伊集院静のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.著者;伊集院氏は、小説家・作詞家。電通のCMディレクター。松任谷由実や松田聖子のツアー演出を手掛けた。『小説現代』に「皐月」を発表し作家デビュー。「乳房」で吉川英治文学新人賞、「受け月」で直木賞、「機関車先生」で柴田錬三郎賞、「ごろごろ」で吉川英治文学賞を受賞。また、伊達歩の名で作詞家としても活躍。「愚か者」で日本レコード大賞受賞。マルチな才能を発揮。2023年11月没(73歳)。
2.本書;大人の流儀第6弾。伊集院氏の数々の含蓄ある言葉。「誰しもが辛い時間と遭遇しているのが人生だ。幸せだけの人生などない。それでも懸命に生きて行けば、必ず光がさす。私は知っている。不運な人生などない」。四章 -
Posted by ブクログ
以前から読みたいと思っていて、
ようやく読みはじめた「大人の流儀」シリーズ。共感するかしないかは別として、
伊集院さんが吐き捨てるようにおっしゃってる(書いてる)台詞が、いちいち面白くて、そしていちいち格好いい!
若い女の子に"KY"という言い方があることに対して-
「馬鹿言ってるな。なぜいい年して、女子供の吸ってる空気を読まにゃならんのだ」
後輩の墓参りに行きたかったのだが、かなわず、いつも胸の隅でくすぶっていたことに対して-
後輩の墓参りのひとつができなくて何が大人の男だ。たいした仕事をしているわけでもないのに・・・
出かける前に自分の服装を鏡で見て、大丈夫じゃな -
Posted by ブクログ
昔から幅広い作家の本を分け隔てなく読んで来た自負があるが、中には確かに「この作家は特異だ」「コイツにだけは敵わない(まあ誰にも敵うはずもないのだが)」と、ある種「別格」の畏怖と云うか敬意を払う作家も居るには居る。
例えば椎名誠や中島らも、そして本書の著者・伊集院静が、その数少ない例となる。
敢えてその共通点を一言で云い表すなら;自分では真似の出来ない(真似したいとも思わない)想像を絶する原体験や実経験、もしくは超絶した感性や才能を有していると思われる人たちだ。
本書でも、読みながら随所にそれを痛感しながら、そしてその作者への畏怖・敬意を味わいながら、一気に面白く読み終えることが出来た。さすが伊 -
Posted by ブクログ
2019年初版。昨年、著者が亡くなられたのをキッカケに大人の流儀を読んでいます。9作目です。連載エッセイをまとめていますので、当然重複する部分も多々あります。ただ、ブレることなく自身の思う事を忖度なく書かれています。私より少し年長の著者のその姿勢が羨ましく思っています。このシリーズの魅力はタイトルです。残りの人生が小説ならば最終章に入っているであろう私にとって、何となく心に引っかかるタイトルたちです。内容としては若くして亡くした弟・前妻に関しての後悔や愛、男らしいの一言では尽くせない父・愛情深い母・そして家人・犬たちのことが綴られています。先日の送る会の報道を見て著者の交友関係の深さを実感しま