虚構推理短編集 岩永琴子の純真

虚構推理短編集 岩永琴子の純真

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

<シリーズ累計400万部突破!>

妖怪達の知恵の神である岩永琴子のもとには日々、彼らの悩みごとが持ち込まれる。

美しき雪女から届いた依頼もそのひとつ。
愛した男が殺人の罪を着せられ窮地に陥っているという。
そのアリバイを知るのは、法廷に立てぬ「人外」の雪女のみ……。

琴子の捜査の末に明らかになる意外な真実とは――?

アニメの2期も制作決定! 絶好調の本格ミステリ大賞受賞作シリーズの最新作!

【虚構推理シリーズ】
『虚構推理』
『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』
『虚構推理 スリーピング・マーダー』
New『虚構推理 岩永琴子の純真』

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虚構推理短編集 岩永琴子の純真 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    よく考えると怖くないでもない話

    ちゃんと怖い話でした。九郎くんじゃなかったらやっぱりバイト出来てないと思います…。

    0
    2026年04月24日

    Posted by ブクログ

    とある男に殺人の疑い。
    そのアリバイを知るのは雪女だけでした。
    けれど人外の彼女はその証明は出来ません。

    想いと存在ががんじがらめになって身動きが取れないような相談事。
    糸口とロジック、そしてエモはひとしおです。傑作。

    0
    2023年05月09日

    Posted by ブクログ

    第五話の自害の理由があまりにも好きで、読み返す度に唸ってる。『名探偵に薔薇を』の時もあった、ミステリの合間に挟まる密やかで苛烈な恋慕が本当に良い。

    0
    2023年02月02日

    Posted by ブクログ

    以前読んで感想を書き留めていなかったので再読。
    雪女の短編2作と短編3作。雪女(妹)の性格すごく好きだなあ。コミカライズでは雪女キリン雪女の順だったけど、雪女のエピソードが1冊にまとめられていたの、うれしい。

    0
    2022年02月12日

    Posted by ブクログ

    クスッと笑える話もあって面白かった。今作は、雪女の話がメインだった。物怪だけど、人間らしい感情があるのもまた、一つの面白さだった。

    0
    2026年03月26日

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目

    収録は5編
    ・雪女のジレンマ
    ・よく考えると怖くないでもない話
    ・死者の不確かな伝言
    ・的を得ないで的を射よう
    ・雪女を斬る


    ・雪女のジレンマ
    人の裏切りなどの不幸続きで元妻の殺人事件の容疑者になってしまった男
    当日のアリバイを証言できるのは昔冬山で助けてくれた雪女のみ
    琴子さんの提示した内容とは?

    何というか、人の縁で踏んだり蹴ったり過ぎないか?
    親友だと思っていた人に山から突き落とされ、妻からは殺されかけ、立ち上げた会社は仲間から裏切られ
    その割には飄々としているように見えるんだよね
    まぁ、そんなところが却って元妻を殺そうとしていたと怪しまれる原因にもなっているわけですが

    琴子さんのやった事は、後に言及される大岡裁きめいたものを感じる
    試されるべきは雪女の覚悟ってことですね


    ・よく考えると怖くないでもない話
    九郎くんがいわく付きの建物でのアルバイトをするお話

    一般の人の視点では何も起こってないんだけど
    実際は怪異の変化は起こっているし、そもそものいわくにしても人の意図があるという構造が面白いなぁ


    ・死者の不確かな伝言
    何かと同じ話題を繰り返す叔父を黙らせたいという依頼
    真実はどうあれ、相手を納得させつつ解決に導くのが琴子さんですよね
    あと、幽霊のお引越しとかもね


    ・的を得ないで的を射よう
    琴子さんなりの大岡裁き
    というか、その予定が、妖達のせいでもっと酷いことに……

    でも、マンガで読んだときも笑ったけど、小説でもあの場面でも笑ってしまった
    顔面をギチギチされるおひいさまw


    ・雪女を斬る
    最初のエピソードと合わせて雪女でまとまっている

    剣術の先祖と雪女とのかかわり

    怪異が存在しない現実的な虚構の説明はいつもの通りなんだけど
    雪女から聞き取った本当の話をそのまま伝えるというのは琴子さんらしくない気がする
    もしかして、フェイクも混じってたのだろうか?

