城平京のレビュー一覧

  • 虚構推理

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    軽いラノベミステリと思わせて、自ら課した高いハードルを飛び越えることでうたいあげる大いなるミステリ賛歌。

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    2019年11月09日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    「虚構推理」シリーズは、真実よりも真実らしい虚構を編み出し、みんなにそれを信じさせる、という話です。
    本作は短編集で、ほとんどが既に漫画版で描かれています。最後に掲載されてる自販機の話は、漫画版未掲載なので読んでて新鮮でした。虚構を構築するというテーマの特異性に加え、作者の城平京さんが持つ、言葉や人の心情に対する繊細な感性も遺憾無く発揮されており、城平京だからこその作品となってます。

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    2019年10月05日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    本格ミステリ大賞を受賞した長編『虚構推理』の第二弾で、今度は連作短編集。大賞受賞の後は、そのコンセプトに準じた作品を書くのが一般的な筈だけど、もう番外編になるとはね。まあ、漫画の原作やら何やら事情があるのだろう。
    それはともかく、推理が正しかろうが間違っていようが相手に納得させれば勝ち、という発想がいいよね。もののけや霊が出て来ても、どこかコミカルで重たくならないのも好感。全五話どれも面白かったけど、主人公の琴子が霊と意思疎通が出来るからといっても、被害者の霊から犯人名を聞く話だけは反則でしょう(笑)。

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    2019年05月12日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    「夜半のちぎり/岡崎琢磨」
    シンガポールの新婚旅行で奥さんが殺される。そこで元カノも結婚していて、彼と来ている。その彼が実は今の奥さんとも付き合っていて犯人というだけの話。

    「透明人間は密室に潜む/阿津川辰海」
    これは力作ですね。なぜか肌が透明になる人たちが現れてきて、そうなると透明人間は不便。人とぶつかるし、食べ物は見えるし、病院で患部の診察もできない。それでメイクを施すことになる。透明であることを利用して殺人事件を試みるのが出足。倒叙ということになる。身体に吸収したものは老廃物でも透明だがそれ以外は見えてしまうので爪の間の垢、歩いた時についた泥なども危ない。人通りの少ないところを探すのに

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    2018年11月11日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    【収録作品】「夜半のちぎり」岡崎琢磨/「透明人間は密室に潜む」阿津川辰海/「顔のない死体はなぜ顔がないのか」大山誠一郎/「首無館の殺人」白井智之/「袋小路の猫探偵」松尾由美/「葬式がえり」法月綸太郎/「カープレッドよりも真っ赤な嘘」東川篤哉/「使い勝手のいい女」水生大海/「掟上今日子の乗車券 第二枚 山麓オーベルジュ『ゆきどけ』」西尾維新/「虚構推理 ヌシの大蛇は聞いていた」城平京/評論 「吠えた犬の問題-ワトスンは語る」有栖川有栖

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    2018年08月07日
  • 雨の日も神様と相撲を

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    青春ファンタジーとしては面白かった。しかし途中の事件要素が浮いたまま終わった印象。無くても話が通じるという意味では上手くストーリーに落とし込めていなかったと思う。

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    2018年06月23日
  • 虚構推理(1)

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    妖怪、伝奇、推理、バトルとジャンルミックスな作品。真犯人を見つけるようなベタなミステリーではなく虚構のための推理を展開していくのは面白い。けど読むのにちょっと疲れる。

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    2018年03月30日
  • 虚構推理(1)

    購入済み

    虚構推理

    次が気になる、読みたくなる。

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    2017年09月06日
  • 天賀井さんは案外ふつう 4巻

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    最終巻!
    しかし相変わらずの日常っぷりである。いや完全に非日常なんだけどめちゃくちゃ普通ーに過ごしてるので特に何も起こってない感がすごい。
    天賀井さんも活躍してくれたけどそれすらもなんか地味である。いや活躍内容自体はすごいんだけどもなんかぬるっとしている。なるようになる。世はなべてことも無し。

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    2017年06月26日
  • 虚構推理(6)

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    大変良いコミカライズでした。原作読んでましたので展開等々判ってる状態でしたが、どのシーンも見事な視覚化でした。あと、原作では九郎君と琴子の関係がイマイチ「で、なんでこの二人は恋人ととして続いてるの?」と理解できない所があったんですが、漫画版はそこも見事に描いてますね。
    次から始まる新章も楽しみですね~。

