馳星周のレビュー一覧

  • 淡雪記

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    敦史は冬の北海道の別荘地で、絶世の美少女・有紀と出会う。

    有紀には知的なハンディがあるが、敦史と有紀はほどなくして惹かれ合っていく。
    しかし、二人が出会う前にそれぞれが送ってきた人生
    あまりにも辛く悲しく、二人で生きていく為には逃亡と転落以外の手段しかなくー。

    恋愛小説にカテゴライズされるのでしょうか。イマイチ、趣旨が分かりませんでした。

    敦史と有紀の境遇や過去が分かってきてからは早く先が読みたいと思い、一気に読むスピードが上がりましたが、読み終えてみるとやや物足りない感じ。

    また、風景描写が個人的にはややクドく感じられました。

    純粋に人を愛する姿が描かれていますが、それは単に美しい

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    2022年09月27日
  • ゴールデン街コーリング

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    若いっていーな!自分も大学時代に戻りたくなりました。悩みも、喜びも、友も大事な宝ものですね!
    人間一生に呑める量は、決まってるとか?ゴールデン街の皆さんは、飲み過ぎです!こんなに朝まで飲むの?

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    2022年07月19日
  • 煉獄の使徒 下

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    事実は小説より奇なり…かな、と思いながら読み進めました。平成の暗黒史である、オウム事件。ぼくらが“体験した”その恐ろしさ、マスコミの扇動、そして、彼らを“人間”として語ることがタブーだった時代の空気。水面に浮かぶ、そんな表層的な事実の根っこにストーリーを加え、関係する人々の心情を抉り取ろうとした快作だと思う。ノアール小説の巨匠だからこそ、そしてそう言われるからこそ、あの事件の加害者たちの心情をつかもうとするのは、使命にも似たものだったのかもしれない。当事者たちは死刑になり、僕らはあの事件から何も学べなかった。だからこそ、こんな“フィクション”は大きな意味を持っている。

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    2022年07月06日
  • やつらを高く吊せ

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    なんでもありの一冊
    他人の秘密を知りたいだけの主人と
    それを利用する金貸し
    欲望のままに行動する女子高生

    不夜城では切なさや愛を感じたけれど
    今作ではとにかく欲望のままに突き進んでいく




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    2022年05月21日
  • ラフ・アンド・タフ

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    非情さと歪んだ愛情のようなものが交錯していたように感じました。愛されることに飢えた主人公のバイオレンス的な衝動についていくのが大変でした。

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    2022年05月15日
  • パーフェクトワールド 下

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    ネタバレ

    沖縄の暑さや緊張感のなさが良く描写されてて、故に疾走感がなくズルズルと泥沼にハマっていく公安のスパイたちの陰鬱な感じがよく出てた
    最後ちょっと尻切れトンボだったかなあ……誰も高笑いしてないENDはちょっと物足りなかった

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    2022年05月11日
  • 蒼き山嶺

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    山岳部で同級だった今は山岳ガイドの得丸、公安警察官の池谷、K2で死んだ友人の妹だと判明するゆかり。拳銃で脅される関係になりながら、雪山で人は死なせないという信念の得丸は池谷をかばって歩き続ける。池谷が「池谷」でさえないことがわかってからも雪山を背負ってさらに歩く。少し都合よく人物が揃いすぎた気がするのであるが、都合をつけるのが小説でもあるからよしとしなければならない。ガイドとしての使命感の「公」と友情という「私」が交錯しつつ、これまであまり読んだことのない物語世界を楽しませてくれた。

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    2022年03月02日
  • ソウルメイト

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    犬を飼っている方にぜひ読んでほしいと思った一冊。
    犬を飼っている母に勧められて読んだ。

    この話を読んでからわんちゃん動画、ネコ動画を見まくってしまう。
    うーん!犬と一緒に暮らしたくなる!!

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    2022年01月21日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    あらすじ
    中国人マフィア同士の大抗争から2年が経過した。歌舞伎町の裏社会は香港マフィアの襲撃の痛手から立ち直った崔虎を中心にした北京マフィアと、トップ二人を同時に失いながらもNo.3の朱宏を中心にまとまった上海マフィアが縄張りを分け合う危ういバランスを保っていた。そんな中、崔虎のもっとも信頼する部下である「四大天王」の一人、張 道明が兇手(殺し屋)の襲撃を受け部下もろとも殺害される。北京マフィアのボスである崔虎は張のアジトは「四大天王」以外には知りえないとして、裏切り者の洗い出しと下手人の捜索を元悪徳警官で現在は崔虎の使い走りをしている滝沢に命じた。滝沢はジャーナリストの遠沢に張り込みと盗聴を

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    2022年01月14日
  • 古惑仔

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    歌舞伎町。流氓達の悲しき物語。
    日本でありながら、日本ではない日本の闇で日々を送る。
    欲望と絶望、愛と憎悪が渦巻く。
    どこにも救いがない一冊。

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    2021年11月03日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    歌舞伎町を震撼させたチャイニーズマフィアの銃撃事件から二年。
    北京、上海、台湾、福建、均衡が取れていた思われた歌舞伎町だったが、北京の大幹部が射殺され、再び街が震撼する。
    人が次々に死んでゆく。
    時代設定は天安門事件よりやや後の歌舞伎町。
    前作に続き、ノワール感は素晴らしい。
    そして、最後もひたすらに暗い。が、そこはかとない哀愁と、静かな寂寥感が微かに煙る。

