伊集院静のレビュー一覧

  • なぎさホテル

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    I支配人に見初められた伊集院静はオーラがあったんだろうな。当時は趙を名乗っていたしまだ作詞の仕事もしていなかった訳だから、I支配人にもY女史にも驚くばかりだ。しかもなぎさホテルは会社のもので彼らの持ち物ではない訳だし。
    伊集院静は当時、定職もない、金もなかったと言うけどオイラの貧乏とはちょっとレベルが違うだろうな。中古でベンツとランチヤと言うけど、買えないよ。伊集院静の貧乏には悲壮感がないんだよな、あと緊張感も。生まれながら持ってる余裕なのかな。そして粋な時代だったのだと思うど、伊集院静は今も相変わらずな訳だから時代に関係なくやっぱり生きる力が半端ないってことだと思う。いざとなったら少々ヤバい

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    2018年09月30日
  • いろいろあった人へ 大人の流儀 Best Selection

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    なにか、自分を励ましてくれる言葉に出会えるのではないかと読み進めました。
    決して分かりやすく前向きになる言葉ではないけれど、自分の中の似た経験や思いを重ねて、かみしめて、あるいは、想像するしかない出来事に思いをはせて、そうしているうちにじんわりと自分の中から癒えていくような感じがする一冊でした。

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    2018年08月06日
  • いろいろあった人へ 大人の流儀 Best Selection

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    大切な人との別れを主テーマにした珠玉のエッセイ集だ。「生きていた力がある」「サヨナラニモチカラガアルンダヨ」という言葉には亡くなった人への敬意と生きていく自分たちへのエールを感じる。人間としての質と言うか格が違う感じ。

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    2018年05月12日
  • いろいろあった人へ 大人の流儀 Best Selection

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    ネタバレ

    2018年、16冊目です。
    読みながら、どの文章も読んだ記憶がある。
    確かに以前読んだよな。
    「大人の流儀」シリーズには、過去にも同じ素材を基に
    文章が書かれていることがあるので、そういったことの続きだろうと思ったいた。最後まで読んで、「さよならの力 大人の流儀7」より抜粋、再編集と書かれていて、そうか、やっぱりな。確かにタイトルにBestSelectionとある。
    なるほどな。読み返してみても、やはり大切なことは、色あせない気がした。無駄な時間だとは感じなかった。

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    2018年05月06日
  • いろいろあった人へ 大人の流儀 Best Selection

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    ネタバレ

    文春の連載をずっと読んでいて、重い話でもじっとりとしつこい感じではなく、冷静に淡々とした文章にしてしまう筆者の表現が好きだった。
    書店のポップで久しぶりにお顔を拝見したのと、いろいろあった人へというタイトルに惹かれて手に取った。
    前の奥様や弟さんの死など、ご本人自身がいろいろご苦労されたのだと思うし、私自身まだ若いうちに身内の死が続いたこともあって、勝手に筆者に共感を覚えるところが多い。また、私の思うこの方の最大の魅力は、良い意味でいくつになっても大人になりきれない純粋さと憔悴感だと思っているのだが、この作品でもその部分が感じられて、読み終えて、自分も筆者以上に大人にはなりきれていないけれども

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    2018年04月15日
  • 別れる力 大人の流儀3

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    再読。
    あれから、世の中はますます窮屈になったのか。海外で暮らすと、日本の几帳面さが長所にも短所にも見える。コロナの世の中、伊集院さんはいま何を感じていらっしゃるだろう。

    (2018/03/16)
    なんだかこう、息苦しくて生きにくい世の中になったなぁ、と嘆きたくなる気持ちを持つ中高年にとって、最後の無頼派、伊集院さんの昭和の香り鋭いエッセイは痛快ですね。これは2012年と震災後の作品で、当時の世間の雰囲気を思い出しながら読みました。生き方は違えど、自分らしく自由に生きたいものです。

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    2018年03月17日
  • 追いかけるな 大人の流儀5

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    ネタバレ

    いまどきいないような、男らしい男。
    暑苦しいかもしれないけど、男らしくて、大変だけど、こんな人がいたら好きになる。

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    2018年03月05日
  • なぎさホテル

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    『人は人によってしか、その運命を授からないだろう。』ただ今伊集院静さんにはまってます。素晴らしい文ではないものの共感できる文ではあります。次は乳房へ。

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    2018年02月27日
  • 追いかけるな 大人の流儀5