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    2017年06月23日
  • スパイラル ~推理の絆~15巻

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    "「あんた抜けてもいいんだぞ こんなきつい話に付き合うことはない」
    「何言ってるんですか それじゃあハッピーエンドに付き合えないじゃないですか?」"

    完結。
    ヒロインに隠しがあるのはとても好き。

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    2017年03月19日
  • スパイラル ~推理の絆~11巻

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    "「…俺はまだ誰も殺していない 何も決定的なことをやってない
    だから運命に逆らって 自分の意志で何かになれる可能性を持ってる
    まだ未定だから
    俺は火澄とブレード・チルドレン
    両方の問題を解決できる存在になれる可能性もあるんだそうだ」"

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    2017年03月18日
  • 虚構推理(4)

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    基本的に小説でのコメディって、イマイチ入り込むことが苦手なので(小説を読むときは頭がかたいモードになってしまう)、原作で色々あったエピソードもあんまり楽しめてなかったなあ、などと感じました。
    特に岩永が爆睡してしまったことを煩悶するシーンなんかは、もう、最高ですね。
    というわけで第4巻、いよいよ『虚構推理』の開始です。いやあ、ミステリ漫画らしい台詞の多さ。いいよいいよー。

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    2020年12月01日
  • 天賀井さんは案外ふつう 3巻

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    「謎」が明らかになる第三巻。
    うーん、つまらないわけではないのだけれど、話のほとんどがその謎の解説に費やされてしまっていて、「日常系」ではないんじゃないか、これでは。二巻の学校の日常みたいなものをもっと描く方向なのかと思ったら…。
    次巻で終わりらしいし、うーん、なんだか色々中途半端な印象。真木くんもそれでいいのか、という感じ。あまりにも達観しすぎてないか。
    後味悪いラストにならないことだけを祈ります。たぶんならないだろうけど。

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    2020年12月01日
  • 天賀井さんは案外ふつう 2巻

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    前巻は設定の説明がメインという感じで、今回からようやく「コメディ」といった感じになってきたかな。部員たちもなかなか個性豊かなメンバー揃いで読んでいて楽しい。
    メインの「謎」についてはなんだかややこしくなってきたな…という感じ。
    やっぱりそんなに長くはならなそうだな。どう決着をつけるのか。

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    2020年12月01日
  • 天賀井さんは案外ふつう 1巻

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    伝説のスパイラルコンビ復活ということで、城平作品はスパイラル以降追っていなかったのですが手に取りました。
    うーん、だけどジャンルはミステリじゃなくて「日常系伝奇コメディ」とのこと。せっかくならミステリが読みたかったんだけど、それを読みたければ「虚構推理」読めってことなのかな。
    設定が随分盛りだくさんというか、こんもり山盛りな感じで、果たしてどう収拾がつくのかという感じ。一応大きな謎があるんだけど、ミステリ的にはあまり期待しないでねという感じのあとがきだし。
    まあでも嫌いな空気感ではないし、そんなに長くはならないらしいので最後まで読もうかなと思います。

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    2020年12月01日
  • 虚構推理(5)

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    いよいよ「解決」劇が始まりましたね!
    やっぱりこの辺は原作の方が勢いでバーッと読み進められてワクワク感が高かったかな、とも思いますが、しかしコミックスだとなんせわかりやすい!それに表情なんかも描写されちゃうわけだからなかなか…特に2番目の解決が…ぐっと来ちゃいますな。
    さて、とうとう次は最終巻…いやあ楽しみです!

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    2016年12月19日
  • 虚構推理(4)

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    ネタバレ

    鋼人七瀬にある人物が殺されたことにより状況が悪化し、琴子、九郎、紗季陣営が決着をつけるべく動き出す今巻。六花まわりのオリジナル部分がとても良いですね。彼女が顔出しすることで琴子との対決感も強まってる。ラスボスなのに小説では影が薄かったから……

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    2016年09月24日
  • 天賀井さんは案外ふつう 2巻

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    コメディを謳ってるだけあって、ミステリ部分はサクサク進むね。
    まだ謎な部分はあるけど、意外とあっさり終わるかも?

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    2016年08月30日
  • スパイラル ~推理の絆~2巻

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    "「そんな口の利き方していーんですか?
    これまで私の情報でどれくらい助かったと思ってるんです?
    鳴海さんは私にすんごい借りがあるんじゃないですか?」"

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    2016年08月12日