野村美月のレビュー一覧

  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件

    Posted by ブクログ

    f主人公の恋愛対象に同年代の異性がいないドーナツ化現象がなかなか新鮮。一人腐ってるのがいますが、コレはありなんだろか。
    店頭でパッと観たときは最近乱立気味のタイトルインパクト先行の骨軽ラノベかと危うくスルーするところでしたが、野村先生の新作(?)なら話は別です。堅実に楽しめました。

    しかし、2巻は出るけど3巻以降は売り上げ次第ってのは…。
    いえ、分かるんですけど「3巻が出るか出ないか」ではなく、「3巻を最終巻にするか否か」で考えるべきではないのか全てのラノベの編集部よ。
    シリーズ立ち上げた以上、責任持って「完結」させようよ色々と。
    連載漫画と違って、シリーズ途中でいきなり断ち消えになっちゃう

    0
    2012年03月14日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

    Posted by ブクログ

    時間がとれたので一気に読みました。

    しーこの性格が前巻末や表紙のイラストからイメージしていたのと大分違っていたので驚きましたが、だんだん素直になっていくしーこはやっぱり可愛かったです。

    しーこのバックグラウンドの設定なんかは野村先生らしく感じましたが、ラストはちょっと意外なものでした。前巻の夕雨ちゃんとの関係がああいった形で収まったから今巻は別れはなし、となった感じなのかなあと思ってみたり。

    ヒカルが強く意識してる女性の正体は源氏を合わせて考えるとなんとなくわかるような気もしますが、どんな風に描かれるのか楽しみです。

    次巻は朧月夜、発売は晩春予定とのことで、首を長くして待ちたいと思いま

    0
    2012年03月05日
  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件

    Posted by ブクログ

    ギフテッドの話だった。
    基本コメディで、文学少女とかよりゆるい雰囲気である。
    なお、9歳児の話ではあるがあんまりロリっぽくはない。

    メインの話はこれで解決だろうと信じているので、本巻の構成でもいくつかの番外編を含むように、周りのエピソードを展開していく形になるのかなと思う。
    第一王子とか姉の今後は非常に気になる。でも9歳児の無垢な信頼も実に美味しいので、その方向でもいいです。

    0
    2012年03月04日
  • “文学少女”見習いの、初戀。

    Posted by ブクログ

    文学少女の外伝シリーズ、見習い。進級した心葉と、心葉に一目惚れした新入生菜乃の新しい物語。

    辛い出来事を乗り越えた心葉は進級して、モテます(笑)モテる心葉は良いですね!!ついにやけてしまいます!

    0
    2012年02月15日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

    Posted by ブクログ

    葵と夕顔同様、若紫も面白い話でした。
    しーこの性格がわたしが想像していたのとぜんぜん違ってまずそこに驚きました。
    是光の周りに女の子がどんどん増えてきているけれど、最終的に誰を選ぶのか楽しみであると同時に、全く想像できない……。
    次の話も楽しみです。

    0
    2012年02月09日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

    Posted by ブクログ

    平安最強のロリっ子若紫の巻。しーこ可愛い。イラストの素晴らしさが際立つ巻でした。そして是光イケメン。

    0
    2012年01月23日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

    Posted by ブクログ

    とりあえず竹岡様の絵がヤバすぎるというところが本書の7割くらいを占めます。紫織子かわいすぎる。少々心を開くのが簡単だったかなとは思うけれど。是光の家に住むことになったことや、最後の次巻への繋ぎに一番わくわくした。とりあえず、帆夏の恋を応援します。

    0
    2012年01月05日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

    Posted by ブクログ

    2012年最初に読んだ本。カピバラがこんなところに! 生意気だけど可愛い小学四年生のしーことの交流。是光は「犬」としてがんばった。いつもながら「ヒカルの花」への対応はすごいなー。今後の可愛らしい「妹」との生活はどうなっていくかしら。式部への気持ちがどう動いていくかも楽しみ。

    0
    2012年01月02日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

    Posted by ブクログ

    導入部はお得意のギャグパートでしたね。前巻の引きが帆夏の告白だったので期待してたんですけど、そこらへんちょっと残念です。

    紫織子可愛いですね。とくに最後の引越しあたりの紫織子が好きです。ただ、バージンのくだりはちょっと引きました。

    久世宗一郎が父親だった、というところは少しだけオイディプス王の話を思い出しました。

    次巻は朧月夜。予告を見る限りではヒカルの死に少し近づくのでは?楽しみです。

    0
    2011年12月29日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

    Posted by ブクログ

    小学四年生のシビアな人生観を持つませた美少女、紫織子ちゃんの話。どこぞの見境のない幽霊はおいといて、是光が間違った方向に一切進まなかったことにホッとしました。高校生できちんと叱ることができるのは結構すごいです。今後は紫織子ちゃんと是光のほのぼのとした様子がきっと見えるだろうから楽しみです。葵ちゃんも本編に再登場し、今後も関わりそうなのは嬉しい限り。そして冒頭から盛大なごまかし方をした帆夏ちゃんが今巻も可愛い。敵がこれからもどんどん増えるのは間違いなさそうですが、その暴走交じりの可愛さを生かして負けないで!

