城平京のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、某大国の“名無し”ハッカー集団が某国の麻薬組織に「宣戦布告」をしたとのことで、「2ちゃんねる」では「情報対暴力」という構図が語られていました。「暴力」の対極にあるものが何なのかは意見の分かれるところかと思いますが、本作においては「論理」をその位置に置いています。
クールで完璧さを持った主人公や謎多きヒロイン、さらに類稀な才能を持つ「ブレード・チルドレン」と呼ばれる少年少女たち・・・といった良い意味での「中二的」な設定には、今となってはこっ恥ずかしさを感じつつも、素直に魅力的にも思ってしまうのねー。
「推理の絆」という副題を掲げながらも、少年少女が銃撃戦を繰り広げ、さらには「ファンタジー」ともとれる設定が広げられる。とはいえ、原作者でミステリー作家の城平さんは再三、本作が「ミステリー」であることを「原作者あとがき」にて述べています。たしかに、そう思ってみてみると、この漫画は明らかにミステリーの文法が用いられているんだよなあ。何がどう、ということではなく、通して読んでみると、ミステリー小説と同じように僕の心が動いちゃう。間違いなく、この漫画はミステリーなのである!
【巻数】全15巻
【掲載誌】月刊少年ガンガン
【連載年】1999年~2005年 -
Posted by ブクログ
☆3.7 (3巻まで読んだ感想)
ジャケ買い作品。表紙の絵の色気に負けて買ってしまいました。絵の見せ方が本当に上手できれいですねー。両目が見えないことによる効果と、つやつやお肌と唇の感じがとてもきれいです。本編の方の絵は、ちょっと表紙からのイメージとは違ったのですが(私だけでしょうか)、きれいです。ちょっと既存の作家さんの絵に似ている気もしますが。あと、全身のバランスが時々変かな、と思う場面もありますが。まぁ、私の中では、今後に期待の範囲です。
で、肝心の内容についてですが、3巻まで読んだ感じでは、好みもあるとは思いますが、私は好きです。ちょっと頭脳派ミステリ系でしょうか。ファンタジー(魔法使いと魔法だし)ではありますが、結構、地に足が着いている感じですし、魔法を出しながらも、常識は常識として話の中で機能しているので、夢っぽくもならず現実感が出ていて、いいなと思います。3巻では、逆にその点でちょっと笑えていい感じでした。シェイクスピアを引用しているもの、インテリっぽいですが、嫌味にならない程度だし、上手に盛り上げる感じでいいなと思います。葉風ちゃんが、早く戻ってくるといいなと思いつつ、続きに期待です。