伊集院静のレビュー一覧

  • 続・大人の流儀

    Posted by ブクログ

    世の中というものは不幸の底にある者と幸福の絶頂にある者が隣り合わせて路上に立つことが日常起こるものだ。だから大人はハシャグナというのだ。

    0
    2013年06月29日
  • ロビンソン・クルーソー

    Posted by ブクログ

    小学生のとき、両親に買ってもらった「世界名作文学50冊」の中に入っていた。あの名作文学は1冊に数作が収められており、やたらと重かったという印象がある。手に持って読むのは小さな小学生には結構な重労働で、いつも寝そべって読んでいた。あの当時は「小公女」や「秘密の花園」などのいかにも少女好みの作品に傾倒し、この手の冒険物はさほど心が惹かれなかったのを覚えている。それなのに、今になって読み返すと冒険物が断然おもしろい。伊集院静のリメイクだから、ことさらに面白いのかもしれない。それでもページを繰るたびに脳裏に浮かんでくるのはトム・ハンクス主演のCast Awayの映像だった。

    0
    2011年03月08日
  • 旅行鞄のガラクタ

    Posted by ブクログ

    ANAの機内誌「翼の王国」で2017年6月から2020年3月まで連載された旅のエッセイ集。題名の通り、各国に滞在中に拾ったり買ったりしたそれほど高価ではない土産と、それにまつわるエピソードに触れている。拾った石、マツカサ、競馬の投票券、お手拭き、マテ貝の貝殻なんていうのもある。
    50歳代半ばに1年の半分近くを海外で過ごし、取材などで月の上旬をナポレオン街道(エルバ島からパリまでの道、中旬をゴルフコース、下旬を美術館巡りで過ごす、という何とも羨ましい生活を送っていたという。収録された全34篇のうち、フランスがアメリカと同じく一番多く6篇、スペイン5篇、中国・香港が4篇と続く。
    ヤンキース所属中だ

    0
    2026年05月27日
  • なぎさホテル

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら、伊集院静氏のことをあまり知らないまま手に取った本。
    時代のせいか、はたまた著者の人格によるものなのか、周りにあたたかい人が多かった印象。
    特にホテルのI支配人は、豪放磊落、懐の大きな人だった。
    夏目雅子さんとの短すぎる結婚生活についても、淡々と記されていたのも印象深い。

    0
    2026年04月17日
  • 大人の流儀

    Posted by ブクログ

    母の本棚からまたとって読んだ。
    いわゆる昭和の生き方をしてきた人の考え方を深く知ることができて良かった。やっぱりかっこいい。大人の流儀とは何なのかは分からないままだが、かっこいい大人ってのは、どんなことをしてきて、どんなことを考えていたのか、それに触れることができたことが大きな収穫。古い考え方、物言い。。そんなことより、伊集院さんのようにかっこよく生きたい。それだって、今の多様性様が認めてくれる気がする。

    0
    2025年12月15日
  • 旅だから出逢えた言葉 3

    Posted by ブクログ

    伊集院氏のこのシリーズを読み続けているので。旅だけでなく、人と心を通わせる交流が素敵だなと感じる。最近亡くなった長嶋茂雄氏とのエピソードが特に印象的だった。

    0
    2025年10月13日
  • 旅だから出逢えた言葉2

    Posted by ブクログ

    伊集院氏の旅にまつわるストーリーが好きなので。旅をテーマとしたエッセイが多い筆者だが、そこには「作家は頭ではなく、体で文章を書け」という哲学が通底しているように思う。旅の中で人と出逢い交流する心模様から、筆者が旅で得た学びを感じる。

    0
    2025年10月13日
  • なぎさホテル

    Posted by ブクログ

    エッセイだと思っていたら作者の自伝小説だった。
    そもそもご本人が小説の登場人物みたいな人生を歩んでいて、それだけでストーリーになっている(多少は脚色してるのかもしれないけど)。

    とにかくI支配人が仏のように寛大な方で、あとがきにもあるように「人は人によってしか、その運命を授からないのだろう」というのを実感する。誰もがこんな人に出会えたらさぞ幸せだろう。

    全体を通して静かな海辺を眺めているような淡々とした文章ながら、生身の人間の息遣いを感じるような出会いや出来事があって、思いのほかスルスルと読み進められた。

    0
    2025年09月21日
  • 大人の流儀

    Posted by ブクログ

    伊集院静は、「大人」の流儀を教えてくれる。
    いまどき、こんな親切に大人の流儀を教えてくれる人はいない。
    それも押し付けがましくない。
    自慢話もしない。
    佇まいに男の色気がある。
    飲み屋のママさんが放っておくはずがない。
    こんな人と飲みに行きたいと思う。
    だが、ママやチーママは、伊集院さんにゾッコンであることは覚悟しなくてはならない。
    それでも良い。
    この人の立ち居振る舞いを見てみたいと思った。

    本書を読んで、今度は一人で伊集院流「大人の流儀」を実践して見るのだ。
    プチ「伊集院」でも良いではないか。
    プチ「伊集院」が一人でも増えれば、飲み屋は居心地の良い空間になることだろう。

