城平京のレビュー一覧

  • 雨の日も神様と相撲を

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    物語は、中2の男子生徒の両親が交通事故で亡くなり親戚の家に引っ越していくところから始まる。
    その村の神様はなんとカエルであり、独特の掟のようなものが存在する。
    文季は、幼い頃から両親の勧めにより相撲をしており、体は小さいが、その体格差を補うために勝つための頭脳を養ってきた。その村のカエル様に外来種のカエルがやってきて、勝つためにはどうしたらいいのか、文季に相談を持ってきた。

    村を治める一族の秘密や、長女真夏の持つ運命も解決に向け対処していく文季はどう解決していくのかが、面白く、読み応えある展開は楽しかった。

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    2020年01月08日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    岩永琴子が九郎先輩を従えつつ、事件を妖の神として
    解決していく様は、面白く読める。
    漫画の方が色々な琴子の逆転の発想を画にして見れるので
    小説より分かりやすい。

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    2019年12月08日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    「虚構推理」シリーズは、真実よりも真実らしい虚構を編み出し、みんなにそれを信じさせる、という話です。
    本作は短編集で、ほとんどが既に漫画版で描かれています。最後に掲載されてる自販機の話は、漫画版未掲載なので読んでて新鮮でした。虚構を構築するというテーマの特異性に加え、作者の城平京さんが持つ、言葉や人の心情に対する繊細な感性も遺憾無く発揮されており、城平京だからこその作品となってます。

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    2019年10月05日
  • 虚構推理短編集 岩永琴子の出現

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    本格ミステリ大賞を受賞した長編『虚構推理』の第二弾で、今度は連作短編集。大賞受賞の後は、そのコンセプトに準じた作品を書くのが一般的な筈だけど、もう番外編になるとはね。まあ、漫画の原作やら何やら事情があるのだろう。
    それはともかく、推理が正しかろうが間違っていようが相手に納得させれば勝ち、という発想がいいよね。もののけや霊が出て来ても、どこかコミカルで重たくならないのも好感。全五話どれも面白かったけど、主人公の琴子が霊と意思疎通が出来るからといっても、被害者の霊から犯人名を聞く話だけは反則でしょう(笑)。

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    2019年05月12日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    「夜半のちぎり/岡崎琢磨」
    シンガポールの新婚旅行で奥さんが殺される。そこで元カノも結婚していて、彼と来ている。その彼が実は今の奥さんとも付き合っていて犯人というだけの話。

    「透明人間は密室に潜む/阿津川辰海」
    これは力作ですね。なぜか肌が透明になる人たちが現れてきて、そうなると透明人間は不便。人とぶつかるし、食べ物は見えるし、病院で患部の診察もできない。それでメイクを施すことになる。透明であることを利用して殺人事件を試みるのが出足。倒叙ということになる。身体に吸収したものは老廃物でも透明だがそれ以外は見えてしまうので爪の間の垢、歩いた時についた泥なども危ない。人通りの少ないところを探すのに数日をかける。殺す相手は透明化を直す薬を発見した博士。それなら助かるんではないかと思うが。慎重の上にも慎重に殺害を実行するが、夫にはバレバレで後をつけられている。殺人は成功するが、犯人がどこにいるか分からない。ガラスをばらまいたり、指し棒を無秩序に振り回すがいない。実は、死体の上に横たわってたいというアイデアが面白い。さらに動機。実は透明を利用して他の人になりかわっていたので、透明でなくなるとそれがばれてしまうというもの。透明人間のディテイルから、透明人間の殺害のあれこれ、動機まで腹いっぱいのアイデアが詰まってました。

    「顔のない死体はなぜ顔がないのか/大山誠一郎」
    顔のない死体とクビのない死体は違う。ともに通常は別人に思わせるためのトリックというのが定石だがそれを覆すアイデア。顔がないと身元が判明しないので、歯型から歯医者を探すことになる。どこの歯医者にかかっていたのか分からないので近くの病院に照会をかける。実は死体の女性はその歯科医と不倫していて、元夫の犯人は、自分の子がその歯科医の子どもなのではないかと疑い、彼のDNAを採取したくて企んだもの。なかなか面白い。

