイングメッセージといえば、犯人を示す証拠としか考えていなかったから、この話で示されるような解釈は意外な驚きが有ったなぁ
ただし、本作は虚構推理。琴子は依頼人の困り事を解決するために一つの解決策を授け、それが実際に功を奏したわけだけど、琴子の推理が正しかった保証なんて何処にもないんだよねぇ
ここで琴子が最優先してるのって困り事の解決ではなく幽霊から目を逸らさせることなんだよね。幽霊なんて居ないと一貫して否定、それどころか中村沢が流した噂だと示唆して問題の根幹が中村沢にあるかのように話を誘導している
結果、中村沢に換言をしたことで問題解決がされたという認識がされ、同時期に消えた幽霊に関しては「ちょうどよく消えた」程度しか認識されない
琴子は知恵の神に相応しい動きをしているね
30話、31話で描かれるのは異種族恋愛譚と評したくなるような話
人間不信になった男とときおり人里に降りてくる雪女。そんな二人が意気投合して様々な食事に舌鼓を打つ様子は微笑ましい
だからこそ、突然訪れる殺人事件の一報は二人の日常を壊してしまうし、犯人と疑われる昌幸を救うはずのアリバイを唯一提示できる雪女が妖であるために証明しようがないというのは哀しく思える
アリバイ証明が出来れば昌幸を示しているかのようなダイイングメッセージなんて関係なく犯人ではないと証明できるというのに……
今回の事件は雪女が関わっていると表明しない限りは普通の事件として扱われそうなタイプに思えるけど、ここに虚構が入り込む隙はあるのだろうか?
困窮した二人のもとに現れた知恵の神琴子。彼女は昌幸と雪女を救えるのだろうか?
ていうか、琴子の様子だとまたしても九郎に置いてけぼりにされた感じですかね(笑) -
購入済み
怪異ストーリー本格化
いよいよ怪異ストーリーが本格化したが、今カノと元カノの張り合いの方も本格化してこちらの方も面白い。
原作がしっかりしているし、絵もきれいなので怪異ものを大変に分かり易く読みやすくしている。 -
購入済み
これもミステリ
遺産相続にからみ、23年前の殺人の謎を解く…ミステリの王道的展開と思いきや。一捻り二捻り三回転宙返り。で、最後まで読むとやはりミステリ。しかも一級品。
…元ミステリ研部長氏が認めてくれるかはわからないけど。