野村美月のレビュー一覧
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ネタバレ第三話
『”文学少女”と死にたがりの道化』で登場した懐かしのキャラクターが登場……といいつつ、読んだのがあまりにも昔過ぎてストーリーはあまり覚えていない。それでも、作家読みしたくなるくらい、強烈な何かが自分の中に残っている。
第四話
思い切りネタバレになるが……
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「ううん、鏡見子は最後まであやかしのままだったよ。そういうふうに生まれた子で、ぼくらの常識の及ばない子だった」
きっと同情や思い込みで語ってはいけない子なんだ。鏡見子という特別な女の子は。
悠人さんが溜息をつく。
「ああ……そうかもな」
そうして、複雑な感情のこもる声でつぶやいた。
「どこま -
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第一話
志賀直哉は、11年前に『和解』を読んだ際、あまり面白さを感じ取れずに終わってしまった思い出。この短篇ではタイトルどおり『小僧の神様』を題材にしている。読んだかどうかすら覚えていないが、当時よりも幅広い小説を読んだからこそ、志賀直哉の良さが分かるのかもしれない。読みたい本が増えて辛いが、これも読みたいリストへ。
第二話
挿絵が可愛かった。サブヒロインが幸せになるエンドも見たいけど、超絶不幸な振られ方するエンドも見たい。
第三話
『嵐が丘』は小説で読む前にどこかで白黒映画を観てしまったからか、復讐譚としての印象が残っている。それだけに、他の短篇同様、良い使い方してるなと読んでいて -
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──どんな姿をしていても、有海さんが、わたしの旦那さまです。
人生このかた20年人妻ばかりを好きになってきた青年春近が冬の日の深夜、公園で出会ったのはもふもふの白い毛並みのサモエド犬、有海さんを連れた、ひまりさんだった。
有海さんは彼女の夫なのだという。
晴追町でささやかな謎と優しい人々に触れ合い、大いなる謎を隠した人妻に振り回される春近の明日はどっちだ?的なほのぼの日常、ミステリかな?
文学少女以来に久しぶりに読みました、野村美月。
と言って6年も前の本ですが。表紙が志村貴子だったので目に止まりまして。
思春期を皆殺しにするようなあの頃とは違って優しく淡い物語でした。ずっと読んでいたい -
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購入済み
出来る事なら
最後の二人のなりそめは、もう少し事の詳細を書いて欲しかったかな。
再び出会うまでの流れが解らないと、作品自体の面白さも欠けると思うんだが。
あやふやにし過ぎてしまうと、今の二人の関係をもあやふやにしてしまう。
他の章の作品は解り易かったのに、肝心な章がこれではねぇ〜 -
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ネタバレ人の記憶を買い取り他人に移植することを生業とする記憶書店うたかた堂。その美貌の主人、現野一夜に持ち込まれた依頼を巡る6篇のお話。
1話目が切ないテイストのストーリーで、一夜も超常的な能力と共に謎めく冷徹な人物として描かれていたので全編そういう感じかと思っていたら2話は結構軽くて、一夜もお茶目な部分もあるキャラになっており(休日の過ごし方、婚活ですか?!)、1話からの2話の雰囲気の変化にちょっと違和感があった。
全ての記憶を他人に移植してしまうと命の危険も伴うって、脳科学観点から見るとちょっと説明がつかなくない?と突っ込みたくなるところも。(せいぜい記憶喪失的廃人になるくらいじゃないの?しかも -
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あらすじを見る限り、長編なのかなと思っていましたが、全6話の連作短編集でした。
人の記憶の売買を行う記憶書店「うたかた堂」。そのオーナーは、少年っぽい細身の青年。
各話ごとに依頼者が代わり、記憶の書換によって忘れたい人、他の人の記憶を買いたい人など様々な人が登場します。
記憶が書き換えられた先には、感動や希望がまっています。
野村さんの作品は初めてなのですが、文章がきれいで、丁寧に言葉を扱っている印象がありました。
記憶によっては、消したい記憶や上書きしたい記憶など色々あるかと思います。操作することで都合の良い人生を送ることは良いかもしれませんが、それに影響される周りの人達のことを考えると -
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ネタバレ見習い③でラスト。
[寂寞]
題作は漱石のこころ。
前巻ラストで菜乃の親友の瞳ちゃんがコノハとキスしてる(ような)場面から。
ショックを受けて、即座にコミカルにツッコミを入れるのはさすがです。
別れは寂しいけれど、瞳ちゃんがこの決断をしたのは、好きな人に邪険にされても想い続けてそばに居た親友を見続けてきたからだと思う。
まあ現実問題として、即決即断としても翌日に犬を連れて海外に行くなんて出来るのかね。
[ある日のななせ]
琴吹さんが自分の気持ちにケリを付けつつ、オカ(夕歌)とやり取りする話。
[卒業。]
題作はチェーホフの桜の園。
恋の結末は予想通りではあったけども、スッキリと失恋がで