伊集院静のレビュー一覧

  • 悩むが花

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    悩みごとなんか全部無くなれば良いのにと思う。
    だけど自分の倍以上も生きている人に「悩んでいるうちが花だよ」なんて言われると、それもそうかと思える。
    同じような悩みを抱えた読者に共感する一方で、筆者の回答に納得したり苦笑したり目頭が熱くなったりするから、つい読んでしまう。

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    2022年08月17日
  • 女と男の品格。 悩むが花

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    伊集院さんの本4冊目。

    うん、なんとなく伊集院さんはこんな感じの人っていうのがわかってきたのでお悩み相談の答え方がまた笑える。昔のカタブツっぽいおじさんらしい、いつもちょっと不機嫌そうにしてそうな感じが目に浮かんで面白かった。今度は何を読もう。

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    2022年07月23日
  • 続・大人の流儀

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    福島沖地震のときの話がかなり衝撃的だった。仙台のお家にお住まいだったとは。そしてやっぱり文学者の書く自身の描写ってすごいなぁ。読むと怖くなってきて、ちゃんと備えなくてはという思いも起きた。のに、なかなか水を大量買いして備蓄したいのにできていない。

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    2022年07月07日
  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life

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    「美しいものとむごいものが隣り合わせているのが私たちの生命としたら、決して不運などとは考えずに今日から美しいものを信じて、自分の足で歩き続けよう。」

    伊集院さんの自伝的長編「海峡」3部作に登場したお手伝いさんのお話しが良かったです。
    「この女性がいなければ、私はただのゴロツキになっていただろう。」

    このシリーズが好きな方に「海峡」、おすすめです。

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    2022年06月26日
  • なぎさホテル

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    なぎさホテルの方々があまりに理解があり親切である。事実なのだから文句は言えない。
    筆者はこのホテルに何を思い何をしたのかしていたのか、少し浅いような気がした

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    2022年06月16日
  • 一度きりの人生だから 大人の男の遊び方2

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    伊集院静さん、大人の男性の魅力溢れる人というイメージ。日本って「若さが一番」みたいなところがあって本当の意味での大人なひとが少なくなっている気がします。もちろん「若さ」は素晴らしい事だけど成熟も大事だし、年齢を重ねてこその魅力もあるはず。

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    2022年06月12日
  • タダキ君、勉強してる?

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    少年から伊集院静になるまで人生を導いてくれた師の話。父親母親や幼い頃の教師から松井秀喜や伊坂幸太郎など今の人も出てくる。私自身の師についても、誰だろうな、どんな影響を受けたかな、と思い浮かんだ。

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    2022年05月03日
  • 大人の流儀

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    大人の流儀として、語られる言説のそれぞれには、昭和の男の価値観が伺えて、時代と社会の変遷を感じる。全てを大人の流儀として、頷き讃美することはできないが、中には人生を重ねたからこそ発せられる言葉がある。

    KYという言葉、最近は聞かないが、若者の狭量な範囲の中での言葉として切り捨てていたり、
    『それが世間のすれ違いであり、他人の事情だということを私は後になって学んだ。人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている』などの言葉に、人生の深みを、人間の共通性を感じる。

    愛するひとの別れについては、大きな喪失とその哀しみを受け入れていく姿が静謐に語られる。
    人生は続いて行くということか。



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    2022年04月17日
  • ひとりで生きる 大人の流儀9

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    一人で生きる、それが出来れば誰かと比べて苦しんだり悩んだりする事もないのに。
    それが出来たらどんなにいいだろう。
    本当に強い人だと思う。
    そんな人間になりたいと思うけれど、どうしたらなれるだろう。

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    2022年03月25日
  • 誰かを幸せにするために 大人の流儀8

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    読み進めているうちに、この人(著者)は心から悲しい事や嬉しい事をたくさん経験した人なんだなと強く伝わってきた。
    その度悩み抜いて乗り越えてきたんだろうな。
    説得力のある一冊。

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    2022年03月20日
  • 追いかけるな 大人の流儀5

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    バカ犬と呼んでいる愛犬とご両親のお話しがたくさんありました。家族を本当に大切にされています。(しないやつなんているの?:伊集院 静風)

    「私が言う“追いかけるな”は、前進のためにあると思っていただきたい。」

    「世の中には、さまざまな人、さまざまな場所が、あなたを待っていると信じることが大切である。」

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    2022年03月07日
  • 別れる力 大人の流儀3