    0
    2011年12月28日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

    Posted by ブクログ

     野村美月さんの作品はいつも読みやすく、今回もとてもよかったです。
     和むような場面も緊迫した場面も全体的に散りばめられているので、どんどん読み進めていけました。最後もわりとすっきりした終わりでよかった。
     ところどころにこれからの作品の伏線のようなものもはってあって、続きも楽しみです。

    0
    2011年12月27日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

    Posted by ブクログ

    文学少女の野村美月さんの作品。
    シリーズものの第2弾。

    やっぱり夕顔は魅力的になりますね。
    以前に瀬戸内寂聴さんの源氏をちょっとだけ読んだのですが
    そこでも夕顔はかわいかった。

    この作品の夕顔(キャラ名は夕雨)もまたかわいい。

    儚げな女性はやっぱり魅力があります。

    0
    2011年12月20日
  • “文学少女”と恋する挿話集2

    Posted by ブクログ

    恋っていいなと思いました。
    なかなか不憫なキャラクターだった琴吹さんメインのお話が読めて嬉しかったです。ほんとに女の子らしくて一途な琴吹さん好きです。
    心葉も本編では基本的に遠子先輩にいざというとき支えてもらって少し頼りないイメージでしたが今回の短編で見直しました。すっごく気遣いができて嫌味じゃない素敵な男の子だったんですね。
    ここまで出来る男の子は現実にはそうそういないと思います。

    0
    2011年12月15日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

    Posted by ブクログ

     なんかハマってしまいました、このシリーズ。
     二巻目もあっという間に読んでしまいました。
     とある原因から引きこもりになった少女、夕雨が今巻のヒロインですが、儚げな雰囲気がツボです。可愛い。そしてきれい。
     夕雨の部屋に関する描写が好きです。深海にいるようで、それでいて透き通っているような風景が目に浮かんできます。
     三巻が楽しみです。

    0
    2011年10月29日
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)

    Posted by ブクログ

     野村美月さんの新シリーズということで早速読んでみました。
     最初は「なんだかなあ」という感じでしたが、後半から一気に面白くなっていきました。読み進めるうちにじわじわと涙が押し寄せてきて、最後には泣いてしまいました(ノω`)、
     この話は源氏物語をベースにしているそうですが、それを知ったとき文学少女とダブってると一瞬思ってしまいました。そういうこともあり星は四つです。
     ですが女の子との絡みもあり、ヒカルとの友情もあり、続きが楽しみなお話です。
     早速夕顔を読んでみます。 

    0
    2011年10月26日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

    Posted by ブクログ

     文学少女シリーズ最終巻ということで「あぁ、終わってしまうのか」としみじみしながら読みました。
     ナルシストな高校生作家・快斗の暴走っぷりは苛立ちを通り越していっそすがすがしさすら感じました。遠子先輩の天然も相変わらず可愛かったです。
     ただ最終巻なのに心葉が殆どでてこないのが残念でした。
     それでも大好きなシリーズでしたし、面白かったです。

    0
    2011年10月26日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

    Posted by ブクログ

     シリーズ第2弾。今回のヒロインはひきこもり少女。いじめられて心を閉ざして・・・と、ここまではよく聞く(?)パターンだが、自らを奮い立たせると同時に自らに無理を強いる存在である傘を捨ててしまっていることで、話は複雑になっている。

     もちろん、傘を捨てたことを悪いことだとは思わない。いくら自分の背中を押してくれるとは言っても、心が壊れてしまったら元も子もないし、ただただ当てもなく悲しみに耐えるだけの日々はさすがにきつい。奴隷に意味の全く無い仕事を延々とやらせると数日で自殺するとかいうアレだ。
     だが、傘を捨ててから立ち直るのはどれほど難しいだろう。散々心の支柱(ここでは傘)に助けられながら生き

    0
    2011年10月25日
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)

    Posted by ブクログ

    新シリーズでありながら、文学少女シリーズで確立した既存の古典作品と絡めながら現代にストーリーを膨らませる手法は軽快で、安心して導入から読める。
    ヒカルのとんでもない設定(それは幽霊で有ることでは無い)でありながら嫌味を感じ無いのは、ベースになった人の高性能が故か。

    0
    2011年09月18日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

    Posted by ブクログ

    なるほど、心葉はキャラクター性能的に強くなりすぎたから今回は主人公になれなかったわけか。
    最終エピソードでありながら、新キャラクターに主人公を任せたり、見習いシリーズもそうですが、一度完成した世界を崩すことに躊躇しない思いっきりの良さが野村美月先生の良いところ。

    0
    2011年09月18日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

    Posted by ブクログ

    このシリーズの最終巻の割にはヤマ場もなく引っかからず読み終えてしまい残念。
    日坂さんが司書のお姉さんだったとか、結婚するんだ!?みたいな楽しみはあったけど、短編集のがよっぽど深かったのではと思ってしまった。

    0
    2011年09月10日