伊集院静のレビュー一覧
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言い切る文章が気持ち良く、この夏、大人の流儀3冊目。
「たとえ人が、バカなことをと笑ってもかまうことではない。正しいことというのは半分以上が人の目に見えないことだ。」Posted by ブクログ -
1つ目の質問の回答を読んで大笑いした。
読者との一問一答がユーモアに富んでいて面白い。
厳しい意見や物事の本質を突いた言葉も飛び出すけれど、泣きそうになるような優しさも垣間見える。
恋や仕事や人生に悩む彼らに対する回答は、どれも潔くて小気味良い。
相談したくなるのも納得。Posted by ブクログ -
著者が師と仰ぐ(影響を受けた)さまざまな人たち(有名無名を問わず。愛犬まで登場)エピソード満載の本。
学生時代の恩師たちといい、著者がいい出逢いがたくさんあって、もちろん悲しい別れもあって今の”伊集院静”が出来上ったのだろうけど。
ビートたけし、高倉健、松井秀喜、武豊、そして印象的だったのはあ久世光...続きを読むPosted by ブクログ -
いつもこのシリーズには勇気と元気をもらいます。また日常の気づきのきっかけになってます。何より、伊集院さんの快復がいちばんの良い報せで安堵しています。Posted by ブクログ
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今回も伊集院節を堪能。ノボだけだなく、兄貴(犬)との交流も良い。「恋」で、ベッキーの話があったが、伊集院さんは、キチンとコメントしてあった。無責任な「シラミや毛」のどうしようもなさと、ベッキーの家族を思いやる心。これこそ正しく「大人の流儀」ではないか。もう何年も前のことだが、やっと溜飲が下がった。Posted by ブクログ
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2021年、14冊目です。
伊集院静のこの「大人の流儀」シリーズは、最初から全部読んでいる。
今回が10冊目です。10年近い年月が経過していると思う。
この間、著者の価値観(これが、大人の流儀ということだが)に、
全くブレがない。今回のテーマは「ひとりをたのしむ」というものである。
一人も以外にい...続きを読むPosted by ブクログ