伊集院静のレビュー一覧

  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    昭和臭ぷんぷんの著者
    どうも上から目線

    それでも
    様々な近しい人との別れから自分を深めていった優しさには惹かれる

    繰り返しが多いが
    心に残る言葉も多い
    たくさん響いた
    冷たく突き放したような言い方の向こうに見えた

    ≪ 人の死は 残った者の 幸せに ≫

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    2020年11月29日
  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    ずっと人を頼らず、しっかりと自分の人生を歩んできた筆者が
    人はひとりでは生きていけないと言う。
    孤独に生きることは当たり前のことで、
    孤独に生きるからこそ、誰かの存在が必要なのだと。
    筆者に寄り添う、老犬の描写が優しくて愛おしい。
    クールなイメージを持っていたけれど、愛情深い人なんだろうな。

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    2020年10月26日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 上

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    改めて商売の我が街を誇りに思う。
    令和に残るあれやこれや多くのモノやサービスが昭和初めの沢山の傑物達が凌ぎを削って開発された。「やってみなはれ」その志は現代の多くの経営者に受け継がれて行くのだろう。
    個人的には文中に出て来る場所や通り名などが古地図を眺めている様で“萌”でした。

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    2020年10月17日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 下

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    底力とは何なのだろうか。胆力というものか、頑固さや粘り強さも必要か。ここまでやればというゴールを置かずに、どこまでも探究し続ける心の強さを感じた。
    読者としては、終わりにもう一つ強い山場があってもよかったのでは、と思った。

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    2020年09月20日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 下

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    鳥井信治郎のただならぬ商人(あきんど)精神を感じました!
    芸者さんやカフェ(今で言うキャバクラ)に自社製品の良さを伝えるため足繁く通い営業。
    新聞に広告を載せてアピール(恐らく本書を読む限り新聞広告はサントリーが初)
    関東大震災が起ころうが戦争が起ころうが、身内に不幸があろうが、常に攻めの姿勢で商いを続けます。
    それと同時に新商品の開発も進め、無謀だと言われようがジャパニーズウイスキー作りに奔走します。
    また、彼は従業員に自分を社長ではなく大将と呼べと言っている所が印象的でした。
    従業員は皆家族であると言う考えは現在のサントリーにおいて、福利厚生の充実と離職率が極めて低いことに繋がっているそう

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    2020年09月02日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 下

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    サントリー創業者 鳥井信治郎の小説後編です。

    小西商会から独立を遂げた信治郎が、国産ウイスキーを目指し奮闘する様子を中心に描かれています。上巻では人に騙されて被害を被る場面もありましたが、下巻では周りの人(特に家族)に支えられる描写が多かったです。信念と周りの支えがあってこそ大事業を成し遂げることが出来たと感じました。

    一方、関東大震災(1923年)、盧溝橋事件(1937年)から太平洋戦争そして終戦と目まぐるしく変わる時代の中での困難等の描写はなく、密度が薄くそこに物足りなさを感じました。

    44歳にして山崎の蒸留所開設を決意し、世界一のウイスキーまでの道を築いたチャレンジ精神に最も感銘を

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    2020年08月30日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 上

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    サントリー創業者の鳥居新治郎氏を描いた小説だと知り、興味を持って購入しました。

    上巻では、大阪釣鐘町にある両替商家の次男として生まれた信治郎が小西屋に丁稚奉公に励み、国産葡萄酒造りを志ざし、自分の足で独り立ちするところまでが描かれています。

    上巻を読み終えて、話し言葉が全てほとんど聞かない関西弁のため何を言ってるかすぐ理解できないことがあり、少しストレスに感じました。

    ただ自分の決めたことに邁進する態度や好奇心、すぐ行動に移せる実行力に勇気を貰いました。
    下巻も楽しみです。

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    2020年08月18日
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 下

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    ネタバレ

    サントリーの創業一家の物語。創業当初の話は具体的で読みがいがあったが、戦後の復興の様子が駆け足になってしまって、内容が薄かったのが残念。

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    2020年08月05日
  • 大人の流儀

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    ネタバレ

    大変失礼ながら本の内容以上に、このおっさん何者なんだ?ってのが、率直な感想です。

    飲んだくれて、博打に明け暮れる。

    そんな著者が日本を代表する美人女優、夏目雅子を射止め、その著書は数々の賞を受賞する。

    本シリーズも累計140万部超えの大ベストセラー。

    読み進め、自分の中の?を紐解いていきたい。


    説明
    内容紹介
    苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。二十歳で弟、三十五

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    2020年07月28日
  • 女と男の品格。 悩むが花

