伊集院静のレビュー一覧

  • 別れる力 大人の流儀3

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    伊集院静が「週刊現代」に連絡しているエッセイを、「大人の流儀」という書名で単行本化したもの。本書がその3冊目であり、2011年12月から2012年11月にかけてのものを、抜粋、修正したもの。私は1冊目も2冊目も読んでいる。
    時々、「うんっ?」と思うような部分がないではないが、基本的には真っ当なことを真っ当に書いていると思う。
    最近、この人が、阿佐田哲也、あるいは、色川武大について書いた「いねむり先生」を読んで非常に面白かったので、手にとってみたもの。
    例えば、通勤の電車の中で、あまり頭を使わずに読む本(内容がないということではなく、文章がとても読みやすく、すっと頭に入ってくる)を探している方にはお薦め、という感覚の本。

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    2021年12月28日
  • 許す力 大人の流儀4

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    「許せない自分だけがダメな人ではなく、皆それをかかえて生きていることを知ることである。」

    「いつか許せば、それはそれで生きる力になるのだろうが、許せないものも人のこころの中で何かしらの力になっている気がする。」

    許せないやつがいるけども、、、そんな俺は俺なんだ。
    てか!

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    2021年11月23日
  • 大人の流儀

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    伊集院氏の考えが如実に読み取れる本。
    共感できたりできなかったりするが、
    何度か読み返して理解を深めたいと感じた。

    特に最後の「愛する人との別れ〜妻・夏目雅子と暮らした日々」というエッセイは響くものがあった。

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    2021年11月14日
  • 別れる力 大人の流儀3

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    「たとえ人が、バカなことをと笑ってもかまうことではない。正しいことというのは半分以上が人の目に見えないことだ。」

    「人というものはつき合ってみないとわからないことが意外に多いものだ。」

    伊集院さん、ブレがない。特に嫌いなこと。

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    2021年10月08日
  • 続・大人の流儀

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    著者の自叙伝的小説「海峡」を読んで、ご両親への大きな尊敬の念を感じていたが、その思いを片時も忘れずに生きているのだなぁという一冊であった。

    執筆時期が3.11前後で、自宅の仙台での被災状況は言葉にできないものだった。
    「私は被災者ではない。」
    自分ではない人たちへの配慮がとてつもない。

    黙ってやれ。

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    2021年09月14日
  • 続・大人の流儀

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    作者の長年の経験や功績によって築きあげられた確固たる思考や考えが苦手で流行っていたシリーズ一冊目を買ったものの少し読んでやめてしまった流儀シリーズだが、母にこの続編の最後の方の何かが良いと勧められて読んでみた。仙台で東日本大震災を体験した作者がその体験や思いを綴っており当時の状況を思い出す。身内を失ったり家を無くしたわけではない作者が自分の事を被災者ではないと語り、被災者に寄り添った思いを読む中に、被災地に行ったことがない私に色々と考えさせられる機会を与えてくれた。流儀シリーズの一冊目には夏目雅子との死別に際した思いが綴られているようなのでどこかの機会に読んでみようと思う。
    心に残った言葉の備忘録
    「幸せのかたちは共通点が多いが、哀しみのかたち、表情はひとつひとつが皆違っているし、他人には計りしれないということを承知しておくことだ。それがたしなみである」
    「希望の光というものは万人に同じかたちで差すものではないが、それでもいつかは誰にも差すものだ」

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    2021年07月10日
  • 大人の流儀

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    大人としての身だしなみはきちんとするだったり、人を信じるだったり、すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなるなど、いろんな教えがあった。
    何度か読み返すとまた深まりそう。

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    2021年06月09日
  • ひとりをたのしむ 大人の流儀10

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    ネタバレ

    「大人の流儀10」
    齢ばかり重ねても「大人の流儀」に届かない私
    伊集院静のズバッと言い切るところがいい
    うなずくところが多い
    でも鼻につく

    「無頼作家」さん、お元気で
    ノボくん、がんばったね

    ≪ 味わえる ひとりの時間 いいもんだ ≫

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    2021年05月23日
  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    昭和臭ぷんぷんの著者
    どうも上から目線

    それでも
    様々な近しい人との別れから自分を深めていった優しさには惹かれる

    繰り返しが多いが
    心に残る言葉も多い
    たくさん響いた
    冷たく突き放したような言い方の向こうに見えた

    ≪ 人の死は 残った者の 幸せに ≫

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    2020年11月29日
  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    ずっと人を頼らず、しっかりと自分の人生を歩んできた筆者が
    人はひとりでは生きていけないと言う。
    孤独に生きることは当たり前のことで、
    孤独に生きるからこそ、誰かの存在が必要なのだと。
    筆者に寄り添う、老犬の描写が優しくて愛おしい。
    クールなイメージを持っていたけれど、愛情深い人なんだろうな。

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    2020年10月26日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 上

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    改めて商売の我が街を誇りに思う。
    令和に残るあれやこれや多くのモノやサービスが昭和初めの沢山の傑物達が凌ぎを削って開発された。「やってみなはれ」その志は現代の多くの経営者に受け継がれて行くのだろう。
    個人的には文中に出て来る場所や通り名などが古地図を眺めている様で“萌”でした。

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    2020年10月17日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 下

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    底力とは何なのだろうか。胆力というものか、頑固さや粘り強さも必要か。ここまでやればというゴールを置かずに、どこまでも探究し続ける心の強さを感じた。
    読者としては、終わりにもう一つ強い山場があってもよかったのでは、と思った。