    0
    2025年07月15日
  • ミチクサ先生(下)

    Posted by ブクログ



    難しかったしあまり盛り上がらずおわった…
    夏目漱石の人生、絶対面白いはずだし退屈なはずないけどわたしには(´・_・`)………

    とにかく歴史背景も難しいし、色んな人が出てきすぎて読み方もわからないし集中しないとすぐ頭から話が抜けるから
    適当に読めない

    ノボさんも読もうと思ってたけどわたしには無理かもしれない…
    正岡子規と夏目漱石が仲仔なのはわかった。
    あと鰻が食べたくなった。

    0
    2025年06月03日
  • 許す力 大人の流儀4

    Posted by ブクログ

    許せないことを許そうとするから摩擦が起きる
    許せないままでもいい、と自分を許す。

    許せないことをいちいち持ち出して、
    それに時間を注いで考え込むことは必要ない。

    個人的に上記が印象に残りました。
    参考にして、許せる懐の広さを手に入れていければいいなと思います。

    0
    2025年05月31日
  • 大人の流儀

    Posted by ブクログ

    タイトルにひかれて手に取りましたが、著者が「昭和のワルイおやじ」ですから、内容は推して知るべしというところでしょうか。

    個人的には昭和感漂うオジサマのお小言は嫌いではありませんが、令和の昨今のご時世には合わない部分も多々ありそうです。
    といっても、「不適切だ」と批判されたとしても著者は歯牙にもかけないでしょうが…

    そういった事情も含めて眺めている分には、エッセイとして面白い部分もありますし、こういった考え方の人もいるのだ、とその存在を認めることも今流行りの「多様性」ではないかと思います。

    0
    2025年05月20日
  • なぎさホテル

    Posted by ブクログ

    ホテルで7年間を過ごすという経験をされた伊集院さんのお話。
    何物でもない若者に優しくする支配人とそのスタッフたち。そのシチュエーションが素敵だなと思う。世の中の大抵の人は、どこの誰とも知らない若者にそのようなことをしない。そうさせてしまような魅力があったということでしょう。
    素敵だな。

    0
    2025年04月29日
  • いろいろあった人へ 大人の流儀 Best Selection

    Posted by ブクログ

    別れを経験して人は大人になっていくのだな、と深く納得。
    途中、文脈から迷子になりそうになり、何度か読み直した。大人の文章を読むこちらもまた大人にならないと。
    大人は年齢だけではない。反省

    0
    2025年04月11日
  • それでも前へ進む

    Posted by ブクログ

    2023年の11月に亡くなられた伊集院静さんの本

    弟さんや夏目雅子さん(若くして亡くなられた奥様)
    を人生の早い段階で、失った。

    人の死というものは二度と会えないということであって、それ以上でもそれ以下でもない

    早過ぎる別れの経験
    そんな割り切れない思いを抱えながらでも
    それでも前へ進む、のが人生

    0
    2025年03月22日
  • ナポレオン街道 可愛い皇帝との旅

    Posted by ブクログ

    筆者の伊集院静が皇帝ナポレオン・ボナパルト所縁の地を訪れて、色々と想いを馳せるエッセイ。
    本書でも先生はどこに行ってもギャンブルはやるし、日本人のことを憂うし、この方の価値観は好きになっちゃうね。
    ぜひ一度はフランスの街に行ってみたくなるような、さまざまな美術館、観光地を紹介してくれてます。

    あの世でもお変わりなくやってらっしゃいますか。

    0
    2025年03月03日
  • いねむり先生

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この著者の魅力とは何だろう。
    いねむり先生=阿佐田哲也のことを描いているのだが、阿佐田哲也はじめ、みな著者のことが好きで、常に気を掛けているのである。
    阿佐田哲也も魅力的だが、著者も本当に魅力的な「大人の流儀」が備わった男だったんだろう。

    0
    2025年01月05日
  • 旅だから出逢えた言葉

    Posted by ブクログ

    伊集院さんが旅先で出会った人々、そして言葉にまつわるエッセイ集。淡々と、しかし真っ直ぐに人を見つめる眼差しが感じられる文章が心地良い。他の著作とのエピソードの重複も多いが、言葉にフォーカスが当てられており、新鮮な印象を受けた。

    0
    2024年12月31日
  • 大人の流儀

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の夏目さんとの別れの話がぐっときた
    長く生きてきた方だからこそのエッセイってかんじ、そして価値観に時代を感じる

    こんなに長く生きてるのに女子供の空気を読んでたまるかってところもそうだよなあって

    銀座の鮨屋も小料理屋も行きたくなった
    食べログの評価になんて縛られないで、良いお店を見つけたい

    0
    2024年12月27日
  • 別れる力 大人の流儀3

    Posted by ブクログ

    別れるにも力が必要だと思って読んだ。勉強になったけど、納得できない部分も。決めつけるような書き方は伊集院さんの当たり前らしい。

    0
    2024年12月01日