    「首無館の殺人 白井智之」
    これはひどい。殺人後雪が降っていたが足跡がないことから密室状態。本館から別館に移るのにロープはない。死体の腸をひっぱりだしつないでロープにしたというもの。

    「袋小路の猫探偵 松尾由美」
    袋小路で女性モノのハンドバックを持った泥棒の若者とそれを追いかける警官と会うが警官だけが消えてしまう。いかなるトリック?泥棒は警官姿で、警官が若者の格好だった。袋小路は泥棒の家があるところだった。シンプルなディスミレクション。

    「葬式がえり 法月綸太郎」
    ある場所で「杜若」を謳っている悪霊が出るという噂を逆手にとって悪霊のせいにして殺人を行う。

    「カープレッドよりも真っ赤な嘘 東川篤哉」
    カープのCのマークは外国の球団に同じものがあり、カープファンではなく、外国の球団だったというオチ。それがマニアックなチームの話で分かるというのもので、無知のワタシには面白くないが、そういうトリックもあるんだというところでは面白かった。

    「使い勝手のいい女 水生大海」
    元彼を殺したと錯覚する描写をさせて、実は違ってたというミスディレクション。文章表現のトリックが面白い。

    山麓オーベルジュ『ゆきどけ』 西尾維新」
    動機について、全く動機のない殺人がある。成績が下がって試験に落ちるのが嫌で、弟を殺す。その用事のために替え玉受験をさせる。替え玉受験のための殺人。

    「ヌシの大蛇は聞いていた 城平京」
    沼に死体をすてた犯人。どういう意図があったのか。警察にその沼をさらってもらいかった。沼の主、大蛇とのやりとり。

    評論
    「吠えた犬の問題 有栖川有栖」

    出来不出来が激しい。これが今年のベストとは到底思えない。本格ミステリ作家クラブ選ということで限られたものだからかもしれない。

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    2018年11月11日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    【収録作品】「夜半のちぎり」岡崎琢磨/「透明人間は密室に潜む」阿津川辰海/「顔のない死体はなぜ顔がないのか」大山誠一郎/「首無館の殺人」白井智之/「袋小路の猫探偵」松尾由美/「葬式がえり」法月綸太郎/「カープレッドよりも真っ赤な嘘」東川篤哉/「使い勝手のいい女」水生大海/「掟上今日子の乗車券 第二枚 山麓オーベルジュ『ゆきどけ』」西尾維新/「虚構推理 ヌシの大蛇は聞いていた」城平京/評論 「吠えた犬の問題-ワトスンは語る」有栖川有栖

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    2018年08月07日
  • 雨の日も神様と相撲を

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    青春ファンタジーとしては面白かった。しかし途中の事件要素が浮いたまま終わった印象。無くても話が通じるという意味では上手くストーリーに落とし込めていなかったと思う。

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    2018年06月23日
  • 虚構推理(1)

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    妖怪、伝奇、推理、バトルとジャンルミックスな作品。真犯人を見つけるようなベタなミステリーではなく虚構のための推理を展開していくのは面白い。けど読むのにちょっと疲れる。

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    2018年03月30日
  • 虚構推理(1)

    購入済み

    虚構推理

    次が気になる、読みたくなる。

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    2017年09月06日
  • 天賀井さんは案外ふつう 4巻

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    最終巻!
    しかし相変わらずの日常っぷりである。いや完全に非日常なんだけどめちゃくちゃ普通ーに過ごしてるので特に何も起こってない感がすごい。
    天賀井さんも活躍してくれたけどそれすらもなんか地味である。いや活躍内容自体はすごいんだけどもなんかぬるっとしている。なるようになる。世はなべてことも無し。

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    2017年06月26日
  • 虚構推理(6)

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    大変良いコミカライズでした。原作読んでましたので展開等々判ってる状態でしたが、どのシーンも見事な視覚化でした。あと、原作では九郎君と琴子の関係がイマイチ「で、なんでこの二人は恋人ととして続いてるの?」と理解できない所があったんですが、漫画版はそこも見事に描いてますね。
    次から始まる新章も楽しみですね~。