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    2021年10月25日
  • 不夜城

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    あらすじ
    1998年日本映画。眠らない街・新宿歌舞伎町を舞台に、「極限の中で燃え尽きる男と女」「命の保証期間はあと3日」と、中国系マフィアの抗争に巻き込まれるアウトローの命と愛をかけた闘いを描いたハードボイルド映画です。
    第16回ゴールデングロス賞優秀銀賞受賞作品です。
    感想
    最後に夏美がこうなるとは!
    読み始めから最後までドキドキって感じ。
    さすが馳星周。

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    2021年09月16日
  • 復活祭

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    むかしから好きな馳星周作品。生誕祭は15年ぐらいまえに、先輩からもらって読んだ。彼の作品にしてはわりとエグくない展開で、かつ現実味があってよかった記憶。その続編ということで読んだ。バブル期をインターネットバブル期に移してのストーリー。前作ほどの熱はなかったかな、ネット企業の表現もやや薄め。おもしろかったけど、さすがに続編を描くのはしんどいだろうなーと感じました。読んでおいて損はなかったけど

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    2021年09月05日
  • 不夜城

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    闇社会を描くハードボイルド。淡々と進む時間の中に、気づいたら引き込まれてました。ラストはハラハラドキドキでした。

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    2021年06月18日
  • 蒼き山嶺

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    元長野県警の山岳遭難救助隊員だった得丸は現在は山岳ガイドとして白馬村観光課に勤めている
    ある日、残雪の状況を確認していた得丸は無謀な登山者に出会う
    それは、大学時代の山岳部の同期池谷だった
    池谷もまた警視庁公安部に所属する警察官だった
    卒業後二十年全く山から離れていた池谷の身体はすっかりなまっていた
    そんな池谷に白馬岳までのガイドを引き受けた得丸だったが…

    二十年も山から離れていた池谷が何故急に山に戻ってきたのか
    何故友人である得丸を脅してまで登り続けなければならなかったのか
    その理由はあまりにも衝撃的で思わずえっ!?と声が出てしまうほどでした

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    2021年03月06日
  • 殺しの許可証 アンタッチャブル2

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    ネタバレ

    先月初めに読み終わり、その段階で
    続編を購入してあった馳星周の単行本。レビューまで間
    が空いたのは、買った事実を忘れていたから、とは口が
    裂けても言えない感じ。

    捜一から公安に飛ばされた宮澤は、どういうワケだかア
    タマのオカシイ上司・公安アンタッチャブルの椿に気に
    入られ、椿の助手としては最長の勤務記録を今も更新中。
    おかげで捜一への復帰など考えられない状態なのだけど。
    そんな折、現政権の起こした不祥事に関係した、と思わ
    れる関係者が次々に死亡。椿は官邸の関与を指摘、宮澤
    も渋々その捜査に付き合うのだが・・・という内容。

    公安モノなのに妙に笑える、というのは前作と同じ。違
    うのは、今回絶対

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    2021年02月07日
  • 蒼き山嶺

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    登山もしない私でも、山の景色の細かい描写に読む度に心惹かれていきました。綺麗な景色と反対に繰り広げられる逃亡劇。途中までは細かく描かれていたのですが、最後にぎゅっと詰めたような急ぎが感じられました。しかし続きがあるのかな?とも思わせられたので、続きに期待したいです。

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    2021年02月02日
  • 淡雪記

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    先には破滅しかない・・・
    わかっていて読み進めるのは辛い
    殺して
    殺して
    殺して
    なんだかな~~

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    2020年12月22日
  • ダーク・ムーン 上

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    ネタバレ

    超久しぶりに、馳星周の本に挑戦してみました。馳さんの小説は、すっごい昔に、あの超話題になったデビュー作「不夜城」を読んで、あまりピンと来なかった記憶しかないんですよ。

    で、最近、とある知人の方から「馳星周、いいよ~!」って薦められたので、ちょっと読んでみようかな、って思いまして。で、手に取ったのが、この一冊である次第ですね。

    えーと、まず、すげえ世界観が、入り組んでいる。
    舞台は、カナダ。で、そのカナダの、中国人街?が、舞台?という感じでしょうか?もの凄く、人種が、民族が、言語が、入り混じりまくっております。で、登場人物がスゲエ多い。それぞれみんな色んな思惑のもとに動いている。物語を追っか

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    2020年10月22日
  • やつらを高く吊せ

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    なんでもありのおっ立ちストーリー。笑笑

    バブルで沸きに沸いた東京で、秘密狂いの男と女子高生が繰り広げるなんでもありの世界。

    ミステリーとかよりアクションに近いかな。

    どんどん疾走するスピード感にビュンビュン振り回されるし、かなりの秘密を暴きまくる割には、そんなこともあるよねーと覚めた目で見続ける相方の女子高生もまたスピード加速に加担してくれます。

    いちいち事件を掘り下げない。

    秘密ぶん回して、車ぶん回して、女ぶん回してビュンビュン唸らせるそんな疾走し続ける話。

    もう止まれない。止まらない。退屈な毎日にブスッと薬飛ばしてくれます。

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    2020年10月15日