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    ネタバレ

    〝追いかけるな〟
    今ある悩みや、今かかえ込んでいる問題の本質を見ると、独創性をあと回しにして、易きに走る輩が、目の前の明るさを求めて〝追いかける〟から失敗をする。
    人はすべて、一人で生まれ、一人で去って行く生きものである。追いかけるな。

    人は皆、今と言う時を、同じように刻んで生きています。
    伊集院さんの今に対する考えや、様々な出来事を消化して出てくる言葉は、毅然とした中にも温かさが有りとても励まされます。
    一人で生まれてきて不安のあまり泣き、老いてはまた一人で去って行く身支度について思いを馳せながら。

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    2018年01月01日
  • さよならの力 大人の流儀7

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    やっぱり、伊集院さん、好きだなぁ。
    大人の男性そのもの。
    60過ぎても90過ぎた母親の前ではただの息子。

    身近の人の別れというと、十代のときの父親だが、あのときは離れて暮らしてることもあって、実感するには時間が必要だったし、悲しむ時間もなかった。

    配偶者と弟、という最も身近な人との別れは想像すらできない。

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    2017年10月26日
  • さよならの力 大人の流儀7

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    伊集院静も少し丸くなってきたのか、いいころ合いと読んだのか、やたらと、亡き妻夏目雅子と海難事故で亡くした弟の話が多い。逆に、やっと書けるところまで来れたということか。なかなか、興味深い。

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    2017年07月29日
  • さよならの力 大人の流儀7

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    大人の流儀シリーズ7集。本当の別れをしたことがない自分にとってそのときがきたらもう一度読みたい本になるだろう。悲しんだり不憫に思ったりすることは当然だがその先はある。成人に向けた言葉も息子に読ませたい言葉だ。

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    2017年07月20日
  • さよならの力 大人の流儀7

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    伊集院静さんの大人の流儀シリーズを読むのは初めて
    なぜか、このシリーズだけは読んでみたくなった
    ああ、そうだなぁ、そうなのかと納得しながらも
    ひとつの考え方、生き方として読み終えた

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    2017年05月05日
  • さよならの力 大人の流儀7

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    ネタバレ

    一部分、これをツイッターでやったら
    大炎上騒ぎになるような
    文章が見受けられるのでご注意を。
    (ある件に関してだけどあれは親が悪いよね。
    ダメ親でも敬えなんてバカ語れ)

    やはり伴侶動物を飼うと
    どうしても、別れは付きまといます。
    うちも若い愛する猫を亡くしたので
    痛いほど気持ちはわかります。

    でも、もう返ってこないですからね。
    癒してくれるのはときなんですよ。
    でも、うちの身内はまだ癒されていませんね。
    (身内の猫といっても過言ではなかったから)

    だけれども、新成人へのメッセージは
    確かに、と思うことなのよね。
    楽することが美点と思われるけど
    本当に成長しないのよ。
    それじゃね。

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    2017年04月28日
  • 大人の流儀

    購入済み

    大人の流儀#1

    毎年4月1日の酒造メーカーの広告の文章を楽しみにしています。この大人の流儀も
    いろいろ苦労している経験から言葉に重みがあって小気味よい印象です。
    やる時はやるという最後の無頼派としての生き方が素晴らしいです。

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    2017年03月13日
  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life

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    このシリーズ卒業と、思っていたのだけど。
    手に取って。
    読むタイミングよかったからか。

    沁みましたぁ。

    〜不運などということはこの世にはない。〜

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    2017年01月16日
  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life

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    やはりグッと来る箇所が何ヵ所もあります。
    特別にしんみりした文章ではなく、むしろからりとした文体なのに迫って来る。経験の深さ、年月によって深く醸された思い、というようなものを感じます。

    「人は泣いてばかりで生きられない。泣いて、笑って、正確には、笑って泣いて笑う、が人の生きる姿である」という一文が、たまらなく染みた。

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    2016年08月30日
  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life

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    得られる言葉、響く言葉があるかは

    その日その時の心の持ち用ですが

    今日はいただきました。また読み返します。

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    2016年07月31日
  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life

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    20160712 いろいろ世の中が変わっていくように感じてしまう。こんな時にぶれない基準になる本。毎回の感想だが発行期間が丁度良いのかもしれない。

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    2016年07月12日
  • いねむり先生

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    80年代の色川武大と著者との交流を軸に書く自伝的小説。人付き合いにおいてとことんまで無防備な色川の姿が強烈。エピソードはほぼ事実だと思うけれど「書いてない」ことはあると思う。

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    2016年05月01日