伊集院静のレビュー一覧

  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life
    このシリーズ読むたびに、男の中の男だと思う。今の時代には、流行らないけど、私は好き。
    かっこいい。
    厳しいこと書いてあるけど、事実そうだと思う。
    そして優しい文章。

    P20
    不運と考えた瞬間から生きる力が停滞する。もっと辛い人は世の中にゴマンといる。今その苦しい時間が必ず君を成長させる。世間、社会...続きを読む
  • 女と男の品格。

    万能特効薬!

    誰にでも人生に大きくつまずく事がある。1年たっても10年たっても苦しみ、答えを見つけられないとしたら…本書は有効である。しかし他者への回答例の中に自分にピッタリ当てはまるのがある訳もない…にもかかわらず有効なのである。心を病み、カウンセラーが必要になったとしたら…いちばん良いのは、自分で自分をカウン...続きを読む
  • さよならの力 大人の流儀7
    夏目雅子が大好きで手に入れたわけですが…。予想以上に内容が沁みました。アラフォー以上、あるいは大切な人との別れを経験した人にはオススメです。
  • さよならの力 大人の流儀7
    メディアなし リクエスト

    なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。
    その動揺は、なぜ自分だけが? という感情になった。
    ところがそういうものと向き合っていると、
    やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。
    それは彼等が生きていた時間へのいつくしみであり、
    生き抜くしかないという自分へ...続きを読む
  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life
    2016年、42冊目です。

    このシリーズも6冊目になります。
    毎回、読んでいますが、必ず、いくつか私の琴線にふれる文章がある。
    最近、伊集院静が小説家になる時に、6年間のホテル住まいをしていた「なぎさホテル」という作品を読んだが、こんなに苛烈な前半生を生きた人なんだと改めて思いました。その上で、こ...続きを読む
  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life
    有難いことに自分のとても近しい存在が亡くなったという経験がそれほどない。
    祖父母の死には直面したが、それなりの歳だったこともあり、その哀しみはしばらくして癒えた。
    出逢った以上、別離の心構えはしておかないといけないなと感じた。明日が保証されていないという現実が非現実的で、これまで考えてこなかった。こ...続きを読む
  • いねむり先生
    とても楽しい(苦しい)時間の記録。
    最後はそうだろうねえ。
    陳健民さんが歩いてきてもそう思うでしょう。
  • 追いかけるな 大人の流儀5
    つまらないことにこだわっても前には進まない。追いかけるな、とはこの意味が強い。そう思えるようになるには、大切な人をなくしたり、そういう経験を経ないといけないとも思える。
    親の躾って言葉がよく出てくる。それだけ育て方が大事ってことですね。
  • 別れる力 大人の流儀3
    本としてはかなり毒を吐いている部類です。
    若者蔑視とか取られそうだけれども
    一部だけですね。
    というか、そういう人たちは行動がまずいのでは?
    と思ってはいますが

    2点ほどすっきりとしたのは
    スマホに関する批判。
    あれは正直同年代だろうが見ていて
    気持ちいいものではないですよ。
    目の前で事故起こしか...続きを読む
  • 追いかけるな 大人の流儀5
    2015年の55冊目です。
    大人の流儀シリーズは、最初からすべて読んでいるので、著者の考え方や表現方法には、全く抵抗感を持っていないと思います。
    「大人の流儀」とありますが、「大人の男の流儀」が副題だろう感じます。
    ・大人の男が、行列をして物を買うな!
    ・大人は騒ぐな!
    ・男はやせ我慢
    ・男は、人前...続きを読む
  • いねむり先生
     伊集院静の自伝的小説。
     妻(夏目雅子)が壮絶な闘病の末亡くなり、その後アルコールやギャンブルに溺れ、心身ともに病み、2年も働かずに放浪している主人公サブロー。彼を心配したKさん(黒鉄ヒロシ)に「会って欲しい人がいる」と言われ、酒場で眠りこけている『先生(阿佐田哲也・色川武大)』に出会う。
     ナル...続きを読む
  • 文藝春秋 2015年 6月号

    イイネ

    10年前から毎月購読していますが、本の整理が大変ですので3年前から電子ブックに変更。もう少し、普通の書籍に比べて安くなるとありがたいですが...
  • いねむり先生
    “サブローくん”の“先生”に対する愛情のフィルターが心地よくて、読んでいると暖かい春の日にそよ風が吹いているような感じを覚えます。
    阿佐田哲也氏の本をまた読み返したくもなりますが、心地よさが懐かしくなってまたこの本に帰ってきそうな気も。汐湯の後、ベンチで居眠りしている「あんな風な先生」の方が私も好き...続きを読む
  • 許す力 大人の流儀4
    許すことができないと思った人はいます。そして、今でも”許せない”と思っている人もいます。
    私は、いつも”許そう”いや”許すない”という気持ちの中で揺らいでいました。それは、相手に対する気持ちだったはずですが、次第にそれは”自分自身”に心を見ている気持ちに変わってきていました。(それくらいのこと)許せ...続きを読む
  • いねむり先生
    僕はギャンブルをやりません。すごく弱いんですよ。パチンコも麻雀も、少しやってみたのですがビギナーズラックすらなくて、まったく勝てる気がしないんで、ハマらずに済んでいます。

    で、博打打ちの話にはどこか憧れを抱いてしまうのです。自分にはないスケールの大きさとか大胆さとか。なんか自分がつまらない人間のよ...続きを読む
  • いねむり先生
    伊集院静 『いねむり先生』 (2011年4月・集英社 / 2013年8月)

    サブローと先生。
    この二人の距離感が素晴らしい。
    互いに敬愛しあう二人ではあるが、べったりではない。
    先生はサブローに手をさしのべるが、ずかずかと踏み込むわけではない。
    二人はただ寄り添うのみである。
    お互いに病や孤独、喪...続きを読む
  • いねむり先生
    女優だった妻の死後、アルコール依存、ギャンブルに溺れ、壊れてしまったボクは「いねむり先生」こと色川武大に出会う。伊集院静先生の自伝小説の真骨頂がここにあります。

    この本はサブローこと伊集院静先生が女優である奥様を亡くされて酒やギャンブルにおぼれにおぼれていた時期から、作家にしてギャンブルの神様で...続きを読む
  • いねむり先生 2
    いねむり先生こと、色川武大(阿佐田哲也)と、伊集院 静の旅打ちの様子が描かれています。

    旅打ちの日の夜に、(最愛の妻の死に、小説が書けなくなった)静に対して、

       > こんなふうに言うと…君は気を悪くするかもしれないけど
       > 私には君の小説のよさがよぉく…わかります!!

    と、武大...続きを読む
  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • いねむり先生 1
    伊集院静のいねむり先生を、哭き竜の能篠純一が漫画化。いねむり先生こと色川武大=阿佐田哲也をコミカライズするのにこれほどピッタリの漫画家はいないよね。色川武大のあふれる魅力が画面からほとばしるように伝わってくる。