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    時には真摯に、時にはジョークで、読者の悩みに解答する週刊誌連載の文庫化。
    傲岸不遜に見える解答姿勢も、著者のキャラゆえ。
    楽しく読み進められ、きらりと光る箴言も。
    「苦労も過ぎてしまえば笑い話」
    「一冊の良書にめぐり逢うことは、人生において一人の友人に出逢うことと同じ価値がある」
    「女という存在が、この世になかったら殺伐として、とてもじゃないが生きてられん」
    「自分のことさえわかっていないのに、相手のことがましてや胸の中で何を思っているか、考えているかなんてわかるはずないじゃないか」
    「背骨(憲法)が歪めば、その国家は消滅します」
    「世間で振りかざす”正義”なんてものは、怪しいものがほとんど」

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    2020年07月13日
  • 大人の流儀

    購入済み

    新入社員になるにあたって

    新入社員へのおすすめ図書とどこかで見て読んだ。
    こういう考え方もあるのだと気づく場面がいくつかあった。
    何年か後にまた読みなおしてみたいと思った。

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    2020年06月12日
  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    良い大人が、説教するわけでもなく淡々と大人の流儀を伝える。
    悪くない。
    でも、ぜんぜん「ひとりで生きる」ではないわい。
    そこここに「家人が」という言葉が出てくる。
    夏目雅子と篠ひろ子を嫁に持つ男が、ひとりとはなんのこっちゃ。

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    2020年01月15日
  • 誰かを幸せにするために 大人の流儀8

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    毎回同じようなこと(夏目雅子のこと、弟のこと、犬のこと、松井秀樹のことなど)が書いてあるのになぜか毎回読んでしまうシリーズ。
    相変わらず説教くさいが、たまにいいことが書いてある。

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    2020年01月08日
  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    大人の流儀シリーズ9。変わらぬスタンスでいつもの内容をいつものように書き連ねている。自分を振り返るために読み続けている本。 

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    2019年11月24日
  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    20191012 このシリーズは出ると必ず買ってしまう。気付いたら新しいのが出ているようなサイクルなのも良い。いつも同じ感想を持ってしまうが前作から自分の考えに変化があったか計る為にも読んでいる。ブレないでまだまだ続けて下さい。

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    2019年10月13日
  • さよならの力 大人の流儀7

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    「大人の流儀」シリーズの最新刊。
    今回は別れ、離別・死別などの話題が多い。
    大切な人との別れば突然でもわかっていても辛いもの。
    残された者は、そこからまだ人生が続くので、何を考え、思い
    その後の人生を過ごすかは人それぞれ考えないといけない

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    2019年06月12日
  • 許す力 大人の流儀4

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    人が人を許すこと、「許すとは高き姿勢や夾竹桃」だそうな。
    許すという行為はなぜか少し上から目線のニュアンスがあるというのはわかる気がする。。。

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    2019年06月12日
  • 誰かを幸せにするために 大人の流儀8

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    ネタバレ

    人は最期は家に帰るものなんだよ
    若い時に辛い思いや苦労をしてるしてないで、登る山の形が変わる
    という言葉が染みた。

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    2019年05月30日
  • 大人の流儀

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    青森、弘前市内の本屋さんへ行くといつも2011年のベストセラーの棚にいるので、この本を読んでみた。エッセイ集としては嫌味がなくて面白かった。恐らく、物言えない大人はこれを読むとスッキリするのでしょう。最後に夏目雅子
    との出会いから闘病までの章があって、ここだけは星4つ半。

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    2019年05月05日
  • なぎさホテル

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    このほんには、何かがある~
    61歳の僕にとって心に染み渡る~

    今をどの様に生きるべきかを自分に問うための一冊である。

    【本文】
     ただ私は一冊の一行の言葉が人間に何かを与え、時のよってはその人を救済することがあると信じている。

     音楽の中にある力にも、舞踊にも絵画にも彫刻にも戯作にも、一見世の中に直接的に必要とは思えない分野にも、人間にとって欠かせないものが存在するから、こうして長く人類はそれらを手放さないと思っている。

     人は人によってしか、その運命を授からないのだろう。

     読者の皆さんにとっての帰る場所と時間をこの作品(なぎさホテル)を読んだあとで、思い浮かべてもらうと幸いである

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    2019年01月28日