野村美月のレビュー一覧
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表紙の女の子だれ?! と思いましたが
中のイラストを見て納得。
肩まで、という印象の方が強かったから…だと。
最初の話は、見習いさんを1冊でも読んでいないと
誰これ? 状態。
もしや3冊読んでいないと分からない!? と思ったのですが
そうでもなかったです。
あの人のお怒り発言によって、見習いはそのうち攻撃される、という
程度のネタばれくらい?
ツンデレ少女の未来も、一番最初の『彼氏』よりは
かなり救いがありそうですし…幸せがっちりつかんで下さい。
そして妹!
ブラコンだろうと何だろうと、良い選択をしてると思いますよ!
しかしあれを周囲の男どもと比べると、それはそれで…。
レモン味になってし -
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あの牛先輩の続きや、あの声楽教師の続きや、その前や
偽り続けている彼女の、話。
楽しかったり、少し胸が痛かったり、でした。
何かこう…辛いものがありますが、透明で優しい気持ちになれる
そんな終わり方でした。
あの元声楽教師の、出会った時何かも知る事ができましたし。
この幸せだった日々が崩壊した日。
焦がれて手が届かなかったものに、片方が走って近づいて行く。
その苦しさが、あの時抱いた感情がまた蘇ってきたりで
やるせないような気持ちを思いだしたり。
感情が理解できない彼女は…立派に今日もきっちり隠し通してます。
しかも先生…大変そうではありますが、装っているおかげで
もしかして冷静に見える部 -
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ツンデレ少女の友人、とその彼氏の話。
本編舞台裏状態で、面白かった…というか、この2人の爆走ぶりが
本編シリアスとものすごい裏表で笑えるものが。
とくに笑えたのが、水着とエプロンですが。
それはありなのか!? と思いましすが、まぁ先に馬鹿(?)したのは彼氏。
そしてそれに答える彼女…。
すんごいバカップル(笑)
青春っていいね、というより、すごいね、でした。
そして要所要所に挟まれる、ツンデレ具合。
これが好きな人にはたまらりませんが、本人立場に立つと
もうどうしようもない嫌悪感でいっぱいです。
本編も終わっていると言うのに、がんばれ~と思ってしまいますね、これ。 -
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『先輩』と分かれたあの日、泣き崩れる『彼』を見ていた少女は
頑張って高校に入り、やっと『彼』を知る事が出来た。
当然場所が場所なので、主人公が見ていた『彼』が『彼』なので
出てくる出てくる、久しぶりにこんにちはw な方々が。
しかしこれほど猛突されたら、彼女欲しい! と叫んでいる人以外
ちょっと引いてしまうかも知れません。
むしろ身内だけとはいえ、噂になっているならごめんなさい、したいです。
が、このくじけない心だけはすごいかと…w
恋は、良い意味でも悪い意味でも大人にしてくれます。
『彼』もそう、主人公もそう。
しかし、見事に猛突して『勉強』させられる主人公は
どんな大人になるのでしょう -
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朝ちゃん回ということでどんな重い話が来るのかと身構えていたけれど、思ってたよりも重くなかった。
朝ちゃんの牙城を崩した。 まぁ今回はこれだけだね。
簡単に言うと、朝ちゃんを攻略した、と。
気になることは、ずっと謎のままのヒカルの死の真相と、秘密にしてる事や、帝門家の権力争いはまぁ葵も関わってるから、気にしないわけにはいかないし、是光が誰とくっつくのかという恋愛模様も、みちるの本格参戦や、朝ちゃんがスタートラインに立ったことなどでますますヒートアップしてるので、目が離せませんね。
正直帆夏かなぁって思ってたけど、みちるが想像以上に良かったし、葵もなんだかだんだん良くなってき -
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ネタバレ日本伝統の「ブス」の代名詞「末摘花」を野村美月はどう料理するのかと期待してましたが、なかなか登場しない。読書してた本命の娘もかわいかったし、末子もブスという表現はなかったので、これがミスリードなのは読めてましたが、新聞と書類ケースでミスリードを誘っていたのは、引っかかったというより、そんな安易な手段だっとは…。
あと、バーチャルな関係だけじゃなくて、ちゃんとブスにも公平に手を出すヒカル君であって欲しかった気もします。
ラノベの定番、プール回と、あり得ない葵のメイドコスプレ、委員長ことみちるまで是光のハーレムに参加と、外伝的な盛り上がりは楽しい巻でした。最後の式部との学校のプールのシーンはよかっ -
