伊集院静のレビュー一覧
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数年に一度読みたくなる大人の流儀シリーズ。
辛口風だが愛犬やゴルフのネタが多く興味が湧く。
とても心静かに読める本であり、読むと心が安らぐ。
P115
優秀な経営者はすべて、イラチで、短気で、瞬間湯沸かし器である。ゴルフを一緒にしていても、前の組がノンビリというか、あちこち行って前へ進まないと、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
-2021/03/03
最後の無頼作家と言われる伊集院静の新書「ひとりをたのしむ」▶︎「人間は病の器」と言われるごとく、知人が一人また一人とこの世を去っていく。▶︎「一人じゃ生きていけない」から「ひとりだから楽しく生きる」への転換のヒントに溢れる。Posted by ブクログ -
伊集院さんのこのシリーズは、いつもスカッとされされ、ホンワカっとさせられます。毎度、お母様とバカ犬ノボはいいですね。今回は、お父さんの思い出もなんかよかったです。Posted by ブクログ
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サントリー創業者の伝記的小説ですから誰もが知るところですが
どこを切り取るのかは作者の腕です
小西儀助、国分勘兵衛、鈴木三郎助、竹鶴政孝、小林一三、松下幸之助、平賀譲等々
近代社会を豊かに便利にした人びとが綺羅星のごとく登場します
上下巻一気に読みましたPosted by ブクログ -
毎回、カッコいいです。大人の男とは、純粋で真っ直ぐで明るい(悲しくても)ということでしょうか。いつもながら、愛犬や奥様、お母様とのお話はいいですね。「これは許せないなぁ、と呟きポケットに入れる」これが大人の流儀なんですね。Posted by ブクログ
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★4.0(3.29)2019年10月発行。週刊現代に2018年10月から2019年8月にかけて掲載されたエッセイから一部抜粋・修正。なるほど、仙台の話が良く出てくるかと思ったら、奥さんの篠ひろ子さんは仙台出身だからですね。著者の二人目の奥さんはあの夏目雅子でしたね。文章は非常に読みやすく、日常の生活...続きを読むPosted by ブクログ
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久し振りに小説を読んだと実感。伊集院静によって、サントリーという企業の成長の推移の中で、鳥井信治郎という創始者の姿が生き生きと描かれている。鳥井信治郎の生きざまは今だからこそ魅力的である。母こまから受け継がれた
「陰徳」という日本人の徳の中心にあった考え方は私も祖母に小さい頃から言われ続けた言葉で...続きを読む -
2016年作品。災害や事故で道半ばにして亡くなられた人々への鎮魂のメッセージが溢れる1冊。亡くなられた人々が不運だったと考えてはいけない。それは私たちの人生をも否定することになる。彼らの人生にもまた喜びがあり、悲しみがあり、四季があり、様々なことを乗り越えて生きた人生だったのだと。そう言い聞かせて生...続きを読むPosted by ブクログ
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2020/03/22予約
何度読んでも、心が揺さぶられる箇所。
死別は時間だけが解決してくれる
あんなに辛かった日々があった、といつか思える日が来る
確かに本当に辛かった日々を、時々思い出すようになったかもしれない…
一番辛かったときは、そんなことあるわけない、と思っていた。
経験した人の言...続きを読むPosted by ブクログ -
”誰かを幸せにするために”とタイトルにあります。
これは誰かを幸せにするためにどうすればいいのか、ということを書いたものではなく、人は誰かを幸せにするために生きているんだ、ということがいろんなエピソードを通して書かれています。
私もそうなんだ…と、気づかされ、それにふさわしい自分でありたいと思いま...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は副題とおり、別れに関する流儀がメインの話し。ここ最近の時事と共に著者の考えがよくわかる。耳が痛い内容もちらほら。おっさんも、若者もいるんな意味でボケちゃってると思う。Posted by ブクログ