バンクーバーが舞台。
中国人、日系カナダ人、日本人が裏社会で三つ巴となり凄まじい抗争が。
各々がずるく、汚なさを持っており、欲のぶつかり合いがスピード感を持って
描かれておりオモシロイ。
話が進むにつれ複雑化するピースが、最後、見事に繋がっていく過程は
読み応えと読後の満足感を与えてくれる。
また、バンクーバーの街並みを空気感とともに見事に描写されており、
その場景がハッキリとイメージできる。
特にチャイナタウンに関しては、安全といわれるバンクーバーの中でも
異様な空気を持っており、その色彩の表現が素晴らしい。