野村美月のレビュー一覧

  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)
    式部がツンデレなら朝ちゃんはツンドラ。ようやく女王の氷が解けました。若干、強行突破な感じもしたけれど、これでまた是光ハーレムに一歩近づいた。当初、是光のことをおたくさまと指していたころと比べると大分素直になったが、これからどう式部のソレとは違う変化を見せるのか期待。てか、委員長、、参戦したはいいけど...続きを読む
  • “朝顔” ヒカルが地球にいたころ……(6)
    朝ちゃん編。ふたりの朝顔姫とヒカルを一気に救うなんて、ほんとにヒーローだな、是光。ハーレムキングに名を変えつつあるだけあるぜ。きっとあの人は藤壺の宮なんだろうな。てことは…秘め事って…
  • “末摘花” ヒカルが地球にいたころ……(5)
    日本伝統の「ブス」の代名詞「末摘花」を野村美月はどう料理するのかと期待してましたが、なかなか登場しない。読書してた本命の娘もかわいかったし、末子もブスという表現はなかったので、これがミスリードなのは読めてましたが、新聞と書類ケースでミスリードを誘っていたのは、引っかかったというより、そんな安易な手段...続きを読む
  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
    今回は美しく魅惑的な先輩の物語。

    わたしがヒカルの大事な花を散らさないように、見張っていてくれる?」

    その言葉から発せられる意味は、
    果たして嫉妬か激情か。

    話はよく練られていて読みどころは多かった。
    いったん願いを叶えたと思いきや
    ……のシンプルに終わらない展開が良かった。

    自分への劣等感...続きを読む
  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)
    諸事情により「若紫」よりこちらを先に読んでしまい
    すみません野村先生…
    そんなこんなで4巻目にあたりますが、3番目に読みました。

    今回で気が付きましたが、かなり「源氏物語」に忠実。
    今回のヒロイン・月夜子さんと源氏~の「朧月夜」、
    1巻のヒロイン・葵ちゃんと源氏~の「葵の上」とは、
    ちゃんと身の上...続きを読む
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
    物語りの前半は、引きこもりの夕雨になぜヒカルが引かれて、手もださないまま通い続けていたのか、イマイチ理解できず、しかも母子家庭になったのに、子供を置いて母親が外国へ行ってしまうというシチュエーションもピンとこなくて、??だったが、途中から、野村美月らしい、どろどろとした世界が見え始めたところから物語...続きを読む
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)
    『文学少女~』が終わってから始まったこのシリーズに、最初、なかなか手が出せませんでした。
    “葵”と“ヒカル”という名前から源氏物語を元にしたものなんだろうなーと思い、興味はあったのですが、『文学少女~』が頭の中でチラチラして、どんなに変化しているのかという恐怖もあり、なかなか買うことができませんでし...続きを読む
  • “文学少女”と恋する挿話集1
    知り合った1年生の時から、彼女が卒業した後まで。
    がすっと流れる小さな物語は、あそこの事か、あれなのか、と
    思い出し読みで、楽しい気分でした。