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今回は美しく魅惑的な先輩の物語。
わたしがヒカルの大事な花を散らさないように、見張っていてくれる?」
その言葉から発せられる意味は、
果たして嫉妬か激情か。
話はよく練られていて読みどころは多かった。
いったん願いを叶えたと思いきや
……のシンプルに終わらない展開が良かった。
自分への劣等感と従属の鎖からの解放。
文学少女の続編だと言われても違和感がない。
って、いい加減文学少女から卒業して
違う作品として評価してあげないと可哀相ですね。
いよいよ敵役のようなものも出てくる。
(これが黒幕だとは思えないが)
まだまだヒカルの死にまつわる謎は解けませんが、
いよいよ是光ハーレムも構 -
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諸事情により「若紫」よりこちらを先に読んでしまい
すみません野村先生…
そんなこんなで4巻目にあたりますが、3番目に読みました。
今回で気が付きましたが、かなり「源氏物語」に忠実。
今回のヒロイン・月夜子さんと源氏~の「朧月夜」、
1巻のヒロイン・葵ちゃんと源氏~の「葵の上」とは、
ちゃんと身の上が重なっていますね。
「朧月夜」についてはあまり知らないのですが、
ひとまず今回の月夜子さんは、表紙や口絵のイメージと
裏腹に、大胆ながらもむしろ気の弱い、可憐な女の子で
ビックリでした。
ある意味境遇は全く違いますが、対をなす葵ちゃんとも
少し似てます。
で、今回は源氏~でも重要人物にあたるキ -
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ネタバレ物語りの前半は、引きこもりの夕雨になぜヒカルが引かれて、手もださないまま通い続けていたのか、イマイチ理解できず、しかも母子家庭になったのに、子供を置いて母親が外国へ行ってしまうというシチュエーションもピンとこなくて、??だったが、途中から、野村美月らしい、どろどろとした世界が見え始めたところから物語りに引き込まれ、今回の山場である怨霊退治のシーンは感動的でした。まさかゴルフバックの中に傘が隠してあったとは!しかも是光自身の判断でそこまで暴くことを判断したとは驚きました。成長しましたね。でも是光くん、モテすぎです。帆夏に告白され、葵はもうメロメロ。もちろん夕雨も。このまま第二のヒカルになってしま
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『文学少女~』が終わってから始まったこのシリーズに、最初、なかなか手が出せませんでした。
“葵”と“ヒカル”という名前から源氏物語を元にしたものなんだろうなーと思い、興味はあったのですが、『文学少女~』が頭の中でチラチラして、どんなに変化しているのかという恐怖もあり、なかなか買うことができませんでした;
それでも読みたかったので、勇気を出して買って、怯えつつ読みました(苦笑)
私は野村さんの書く物語が大好きです。
この物語を読んで、改めて思いました。
今度は花に詳しくなれそうですね!笑
私にとってこの物語は、ひとつひとつがキラキラしている、大切な大切な宝物、というような感じです。
時間があ -
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知り合った1年生の時から、彼女が卒業した後まで。
がすっと流れる小さな物語は、あそこの事か、あれなのか、と
思い出し読みで、楽しい気分でした。
最後まで読んで、うっと来てしまいました。
人を想って泣いている姿と言うのは、どうして描写されると神聖なもののように
感じてしまうのでしょうか?
それまでの想いを見つめていた、からでしょうか?
最初の彼女の、アルバイト姿には、やるな、と。
にっこり笑って無言の圧力。
子供相手に手抜きなし、というのには拍手を送りたいですが
こういうバイトあったのですね…狭き門な気がしますが。
乗り込んできた親の言い分には納得いたしますが
恥、ではないと思います。
そう -
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ネタバレiPad miniでとりあえず、一冊読破。ブラウザをいろいろ試しながら、いまいち落ち着かず、時間がかかってしまった。結局SideBooksでしばらくいきそう。
どうも最初物語りにうまく入れなかった。たぶんモテモテで女たらしの高校生が主人公では、やはり物語りに入れない。是光が本格的に主人公になってからは段々読みやすくなってきた。葵の誕生日のシーンは、わかっていても、女の子ってあんなシチュエーションにはイチコロなんですね。
朝ちゃんはもちろん人気出ますね。私としては帆夏のキャラが萌えポイント高かったです。余韻も残ったし、次作以降にも期待したいです。