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    ガンコ親父の、別れをテーマにした「説教」、いや失敬「教訓」本。

    この年代の人達ってホントに大変な時代を生きているだけに、今の表面上の平和に余計違和感感じるのかな。
    個人的には、ビートたけしに通じるキレ味があるような気がします。

    この手のお本は、すごく複雑な気分になります。
    やっぱり次世代の人間として、「この人頭硬いな」って思ってしまう反面、「こういう人がいる世代が終わってほしくない」と思ってしまいます。

    今の世代より、よっぽど筋が通ってて、自分の生き方を貫き通すかっこよさんを持ってる。でも、それを今の時代があまり許さないのか。。

    少し話しが横にそれましたが、自信が経験した別れを通じて、

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    2022年01月06日
  • 別れる力 大人の流儀3

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    伊集院静が「週刊現代」に連絡しているエッセイを、「大人の流儀」という書名で単行本化したもの。本書がその3冊目であり、2011年12月から2012年11月にかけてのものを、抜粋、修正したもの。私は1冊目も2冊目も読んでいる。
    時々、「うんっ?」と思うような部分がないではないが、基本的には真っ当なことを真っ当に書いていると思う。
    最近、この人が、阿佐田哲也、あるいは、色川武大について書いた「いねむり先生」を読んで非常に面白かったので、手にとってみたもの。
    例えば、通勤の電車の中で、あまり頭を使わずに読む本(内容がないということではなく、文章がとても読みやすく、すっと頭に入ってくる)を探している方に

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    2021年12月28日
  • 許す力 大人の流儀4

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    「許せない自分だけがダメな人ではなく、皆それをかかえて生きていることを知ることである。」

    「いつか許せば、それはそれで生きる力になるのだろうが、許せないものも人のこころの中で何かしらの力になっている気がする。」

    許せないやつがいるけども、、、そんな俺は俺なんだ。
    てか!

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    2021年11月23日
  • 大人の流儀

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    伊集院氏の考えが如実に読み取れる本。
    共感できたりできなかったりするが、
    何度か読み返して理解を深めたいと感じた。

    特に最後の「愛する人との別れ〜妻・夏目雅子と暮らした日々」というエッセイは響くものがあった。

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    2021年11月14日
  • 別れる力 大人の流儀3

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    「たとえ人が、バカなことをと笑ってもかまうことではない。正しいことというのは半分以上が人の目に見えないことだ。」

    「人というものはつき合ってみないとわからないことが意外に多いものだ。」

    伊集院さん、ブレがない。特に嫌いなこと。

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    2021年10月08日
  • 続・大人の流儀

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    著者の自叙伝的小説「海峡」を読んで、ご両親への大きな尊敬の念を感じていたが、その思いを片時も忘れずに生きているのだなぁという一冊であった。

    執筆時期が3.11前後で、自宅の仙台での被災状況は言葉にできないものだった。
    「私は被災者ではない。」
    自分ではない人たちへの配慮がとてつもない。

    黙ってやれ。

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    2021年09月14日
  • 続・大人の流儀

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    作者の長年の経験や功績によって築きあげられた確固たる思考や考えが苦手で流行っていたシリーズ一冊目を買ったものの少し読んでやめてしまった流儀シリーズだが、母にこの続編の最後の方の何かが良いと勧められて読んでみた。仙台で東日本大震災を体験した作者がその体験や思いを綴っており当時の状況を思い出す。身内を失ったり家を無くしたわけではない作者が自分の事を被災者ではないと語り、被災者に寄り添った思いを読む中に、被災地に行ったことがない私に色々と考えさせられる機会を与えてくれた。流儀シリーズの一冊目には夏目雅子との死別に際した思いが綴られているようなのでどこかの機会に読んでみようと思う。
    心に残った言葉の備

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    2021年07月10日
  • 大人の流儀

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    大人としての身だしなみはきちんとするだったり、人を信じるだったり、すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなるなど、いろんな教えがあった。
    何度か読み返すとまた深まりそう。

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    2021年06月09日
  • ひとりをたのしむ 大人の流儀10

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    ネタバレ

    「大人の流儀10」
    齢ばかり重ねても「大人の流儀」に届かない私
    伊集院静のズバッと言い切るところがいい
    うなずくところが多い
    でも鼻につく

    「無頼作家」さん、お元気で
    ノボくん、がんばったね

    ≪ 味わえる ひとりの時間 いいもんだ ≫

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    2021年05月23日