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    2017年06月23日
  • スパイラル ~推理の絆~15巻

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    "「あんた抜けてもいいんだぞ こんなきつい話に付き合うことはない」
    「何言ってるんですか それじゃあハッピーエンドに付き合えないじゃないですか?」"

    完結。
    ヒロインに隠しがあるのはとても好き。

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    2017年03月19日
  • スパイラル ~推理の絆~11巻

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    "「…俺はまだ誰も殺していない 何も決定的なことをやってない
    だから運命に逆らって 自分の意志で何かになれる可能性を持ってる
    まだ未定だから
    俺は火澄とブレード・チルドレン
    両方の問題を解決できる存在になれる可能性もあるんだそうだ」"

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    2017年03月18日
  • 虚構推理(4)

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    基本的に小説でのコメディって、イマイチ入り込むことが苦手なので(小説を読むときは頭がかたいモードになってしまう)、原作で色々あったエピソードもあんまり楽しめてなかったなあ、などと感じました。
    特に岩永が爆睡してしまったことを煩悶するシーンなんかは、もう、最高ですね。
    というわけで第4巻、いよいよ『虚構推理』の開始です。いやあ、ミステリ漫画らしい台詞の多さ。いいよいいよー。

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    2020年12月01日
  • 天賀井さんは案外ふつう 3巻

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    「謎」が明らかになる第三巻。
    うーん、つまらないわけではないのだけれど、話のほとんどがその謎の解説に費やされてしまっていて、「日常系」ではないんじゃないか、これでは。二巻の学校の日常みたいなものをもっと描く方向なのかと思ったら…。
    次巻で終わりらしいし、うーん、なんだか色々中途半端な印象。真木くんもそれでいいのか、という感じ。あまりにも達観しすぎてないか。
    後味悪いラストにならないことだけを祈ります。たぶんならないだろうけど。

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    2020年12月01日
  • 天賀井さんは案外ふつう 2巻

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    前巻は設定の説明がメインという感じで、今回からようやく「コメディ」といった感じになってきたかな。部員たちもなかなか個性豊かなメンバー揃いで読んでいて楽しい。
    メインの「謎」についてはなんだかややこしくなってきたな…という感じ。
    やっぱりそんなに長くはならなそうだな。どう決着をつけるのか。

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    2020年12月01日
  • 天賀井さんは案外ふつう 1巻

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    伝説のスパイラルコンビ復活ということで、城平作品はスパイラル以降追っていなかったのですが手に取りました。
    うーん、だけどジャンルはミステリじゃなくて「日常系伝奇コメディ」とのこと。せっかくならミステリが読みたかったんだけど、それを読みたければ「虚構推理」読めってことなのかな。
    設定が随分盛りだくさんというか、こんもり山盛りな感じで、果たしてどう収拾がつくのかという感じ。一応大きな謎があるんだけど、ミステリ的にはあまり期待しないでねという感じのあとがきだし。
    まあでも嫌いな空気感ではないし、そんなに長くはならないらしいので最後まで読もうかなと思います。

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    2020年12月01日
  • 虚構推理(5)

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    いよいよ「解決」劇が始まりましたね!
    やっぱりこの辺は原作の方が勢いでバーッと読み進められてワクワク感が高かったかな、とも思いますが、しかしコミックスだとなんせわかりやすい!それに表情なんかも描写されちゃうわけだからなかなか…特に2番目の解決が…ぐっと来ちゃいますな。
    さて、とうとう次は最終巻…いやあ楽しみです!

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    2016年12月19日
  • 虚構推理(4)

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    ネタバレ

    鋼人七瀬にある人物が殺されたことにより状況が悪化し、琴子、九郎、紗季陣営が決着をつけるべく動き出す今巻。六花まわりのオリジナル部分がとても良いですね。彼女が顔出しすることで琴子との対決感も強まってる。ラスボスなのに小説では影が薄かったから……

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    2016年09月24日
  • 天賀井さんは案外ふつう 2巻

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    コメディを謳ってるだけあって、ミステリ部分はサクサク進むね。
    まだ謎な部分はあるけど、意外とあっさり終わるかも?

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    2016年08月30日