伊集院静のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もうね、この表紙の写真を見ただけで泣けてくる。
「東北一のバカ犬」と愛情持って呼ぶ著者とノボとはほんとに魂で繋がっていたんだろうな。
幼い時から犬がいつもいた(外飼いで)という著者でノボを含めて7匹、見送ったとのことだけど今回が一番こたえたのではないだろうか。
今はアルボ(アイス、ラルク、ノボからの由来)という猫を飼い始めたとのこと。
犬と違って相棒にはならないかもしれないけど、慰めにはなるものね。
著者のエッセイ、今回は家人と呼ぶ奥様のことたくさん書かれたたけど(篠ひろ子氏)とてもいい伴侶で、波乱万丈の著者の人生を思えば今は仙台で奥様とお手伝いのトモちゃんとアルボと仕事はほどほどに穏やかに暮 -
Posted by ブクログ
伊集院静さんの「大人の流儀」シリーズは、10年以上に亘って読み続けてきました。
もうそろそろイイかな、と思っていたところ、スペシャル版で帯に「愛するペットを失ったすべての人へ送る」の文字が‥。
実は今年の9月に、愛犬である17歳7ヶ月の座敷ワンコを失っており、迷わず購入。
読み進めるごとに、「うんうん」「そうそう」「あるある」などと、共感すること多々。
えっ、ノボくんも17歳! これって偶然? これが運命の(本書との)出会いか! 買う運命だったんですな。
著者は、縁があって3頭の犬と暮らすのですが、売れ残り(?)の犬に一番懐かれ、「東北一のバカ犬」などと称しています。伊集院流の -
Posted by ブクログ
「悩むが花」の最新刊。コロナ禍の悩みにも回答していますが、時代が変わっても人の悩みの本質というのは変わらないもの。
・(困っている人を見て見ぬふりをして助けられず、後悔している人のお悩みに対して)
→ 相手の力が上で、かなわないと感じたら、踏み出すな。
大切なのは、見ぬふりを止めることより、目にしたことを忘れずに、胸に刻んでおくことだ。そこから1歩目が始まるから。
あいかわらず伊集院先生はいいこと言ってるなー
炎上しがちなご時世のためか、以前のような極端な男女論は展開されていないもよう(編集部が省いたのか。。。)。悩みを持っている・モヤモヤを抱えているすべての人におすすめしやすい一冊になっ