野村美月のレビュー一覧
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ストーリーテラーがいる洋菓子店ってどういうことかよく分かってなかったけど、読んでみて納得。
見目麗しい美声の人物に「美味しいですよ」的ストーリーを色々聞かされればそりゃほいほい食べたくなっちゃうよね。
話のうまさはビジネスに重要と知っていても実際そういう職業があるとは思ってなかったからちょっとびっくりした。日本ではあまりいなさそう。
いるけど職種やポジションとしては確立してないだろうな。
ストーリーテラーが語るお菓子の数々がどれも美味しそうで良かったけど、キャラクターたちは正直それほど刺さらなかったんだよなぁ。
ちょっと残念。
いかんせん名前が……。性格も……。
麦と爽馬の存在だけが清涼剤 -
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ネタバレ日々の生活に疲れた人々がカフェの美味しいメニューと店主との交流を経てちょっぴり元気になるっていう最近よくあるほっこりカフェ系のお話だろうなぁと思いつつも表紙のイラストが可愛くてつい惹かれてしまい購入。
1、2話はまぁ普通で上記の通りの感じだったんだけど、3話目で急に胸糞悪いな…⁉︎
令二心底気持ち悪すぎる…DV気質のヤンデレストーカー束縛モラハラ野郎じゃん…しかも幼稚園の頃からとか終わってんな…
ケーキ食べて改心してめでたしみたいに持ってってるけど、これからは優しくする以前に今までのことをしっかりきっちり謝罪しろ。許さんけどな。
もう二度と出てこないで欲しいけど位置的に多分出るんだろうな…(ー -
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ネタバレシリーズ三作目にしてサブタイトルに
「さんどめの告白」とあってあれ?糖花と
語部さんって進展あったっけ?なんて
思ってたら語部さんにちょっと関係して
別の男女の話だったけど面白かった。
そのほかも今回のテーマがバレンタイン
だったので登場人物たちの甘いお話が
ちらほら、何だかんだあったけど
ほんわかとした一冊でした。
作中に出てくるお菓子たちがどれもこれも
魅力的でオランジェットは食べたことが
あるけど食べたことがなかったシトロネットは
想像しても食べたことがないだけに気になって
気になって・・・細長いレモンピールを
チョコレートでくるんだ三日月のシトロネット
絶対甘酸っぱくておいしいやん。 -
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それぞれの恋が動き出し展開が一気に動いて良かった。
丸々一巻チョコレートの話題なので無性にチョコが食べたくなる。なぜ家に煎餅しかないのだ!ザッハトルテが食べたいよ・・・。
麦ちゃんが無事報われて良かった〜。
麦ちゃんを振り回していた分、爽馬はこれから頑張らないとね!令二、君いいやつになったよ。
今回は一作目に登場したカップルが無事ゴールインするまでしっかり話が進んだからこっちも幸せな気持ちになったな。
語部さんの友人が出てきてその恋を応援する糖花の健気なこと・・・。
語部さんがやっっと素直に思いを口にしたのできっと糖花にも伝わっているよね?
夏目漱石の粋な表現や「硝子戸の中」のお話が
出て -
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ネタバレついに新しい仲間達登場。
通販も開始して「月と私」大盛況。
今回もストーリーテラーが語るお菓子は美味しそう。お腹が空きますわ。装丁のクッキー缶も素敵だった。
パティシエ新人の郁人君がとっても素直でいい子!
トルシュ・オー・マロンの話がとてもよくて、こんないい子に尊敬されてるお兄さん羨ましい。郁人君の今後の成長に期待。
まさかの語部さんの失踪で大ピンチの月と私だったが、今まで登場してきた人達で乗り越えるまでにみんなも成長していたんだね。
語部さんもまた戻ってきてくれて嬉しい。
糖花との関係性はフワッとした感じで締めたけどハッピーエンドってことでいいよね?
第一話ででてきた「はるかさん」がま -
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ネタバレ第三話
『”文学少女”と死にたがりの道化』で登場した懐かしのキャラクターが登場……といいつつ、読んだのがあまりにも昔過ぎてストーリーはあまり覚えていない。それでも、作家読みしたくなるくらい、強烈な何かが自分の中に残っている。
第四話
思い切りネタバレになるが……
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「ううん、鏡見子は最後まであやかしのままだったよ。そういうふうに生まれた子で、ぼくらの常識の及ばない子だった」
きっと同情や思い込みで語ってはいけない子なんだ。鏡見子という特別な女の子は。
悠人さんが溜息をつく。
「ああ……そうかもな」
そうして、複雑な感情のこもる声でつぶやいた。
「どこま -
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第一話
志賀直哉は、11年前に『和解』を読んだ際、あまり面白さを感じ取れずに終わってしまった思い出。この短篇ではタイトルどおり『小僧の神様』を題材にしている。読んだかどうかすら覚えていないが、当時よりも幅広い小説を読んだからこそ、志賀直哉の良さが分かるのかもしれない。読みたい本が増えて辛いが、これも読みたいリストへ。
第二話
挿絵が可愛かった。サブヒロインが幸せになるエンドも見たいけど、超絶不幸な振られ方するエンドも見たい。
第三話
『嵐が丘』は小説で読む前にどこかで白黒映画を観てしまったからか、復讐譚としての印象が残っている。それだけに、他の短篇同様、良い使い方してるなと読んでいて