馳星周のレビュー一覧

  • ソウルメイト【電子特別版】

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    最初は犬を失う人たちの悲しい話ばかりだと思い込み、最後まで読めないだろうと思っていたら、それは思い違いでした。悲しい経験だけでなく、犬との絆だったり、犬と共に暮らす喜びだったり、あまり悲しさを突き詰め過ぎないお話でした。著者も長い間犬と生活をしていると聞き納得です。

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    2013年11月25日
  • ダーク・ムーン 下

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    カナダを舞台にした中華マフィア、警察の麻薬をめぐるハードボイルドもの。立場の異なる三人の主人公が出てきて、知らなかった先代からの因果関係が少しずつ明らかになっていく。

    結局全員悪者の暗いバイオレンス感が、さすが馳氏と思う。

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    2013年10月09日
  • ソウルメイト【電子特別版】

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    沢山の人が読んで泣いたと書いてあったけれど泣けなかったのは愛情が足りないせいでしょうか?
    最後の章は泣いてしまったけれど‥

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    2013年09月29日
  • 美ら海、血の海

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    震災後大きく変化された氏の著作。その新作風がもっとも顕著に現れた一冊と言えるのではないか。Noirさはない。

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    2013年08月29日
  • ダーク・ムーン 下

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    救いがない。
    誰も幸せにならない、誰も成長しない、誰も笑わない。
    ノワールだね。

    様々な人種が入り乱れた小説だけれども、登場人物たちはごく限定されています。

    閉鎖的な負の連鎖。

    終わらない悲劇にうんざりとするとともに、なんだかんだ上下巻一気に読まされた事にびっくりです。

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    2013年06月11日
  • 9・11倶楽部

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    日本の象徴、東京の象徴としての都庁を爆破させることを生きる目標にして、必死に生きる戸籍を持たない子供達。馳作品によく見られる「理不尽さへの反発」「抗えず理不尽に死ぬ」が全体的なテーマなんだけど、ギリギリまで抗うなかでのスピード感のある逃避シーンがやっぱり面白い。ただ「漂流街」のような、ぶるぶる震えながら一気に読んでしまうほどの緊迫感はないかな。

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    2013年04月13日
  • 美ら海、血の海

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    本土の捨て石となった沖縄、地震と津波に犠牲になった東北。
    数多くの犠牲者をつくり、人間の尊厳を失わせた瞬間。
    自然が生んだ災害と人間が作ってしまった地獄。
    今こそ、我々が平和を語りましょう。

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    2013年03月06日
  • 9・11倶楽部

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    こないだ読んだ『沈黙の森』といい、10年前に読んでた、馳星周とすごい違いを感じる作品やった。以前のような暴力的な部分がメインだったのが、人間的な部分がすごく増えて、不快感が少なく、話にのめり込むことができた。

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    2012年12月29日
  • 虚(うつろ)の王

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    初めての馳作品。
    カネ、クスリ、セックス。
    かなりハードな感じです。
    今の世の中に普通にありそうな気がして
    読んでてぞっとします。(良い意味で。)
    途中で読むのを止めようかとも思ったけど、止められない。

    救いが無いのが魅力なんだろうなぁ、と思いますが
    私にはヘビーすぎました・・・

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    2012年12月15日
  • 沈黙の森

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     暴力団・東明会の金を持ち逃げした男が、軽井沢に潜伏している。金額は五億。東明会はもとより、大金の臭いを嗅ぎつけた危険な連中が、この閑静な別荘地に現れ、血眼になって男の行方を捜しはじめた。かつて新宿で「五人殺しの健」と呼ばれ名を馳せたが、今は軽井沢で別荘管理人として静かに暮らす田口健二のもとにも協力を要請する輩が訪れ、事態は急変する。雪山に乱反射する、欲望、復讐、狂気―すべてが暴力に収斂していく

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    2012年11月25日
  • 楽園の眠り

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    幼児虐待を、虐待する者たちの視点で描いた作品。
    親であればレベルに差はあれど育児に悩んだことがあるはずで、彼らの心情を全く理解できないとは言えないと思う。
    だけど、共感はできません。

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    2012年08月26日
  • 煉獄の使徒(上)(新潮文庫)

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    「小説で学ぶオウム真理教」みたいな感じ。
    読んでると非常に憂鬱な気持ちになる。
    カイジっぽい体言止めがどうも合わない気がしたけど、ごく一部の描写のみで終わってくれたのでよかった。(それはそれで統一感としてどうなのかと思うけど)

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    2012年08月22日
  • 9・11倶楽部

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    不夜城以来の馳さんの本。やはりアウトローと新宿の話。
    見える部分と見えない分と、強者と弱者と、いろんな混沌の都市の一角のごく狭い地域の話。解説者によれば、都庁の「権力」に牙をむいた作品ということなのだが・・・

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    2012年07月13日
  • 沈黙の森

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    馳星周の本を読むのは久しぶり。好きな作家の1人。
    でも、初期の「不夜城」の頃の何とも言えない独特の暗さの方が好きだった。
    この本も、決して明るい本ではないけれども、不夜城の頃のテイストとは随分と違う気がした。

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    2012年06月13日
  • 楽園の眠り

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     幼児虐待をする刑事と過去に虐待を受け、それがトラウマになってしまった女子高生の知恵比べのお話。刑事は子供の虐待がばれることを恐れ、数日の休暇のうちに事件の決着をいそぐ。一方、女子高生は偶然に子供の面倒を見ることになる。その理由は母性本能からなのか、事件の数日前に子供を流産してしまった後悔からなのか本人もわらないうちに二人の逃避行は幼児誘拐事件へと発展してしまう。登場人物の心の動きがそれぞれに詳しく描写され、虐待という社会の病について考えさせられた。

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    2012年05月16日
  • 楽園の眠り

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    児童虐待もの。刑事と女子高生の追跡という設定を貫くにはややご都合主義的な展開はいたしかたないか。読後感は相変わらず悪い。

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    2012年04月05日
  • やつらを高く吊せ

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    Dri i i i i i ve!!
    横書きだと変だが(笑)とにかくノリのよい面白い連作短編だった。
    主人公は他人のスキャンダル好き。しかもそれを知ることで激しく欲情する変態(笑)。自慢のポルシェでDri i i i i i v e!! このフレーズが文章に実に多く出てくる。
    馳ノワールらしく、SEXにドラッグ、そして暴力・・・なぜかそんな小説に強く惹かれる。。。
    僕も変態か??(笑)

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    2012年02月11日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    ネタバレ

    でてくる人物はどういつもこいつも自分勝手なのは変わらず。ただ、人間味が薄れたような。やはり続編ものは落ちるかなー。

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    2012年02月04日
  • 長恨歌 不夜城完結編

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    鎮魂歌から少し時間があいてしまい、話が繋がるか不安だったけど、なかなか満足できました。もう、ここまでくるとストーリーはどうでもいい。健一の情報網についてもっと詳しく書いてほしかった。若干無理がある。

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    2011年11月20日
  • マンゴー・レイン

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    タイを舞台にしたお話。
    実際にタイに行った事が有ると、物語に登場する風景や場所が
    立体的に見えて面白い。

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    2011年12月29日