馳星周のレビュー一覧

  • 古惑仔

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    歌舞伎町。流氓達の悲しき物語。
    日本でありながら、日本ではない日本の闇で日々を送る。
    欲望と絶望、愛と憎悪が渦巻く。
    どこにも救いがない一冊。

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    2021年11月03日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    歌舞伎町を震撼させたチャイニーズマフィアの銃撃事件から二年。
    北京、上海、台湾、福建、均衡が取れていた思われた歌舞伎町だったが、北京の大幹部が射殺され、再び街が震撼する。
    人が次々に死んでゆく。
    時代設定は天安門事件よりやや後の歌舞伎町。
    前作に続き、ノワール感は素晴らしい。
    そして、最後もひたすらに暗い。が、そこはかとない哀愁と、静かな寂寥感が微かに煙る。

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    2021年10月25日
  • 不夜城

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    あらすじ
    1998年日本映画。眠らない街・新宿歌舞伎町を舞台に、「極限の中で燃え尽きる男と女」「命の保証期間はあと3日」と、中国系マフィアの抗争に巻き込まれるアウトローの命と愛をかけた闘いを描いたハードボイルド映画です。
    第16回ゴールデングロス賞優秀銀賞受賞作品です。
    感想
    最後に夏美がこうなるとは!
    読み始めから最後までドキドキって感じ。
    さすが馳星周。

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    2021年09月16日
  • 復活祭

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    むかしから好きな馳星周作品。生誕祭は15年ぐらいまえに、先輩からもらって読んだ。彼の作品にしてはわりとエグくない展開で、かつ現実味があってよかった記憶。その続編ということで読んだ。バブル期をインターネットバブル期に移してのストーリー。前作ほどの熱はなかったかな、ネット企業の表現もやや薄め。おもしろかったけど、さすがに続編を描くのはしんどいだろうなーと感じました。読んでおいて損はなかったけど

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    2021年09月05日
  • 不夜城

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    闇社会を描くハードボイルド。淡々と進む時間の中に、気づいたら引き込まれてました。ラストはハラハラドキドキでした。

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    2021年06月18日
  • 蒼き山嶺

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    元長野県警の山岳遭難救助隊員だった得丸は現在は山岳ガイドとして白馬村観光課に勤めている
    ある日、残雪の状況を確認していた得丸は無謀な登山者に出会う
    それは、大学時代の山岳部の同期池谷だった
    池谷もまた警視庁公安部に所属する警察官だった
    卒業後二十年全く山から離れていた池谷の身体はすっかりなまっていた
    そんな池谷に白馬岳までのガイドを引き受けた得丸だったが…

    二十年も山から離れていた池谷が何故急に山に戻ってきたのか
    何故友人である得丸を脅してまで登り続けなければならなかったのか
    その理由はあまりにも衝撃的で思わずえっ!?と声が出てしまうほどでした

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    2021年03月06日
  • 殺しの許可証 アンタッチャブル2

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    ネタバレ

    先月初めに読み終わり、その段階で
    続編を購入してあった馳星周の単行本。レビューまで間
    が空いたのは、買った事実を忘れていたから、とは口が
    裂けても言えない感じ。

    捜一から公安に飛ばされた宮澤は、どういうワケだかア
    タマのオカシイ上司・公安アンタッチャブルの椿に気に
    入られ、椿の助手としては最長の勤務記録を今も更新中。
    おかげで捜一への復帰など考えられない状態なのだけど。
    そんな折、現政権の起こした不祥事に関係した、と思わ
    れる関係者が次々に死亡。椿は官邸の関与を指摘、宮澤
    も渋々その捜査に付き合うのだが・・・という内容。

    公安モノなのに妙に笑える、というのは前作と同じ。違
    うのは、今回絶対

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    2021年02月07日
  • 蒼き山嶺

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    登山もしない私でも、山の景色の細かい描写に読む度に心惹かれていきました。綺麗な景色と反対に繰り広げられる逃亡劇。途中までは細かく描かれていたのですが、最後にぎゅっと詰めたような急ぎが感じられました。しかし続きがあるのかな?とも思わせられたので、続きに期待したいです。

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    2021年02月02日
  • 淡雪記

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    先には破滅しかない・・・
    わかっていて読み進めるのは辛い
    殺して
    殺して
    殺して
    なんだかな~~

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    2020年12月22日
  • ダーク・ムーン 上

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    ネタバレ

    超久しぶりに、馳星周の本に挑戦してみました。馳さんの小説は、すっごい昔に、あの超話題になったデビュー作「不夜城」を読んで、あまりピンと来なかった記憶しかないんですよ。