    0
    2023年10月20日

    Posted by ブクログ

    怪異が介在する真実と、皆が納得する虚構の推理のバランスは安定して面白い。『的を得ないで的を射よう』は、短いながらも琴子の魅力が存分に分かるストーリー。読んで字の如くの“おひいさま”っぷりが癖になる

    0
    2021年12月28日

    Posted by ブクログ

    収録されているエピソードの1話から4話までは漫画にて感想を述べたような気がしないでもないので、ここでは本巻が初出となる『雪女を斬る』を中心に感想


    てっきりタイトルから『雪女のジレンマ』の続編かと思いきや、突然江戸時代の剣客物語が展開されたものだから驚かされたよ
    まあ、読み込んでいくときっちり『雪女のジレンマ』と関係あるエピソードになっていたのだけど

    これまで琴子が事件の推理において虚構を必要としていたのは偏に妖と人の世の調和を保つため。人が妖に手を出そうとしていればそれを制し、妖が人に迷惑をかけそうであればそれを罰する。どちらにせよ琴子の基本スタンスは「妖なんて居ない」というものだった。例え居る事を明かすとしてもそれは既に妖の世界にズブズブに関わっている者に対してのみ

    依頼人である白倉静也はかなり特殊な人物だね。一見すれば普通の人間。けれど、その実態は人にも妖にもなれる人物。だから静也に対して提示する解答も普段と異なるものとなる
    普段は妖が関わる真実を隠し、合理的な虚構を提示して事件に関わる者から妖を隠していた。でも、妖になりうる静也に対してその遣り方は正しくない。だからこのエピソードにおいて琴子は真実や虚構以外のものも必要としているわけだね

    事件は剣道家の罪状ということで懐かしの『ソードマスターの犯罪』を思い出してしまう部分も有ったのだけど、あれとはかなり話の筋は異なるもの
    そもそも秘剣を会得した人物が「雪女を斬った」と吹聴している時点で怪しさ抜群。あまりに荒唐無稽だから、現代人がその光景を語るだけでは足りず、その当時を知る者に拠る回想も必要となる
    それにより半兵衛の体験した物語が怪異譚ではなく恋愛譚であるのだと理解できるようになっているね。また本巻に同録されている『雪女のジレンマ』とのリンクも感じられるようになっている
    それこそが真相に至る道であり、白倉静也を納得させるもう一つの要素を補完させる構図になっているね

    人の世に生きる静也に対して、妖を否定する虚構だけでなく、妖を肯定する真実も語った琴子はいつもと異なるスタンスを見せる
    琴子が最も重視しているのは相手を納得させ、それ以上の追求を辞めさせること。だからどうとでも受け取れる虚構と真実を同時に語り、その上で静也が恨みの果てに生まれた血を引いているわけではないと示す必要があったのだろうね
    あの雪女を見る事で静也は自分が幸福の果てに居る存在だと知れた。それは何よりも静也を納得させる一手となったのだと判る解決編は素敵だったな


    あと、話の内容とはそこまで関連しているわけではないんだけど、昌幸と雪女がきちんと幸せを掴めそうであった点には少し安心してしまったよ

    0
    2021年12月19日

    Posted by ブクログ

    虚構推理シリーズ、今回は雪女との関わりを軸にした短編集…かな。曲がりなりにもというか、相変わらずの距離感で九郎と琴子が仲良く過ごしている様子は見ていて飽きない。そして、今回軸になつている雪女が琴子をおひいさまと慕う様子は微笑ましかった。
    あやかしにより明らかにされた真実を、生きていくために前を向くためにうまく人間に伝えて、「うまくまとめる」のは相変わらず流石。琴子の言動が多少(?)ぶっ飛んでいても受け入れられ、愛されるのはそういう真っ直ぐなところというか、優しさによる物なのかと思うのは考え過ぎかもしれないが、そうあるといい。

    0
    2021年10月22日

    Posted by ブクログ

    アリバイ証人は雪女!?

    虚構推理シリーズの短編集。 メインとして雪女関連の話が二編、琴子高校時代の話が一編。
    いつものように真相は予め妖怪から聞いているのだが、態々虚構を作り披露する。 なぜ虚構を伝えなければいけないのか、そこには知恵の神として人間と妖の調和の為の優しさがある。 今回は九朗先輩はほぼお休み、雪女が怯えますので。

    0
    2023年06月04日

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