伊集院静のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
I支配人に見初められた伊集院静はオーラがあったんだろうな。当時は趙を名乗っていたしまだ作詞の仕事もしていなかった訳だから、I支配人にもY女史にも驚くばかりだ。しかもなぎさホテルは会社のもので彼らの持ち物ではない訳だし。
伊集院静は当時、定職もない、金もなかったと言うけどオイラの貧乏とはちょっとレベルが違うだろうな。中古でベンツとランチヤと言うけど、買えないよ。伊集院静の貧乏には悲壮感がないんだよな、あと緊張感も。生まれながら持ってる余裕なのかな。そして粋な時代だったのだと思うど、伊集院静は今も相変わらずな訳だから時代に関係なくやっぱり生きる力が半端ないってことだと思う。いざとなったら少々ヤバい -
Posted by ブクログ
ネタバレ文春の連載をずっと読んでいて、重い話でもじっとりとしつこい感じではなく、冷静に淡々とした文章にしてしまう筆者の表現が好きだった。
書店のポップで久しぶりにお顔を拝見したのと、いろいろあった人へというタイトルに惹かれて手に取った。
前の奥様や弟さんの死など、ご本人自身がいろいろご苦労されたのだと思うし、私自身まだ若いうちに身内の死が続いたこともあって、勝手に筆者に共感を覚えるところが多い。また、私の思うこの方の最大の魅力は、良い意味でいくつになっても大人になりきれない純粋さと憔悴感だと思っているのだが、この作品でもその部分が感じられて、読み終えて、自分も筆者以上に大人にはなりきれていないけれども -
Posted by ブクログ
ネタバレ一部分、これをツイッターでやったら
大炎上騒ぎになるような
文章が見受けられるのでご注意を。
(ある件に関してだけどあれは親が悪いよね。
ダメ親でも敬えなんてバカ語れ)
やはり伴侶動物を飼うと
どうしても、別れは付きまといます。
うちも若い愛する猫を亡くしたので
痛いほど気持ちはわかります。
でも、もう返ってこないですからね。
癒してくれるのはときなんですよ。
でも、うちの身内はまだ癒されていませんね。
(身内の猫といっても過言ではなかったから)
だけれども、新成人へのメッセージは
確かに、と思うことなのよね。
楽することが美点と思われるけど
本当に成長しないのよ。
それじゃね。 -
購入済み
大人の流儀#1
毎年4月1日の酒造メーカーの広告の文章を楽しみにしています。この大人の流儀も
いろいろ苦労している経験から言葉に重みがあって小気味よい印象です。
やる時はやるという最後の無頼派としての生き方が素晴らしいです。