    最後まで読んで、うっと来てしまいました。
    人を想って泣いている姿と言うのは、どうして描写されると神聖なもののように
    感じてしまうのでしょうか?
    それまでの...続きを読む
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)
    iPad miniでとりあえず、一冊読破。ブラウザをいろいろ試しながら、いまいち落ち着かず、時間がかかってしまった。結局SideBooksでしばらくいきそう。
    どうも最初物語りにうまく入れなかった。たぶんモテモテで女たらしの高校生が主人公では、やはり物語りに入れない。是光が本格的に主人公になってから...続きを読む
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
    野村美月&竹岡美穂コンビのヒカルが地球にいたころ……シリーズの第2巻です。今回は若紫。ついに史上最強のロリっ子、紫の上の登場です。設定だけをなぞるとかなり暗くドロドロした感じのお話になりそうなのですが、今回も意外とあっさりとした仕上がりです。もうちょっと掘り下げてほしいなと思った部分も…。毎回、色々...続きを読む
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
    野村美月&竹岡美穂コンビのヒカルが地球にいたころ……シリーズの第2巻です。今回は源氏物語から"夕顔"をアレンジした作品でした。前回はヒカルが先頭を切って行動して、それに是光が引っ張られるという感じでしたが、今回はヒカルがあまり手助けをせず、是光が色々な問題に対して、分からないながらも一生懸命に走り回...続きを読む
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)
    文学少女シリーズの野村美月&竹岡美穂コンビの新シリーズ。今回は源氏物語を元ネタにした幽霊恋愛物です。文学少女と比べて、話の雰囲気が前向きに感じるのは、登場人物の心の闇がそこまで大きく取り上げられてないからでしょうか。そのおかげで全体的にさらっとした感じです。あとがきにも書かれてましたが、本シリーズは...続きを読む
  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
    とりあえず聖羅かわいかったですね。突然モテ期がやってきた!ただし女→男ではなく、男→女装した男というwwまあ内容的にはあれですが男性の方でも十分楽しめると思います。さすが野村先生です。ちゃんと男女間の関係もあるのでwそして最後のアニスの言葉。なんとなくよめてましたがかわいかったー今の段階ではアニスが...続きを読む
  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件2
    キャラが個性豊かでイイですね。

    意外と下品だったりするけど、
    普通のハーレムラブコメとはちょっと一線置いた印象。
    なにが?って言われると困りますが…。

    問題なく次巻も楽しみです。
  • “末摘花” ヒカルが地球にいたころ……(5)
     ヒカルがネット上で知り合ったサフランという女の子を探すために、是光がカフェに通い詰めるといった感じの話でした。
     ですが、どちらかというと帆夏と是光の話がメインになっていたように思いました。サフランからの視点で語られる場面もわりと多くあるのですが、このシリーズの大筋の話とは全然関係のない人なので、...続きを読む
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】
    先輩のおやつを作らなくていい夏休み、と思いきや
    突如の呼出、突如のお迎え。
    そうしてこうして、夏休み途中から、見覚えのあるメンバーと
    過ごす事になってしまったという…。

    あの子の名前が頻繁に出てくる、という事は
    あの後なのか、と。
    そういえば、次の話が寒くなってました。
    色々と、微妙に引っ張ってい...続きを読む
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
    朝衣やヒカルが取り乱す場面がみれて人間ぽさを感じた。(朝衣はそんな取り乱してないかもしれんけど、普段の冷静キリリ以外がみれたから)ヒカルは自分で、自分は変わらないって言ってたけど、ほんとにいつもヒカルというキャラ?性格を貫いててなんだか不気味に思えてきてたから人間ぽいとこみると少し安心するなぁ。
    ...続きを読む
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
    はじめ夕雨は自分の世界入っちゃってるか弱く儚い不思議な子って感じで守ってあげたくなるような引き込まれてしまう雰囲気の子だと感じた。だけど問題が解決してみればわりかし普通の子で、読んでいてすっきりした。問題が影響する部分が大きかったんだろうな。私の好みはミステリアスな方だけど。まぁそこはすっきり前を向...続きを読む
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】
    夏休みも終盤突然電報が心葉宛に届く。
    遠子先輩から助けて欲しいと、そして二十分後に麻貴先輩のお付き?
    高見沢さんが家に押しかけてきて、心葉を麻貴先輩と遠子先輩の居る
    姫倉の別荘へと連れて行かれてしまう。

    余興と言って
    東京から来た井上心葉と言います。聖条学園二年生です。
    こちらにぼくが探しているも...続きを読む
  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件
    ロリ系萌え要素てんこ盛りのラノベだけでは終わらない、暗いウラがあるのがこの作者の作品の良いところ。聖羅王女の天才の孤独が今回のメイン。なんでも持っている人は本当に欲しい物がなんなのか自分でよく分からなくなります。俗世間の幸せに気づいた彼女は幸せですね。それはそうと、本物のグリンダお姉さん、王宮まで入...続きを読む