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    2020年09月20日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 下

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    鳥井信治郎のただならぬ商人(あきんど)精神を感じました!
    芸者さんやカフェ(今で言うキャバクラ)に自社製品の良さを伝えるため足繁く通い営業。
    新聞に広告を載せてアピール(恐らく本書を読む限り新聞広告はサントリーが初)
    関東大震災が起ころうが戦争が起ころうが、身内に不幸があろうが、常に攻めの姿勢で商いを続けます。
    それと同時に新商品の開発も進め、無謀だと言われようがジャパニーズウイスキー作りに奔走します。
    また、彼は従業員に自分を社長ではなく大将と呼べと言っている所が印象的でした。
    従業員は皆家族であると言う考えは現在のサントリーにおいて、福利厚生の充実と離職率が極めて低いことに繋がっているそうです

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    2020年09月02日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 下

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    サントリー創業者 鳥井信治郎の小説後編です。

    小西商会から独立を遂げた信治郎が、国産ウイスキーを目指し奮闘する様子を中心に描かれています。上巻では人に騙されて被害を被る場面もありましたが、下巻では周りの人(特に家族)に支えられる描写が多かったです。信念と周りの支えがあってこそ大事業を成し遂げることが出来たと感じました。

    一方、関東大震災(1923年)、盧溝橋事件(1937年)から太平洋戦争そして終戦と目まぐるしく変わる時代の中での困難等の描写はなく、密度が薄くそこに物足りなさを感じました。

    44歳にして山崎の蒸留所開設を決意し、世界一のウイスキーまでの道を築いたチャレンジ精神に最も感銘を受けました。

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    2020年08月30日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 上

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    サントリー創業者の鳥居新治郎氏を描いた小説だと知り、興味を持って購入しました。

    上巻では、大阪釣鐘町にある両替商家の次男として生まれた信治郎が小西屋に丁稚奉公に励み、国産葡萄酒造りを志ざし、自分の足で独り立ちするところまでが描かれています。

    上巻を読み終えて、話し言葉が全てほとんど聞かない関西弁のため何を言ってるかすぐ理解できないことがあり、少しストレスに感じました。

    ただ自分の決めたことに邁進する態度や好奇心、すぐ行動に移せる実行力に勇気を貰いました。
    下巻も楽しみです。

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    2020年08月18日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 下

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    ネタバレ

    サントリーの創業一家の物語。創業当初の話は具体的で読みがいがあったが、戦後の復興の様子が駆け足になってしまって、内容が薄かったのが残念。

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    2020年08月05日
  • 大人の流儀

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    ネタバレ

    大変失礼ながら本の内容以上に、このおっさん何者なんだ?ってのが、率直な感想です。

    飲んだくれて、博打に明け暮れる。

    そんな著者が日本を代表する美人女優、夏目雅子を射止め、その著書は数々の賞を受賞する。

    本シリーズも累計140万部超えの大ベストセラー。

    読み進め、自分の中の?を紐解いていきたい。


    説明
    内容紹介
    苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。二十歳で弟、三十五歳で妻・夏目雅子との死別を体験してきた作家が語る、強くやさしく生きる方法――。シリーズ累計140万部の大ベストセラー第一弾!


    苦難に立ち向かわなければならないとき。
    人に優しくありたいと思ったとき。
    どうしようもない力に押し潰されたとき。
    自分のふがいなさが嫌になったとき。
    大切な人を失ってしまったとき。
    とてつもない悲しみに包まれたとき。

    こんなとき、大人ならどう考え、
    どう振る舞うのだろう。
    内容(「BOOK」データベースより)
    大好きな人に手紙を書きたくなったとき。上司に意見をしなければならないとき。人を叱らなければならないとき。大切な人を失ってしまったとき。嫌でもケンカをしなければならないとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    伊集院/静
    1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    2020年07月28日
  • 女と男の品格。 悩むが花

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    時には真摯に、時にはジョークで、読者の悩みに解答する週刊誌連載の文庫化。
    傲岸不遜に見える解答姿勢も、著者のキャラゆえ。
    楽しく読み進められ、きらりと光る箴言も。
    「苦労も過ぎてしまえば笑い話」
    「一冊の良書にめぐり逢うことは、人生において一人の友人に出逢うことと同じ価値がある」
    「女という存在が、この世になかったら殺伐として、とてもじゃないが生きてられん」
    「自分のことさえわかっていないのに、相手のことがましてや胸の中で何を思っているか、考えているかなんてわかるはずないじゃないか」
    「背骨(憲法)が歪めば、その国家は消滅します」
    「世間で振りかざす”正義”なんてものは、怪しいものがほとんど」

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    2020年07月13日
  • 大人の流儀

    購入済み

    新入社員になるにあたって

    新入社員へのおすすめ図書とどこかで見て読んだ。
    こういう考え方もあるのだと気づく場面がいくつかあった。
    何年か後にまた読みなおしてみたいと思った。

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    2020年06月12日
  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    良い大人が、説教するわけでもなく淡々と大人の流儀を伝える。
    悪くない。
    でも、ぜんぜん「ひとりで生きる」ではないわい。
    そこここに「家人が」という言葉が出てくる。
    夏目雅子と篠ひろ子を嫁に持つ男が、ひとりとはなんのこっちゃ。

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    2020年01月15日