    で、最近、とある知人の方から「馳星周、いいよ~!」って薦められたので、ちょっと読んでみようかな、って思いまして。で、手に取ったのが、この一冊である次第ですね。

    えーと、まず、すげえ世界観が、入り組んでいる。
    舞台は、カナダ。で、そのカナダの、中国人街?が、舞台?という感じでしょうか?もの凄く、人種が、民族が、言語が、入り混じりまくっております。で、登場人物がスゲエ多い。それぞれみんな色んな思惑のもとに動いている。物語を追っか

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    2020年10月22日
  • やつらを高く吊せ

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    なんでもありのおっ立ちストーリー。笑笑

    バブルで沸きに沸いた東京で、秘密狂いの男と女子高生が繰り広げるなんでもありの世界。

    ミステリーとかよりアクションに近いかな。

    どんどん疾走するスピード感にビュンビュン振り回されるし、かなりの秘密を暴きまくる割には、そんなこともあるよねーと覚めた目で見続ける相方の女子高生もまたスピード加速に加担してくれます。

    いちいち事件を掘り下げない。

    秘密ぶん回して、車ぶん回して、女ぶん回してビュンビュン唸らせるそんな疾走し続ける話。

    もう止まれない。止まらない。退屈な毎日にブスッと薬飛ばしてくれます。

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    2020年10月15日
  • ソウルメイト【電子特別版】

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    馳星周さんの作品初読。直木賞作品からの犬繋がりで手に取ってみた。犬を飼ったことのない私にはたぶん作品の良さが十分には実感出来ていない気がする。

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    2020年09月21日
  • 帰らずの海

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    北海道、函館を舞台に、高校生の青臭くも切ない葛藤と、それを引きずって生きていくしか無いしがらみだらけの地方在住者の悲哀的なものを感じる作品。

    例によって、ラストに向かうにつれて、物語がなんともやるせない、救いのない八方塞がりの焦燥感満載になっていくのは馳ワールドというか、この作者の真骨頂というべきか。それにしてもなんとも救いのない結末。

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    2020年08月23日
  • 走ろうぜ、マージ

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    馳さんは初代から四代までバーニーズ・マウンテン・ドッグと暮らしています。この本は初代マージ、二代目のワルテルについて、特に11歳のマージが癌と老化に闘いながら天寿を全うした記録、介護の記録です。バーニーズ・マウンテン・ドッグは短命な犬種で「3歳までは幼犬、6歳までは良犬、9歳までは老犬、10歳からは神様の贈り物」という言葉があるそうです。目覚めると、著者が「マージ、今日の具合はどうざ?」との言葉、よくわかります。そして、マージの必死の頑張りが読者の心を打ちます。馳星周 著「走ろうぜ、マージ」、2006発行

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    2020年07月25日
  • 殉狂者 下

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    血で血を争う闘いは、辛い。最後の数ページは、エーっの連続だった。あまりにも、吉岡がかわいそう。そして、クリスも。

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    2020年07月24日
  • 美ら海、血の海

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    吉村昭の「殉国」は軍国主義を中心として描かれていたが、この「美ら海、血の海」は反軍思想が中心だ。しかし、題材は同じなので、悲惨な沖縄県民の末路に心を打たれる。

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    2020年07月22日
  • 殺しの許可証 アンタッチャブル2

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    451冊目の方がキレが良かった感じがするけど。ドタバタも面白いけどもチョット落ちというかストーリーがあればなあ笑

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    2020年06月30日
  • 弥勒世 上

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    閉塞された環境。
    鬱屈とした感情。
    どうカタストロフを迎えるのか。
    膨らんでいく状況が下巻に向けて、
    怖いです。

    それにしても、なっがーい。

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    2020年06月29日
  • 神奈備

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    母親の愛情に飢え、何故生まれてきたのか、何故こんなに苦しまなければならないかを、御岳の山頂に現れると信じる神に直接問いかけるため無謀な登山を試みる主人公の少年と、いきなり彼の父親だと言われて戸惑いながらも徐々に息子かもしれない少年への思いが救助への気持ちを強める強力の男。この二人しかほぼ登場人物はいないが、交互に描写される御岳の厳しい自然と、神の業としか思えないような奇跡的な美しい情景。
    クライマックスへ向けて高まる情感は、あまりにも救いのない、そして馳星周ワールドではおなじみの、ひたすらやるせない結末。

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    2020年05月27日
  • 殺しの許可証 アンタッチャブル2

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    いきなり2から読んでしまった。
    アンタッチャブルを読まないと人間関係がよくわからない。
    馳星周の追い掛けられ得るスリルを期待していたらそれはなかった。

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    2020年05月06日