伊集院静のレビュー一覧
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筆者がこれまで生きてきた中での人との出会い、そして、別れを作品にしている。特に死別後の筆者の生き方、思いを知ることができた。伊集院氏の他の作品も読んで、お人柄を知ってみたいと思った。Posted by ブクログ
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タイトルは「追いかけるな」だが、それにまつわる話ばかりではないことは、このシリーズが始まってからのことだから驚かない。伊集院静はタイトルと内容でオイラの期待を見事に裏切ることが時々ある、良くも悪くも。それでも楽しく読んでしまうのはオイラが贔屓にしているからだ。正しいとか正しくないとかを期待していない...続きを読むPosted by ブクログ
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甘ったれた性根をぶった斬ってます(笑)
読者からの人生相談へのアンサー。
一般人から同業の物書きまで幅広いところから、相談が寄せられてます。
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ニヤニヤ笑いながら、あっという間に読めます。
悩みに寄り添う訳でもなく、ぶった斬ってるのに、書き方が巧いので読後感がすがすがしい。
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Posted by ブクログ -
20181122 出たら必ず読んでいるシリーズ。さすがにここのところの内容はトゲが少ない、というか無い。自分にとってたまに厳しい視点からの意見が聞きたくて読み始めた経緯があるだけにどうなのだろう。ただ、つぎが出たら絶対に買うと思う。自分も同じだけ歳をとってる事を忘れないようにしよう。Posted by ブクログ
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なにか、自分を励ましてくれる言葉に出会えるのではないかと読み進めました。
決して分かりやすく前向きになる言葉ではないけれど、自分の中の似た経験や思いを重ねて、かみしめて、あるいは、想像するしかない出来事に思いをはせて、そうしているうちにじんわりと自分の中から癒えていくような感じがする一冊でした。Posted by ブクログ -
大切な人との別れを主テーマにした珠玉のエッセイ集だ。「生きていた力がある」「サヨナラニモチカラガアルンダヨ」という言葉には亡くなった人への敬意と生きていく自分たちへのエールを感じる。人間としての質と言うか格が違う感じ。Posted by ブクログ
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2018年、16冊目です。
読みながら、どの文章も読んだ記憶がある。
確かに以前読んだよな。
「大人の流儀」シリーズには、過去にも同じ素材を基に
文章が書かれていることがあるので、そういったことの続きだろうと思ったいた。最後まで読んで、「さよならの力 大人の流儀7」より抜粋、再編集と書かれていて、そ...続きを読むPosted by ブクログ -
文春の連載をずっと読んでいて、重い話でもじっとりとしつこい感じではなく、冷静に淡々とした文章にしてしまう筆者の表現が好きだった。
書店のポップで久しぶりにお顔を拝見したのと、いろいろあった人へというタイトルに惹かれて手に取った。
前の奥様や弟さんの死など、ご本人自身がいろいろご苦労されたのだと思うし...続きを読むPosted by ブクログ -
再読。
あれから、世の中はますます窮屈になったのか。海外で暮らすと、日本の几帳面さが長所にも短所にも見える。コロナの世の中、伊集院さんはいま何を感じていらっしゃるだろう。
(2018/03/16)
なんだかこう、息苦しくて生きにくい世の中になったなぁ、と嘆きたくなる気持ちを持つ中高年にとって、最後...続きを読むPosted by ブクログ -
〝追いかけるな〟
今ある悩みや、今かかえ込んでいる問題の本質を見ると、独創性をあと回しにして、易きに走る輩が、目の前の明るさを求めて〝追いかける〟から失敗をする。
人はすべて、一人で生まれ、一人で去って行く生きものである。追いかけるな。
人は皆、今と言う時を、同じように刻んで生きています。
伊集院...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱり、伊集院さん、好きだなぁ。
大人の男性そのもの。
60過ぎても90過ぎた母親の前ではただの息子。
身近の人の別れというと、十代のときの父親だが、あのときは離れて暮らしてることもあって、実感するには時間が必要だったし、悲しむ時間もなかった。
配偶者と弟、という最も身近な人との別れは想像すら...続きを読むPosted by ブクログ