伊集院静のレビュー一覧

  • ひとりで生きる 大人の流儀9
    人間は一人では生きていけない
    人間は一人で生きるようには、できていない
    孤独を知り、生きることを知る
    孤独は辛いけど、人を凛とさせる
    人との関係性の中で生きながら
    孤独を噛みしめて生きる
    そんな雰囲気のある人がいいな
  • ひとりをたのしむ 大人の流儀10
    とうとうノボさん亡くなったんですね。お二人のやりとり、最高でした。家族って凄い。奥様とお母様も。病気回復されて良かったです。
  • 旅だから出逢えた言葉 3
    「おだやかで、やわらかい時間が、私たちの国の間にはあったのですね」
    「六月を綺麗な風の吹くことよ」(子規)
    「水の動きも止まっている池の水の上のようなところに立っているイメージ」
     -松井秀喜のスイング練習のイメージ
  • 君のいた時間 大人の流儀Special
    編集部から、亡くなった愛犬のことをまとめて一冊の本にと申し出られ

    ー だから無理だと言ったんだ。
    好きだった犬のことをスラスラと書けるわけがない。

    そうは言っても、愛犬・乃歩(のぼる)を語る伊集院さんが
    楽しそうで嬉しくてたまらない様子がおかしくて。
    東北一のバカ犬のノボ。
    たくさん愛され、生き...続きを読む
  • なぎさホテル
    伊集院静のエッセイが好きで、結構読んでいたが、小説は久しぶり。伊集院静は、私小説家だということを再認識。本人もこの作品の中で書いているが、実際にあったことをモチーフにすることが、ほとんどのようだ。すごい人生だよなあ。
  • 君のいた時間 大人の流儀Special
    もうね、この表紙の写真を見ただけで泣けてくる。
    「東北一のバカ犬」と愛情持って呼ぶ著者とノボとはほんとに魂で繋がっていたんだろうな。
    幼い時から犬がいつもいた(外飼いで)という著者でノボを含めて7匹、見送ったとのことだけど今回が一番こたえたのではないだろうか。
    今はアルボ(アイス、ラルク、ノボからの...続きを読む
  • ひとりで生きる 大人の流儀9
    やっぱり良い。改めて感じましたが、登場人物(ワンちゃん含む)が皆素敵で良い人(犬)なんですよね!そして、結局、伊集院さんは情が深く。だから時にはキツイ言葉も暖かい。9シリーズ目で今更ではありますけど。 それにしても、自分は何時間妻を抱いてられるか、、、素敵です。
  • 旅行鞄のガラクタ
    素敵なオシャレな紀行文。
    世界中を荷物も鞄ひとつで旅し、
    お土産もあまり買わない作家が、小さな鞄の
    すみに入る、たまたま手にしたお土産。
    ジョアンミロのアトリエの庭のエンドウ豆、
    三峡下りの川原の石、
    海辺のレストランのマテ貝、
    ニューヨークヤンキースのクリスマス人形、
    琵琶湖のひしの実
    それぞれ...続きを読む
  • 旅行鞄のガラクタ
    可愛い旅行鞄に収まった品々。ガラクタと言うが愛着ある事がお話しと写真から伝わる。旅に行きたいと思う。
  • 君のいた時間 大人の流儀Special
     伊集院静さんの「大人の流儀」シリーズは、10年以上に亘って読み続けてきました。
     もうそろそろイイかな、と思っていたところ、スペシャル版で帯に「愛するペットを失ったすべての人へ送る」の文字が‥。
     実は今年の9月に、愛犬である17歳7ヶ月の座敷ワンコを失っており、迷わず購入。

     読み進めるごとに...続きを読む
  • 大人への手順
    「悩むが花」の最新刊。コロナ禍の悩みにも回答していますが、時代が変わっても人の悩みの本質というのは変わらないもの。

    ・(困っている人を見て見ぬふりをして助けられず、後悔している人のお悩みに対して)
    → 相手の力が上で、かなわないと感じたら、踏み出すな。
    大切なのは、見ぬふりを止めることより、目にし...続きを読む
  • 誰かを幸せにするために 大人の流儀8
    仙台のワンコの話に毎回心が和みます。
    「己以外の誰か、何かをゆたかにしたいと願うのが大人の生き方ではないか。」「この世で死ぬは易きこと。苦しくとも生きるが自己実現」
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 上
    人に勧められて読みました。
    明治から昭和にかけての大阪が描かれています。以前ハマった「あきない世傳 金と銀」が江戸時代の同じ地域の話だったので、時代は変わっても商売人の心意気は同じだ・・と、勝手に続編のような気持ちで読みました。
    鳥井さんが引き継いだ母の教え「陰徳」という考え方を始めて知り、私も心に...続きを読む
  • さよならの力 大人の流儀7
    シリーズ7冊目を読みました。今回は特に、伊集院さんの愛犬に対する想いが綴られており、この夏、愛犬が急逝した私は心に沁みました。

    「苦しみ、哀しみを体験した人達の身体の中には、別離した人々が、いつまでも生きていて、その人の生の力になっています。だからこそ懸命に生きねばならないのです。私は今、さよなら...続きを読む
  • ひとりをたのしむ 大人の流儀10
    10年前のコラムから読んでますが、ずいぶん先生の印象がかわりました。なんというか静寂というかきつく文章を書いていても、静かな印象の文体になりましたなあ。
  • 一度きりの人生だから 大人の男の遊び方2
     表題に惹かれてコンビニで購入。
    女性の私からしたら、成熟した男性の流儀に感じた。
    伊集院静さん、カッコいい。
    もう少し歳を重ねたら、私も真似たいと思った。
  • 不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life
     「決して不運と思うなよ。もっと辛い人は世の中にゴマンといる。今、その苦しい時間が必ず君を成長させる。世間、社会、他人を見る目が広く深くなるのだ、と。
     説教じみて聞こえたら勘弁してほしい。」
  • 女と男の品格。 悩むが花
    このシリーズ、やっぱり面白い。
    酸いも甘いも噛み分ける筆者の持論には、ついつい耳を傾けたくなる。
    自分の中には無かった「物事の捉え方」に触れるのは本当に興味深い。
    たまに吹き出しそうになる回答もあるから良い。
    辛口なのも良いけれど、読書好きの中学生に対する回答が好きだなあ。
  • 大人への手順
    老若男女問わず、いろいろな悩みがあるものだ。これらに対する伊集院さんの答えが、時に辛辣で、時に心温まるものもあり色んな意味でためになった、かな。
  • 許す力 大人の流儀4
    「聞く人に何かを与えるスピーチは、名文を読むことではなく、伝えようとする話の軸をきちんと踏まえ、あとは自分の言葉で、いかに誠実、丁寧に語っていくしかないのではなかろうか。」
     紹介されていた松井秀喜さん引退セレモニーのスピーチを観ました。なるほど!でした。