馳星周のレビュー一覧

  • 沈黙の森

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    馳星周の本を読むのは久しぶり。好きな作家の1人。
    でも、初期の「不夜城」の頃の何とも言えない独特の暗さの方が好きだった。
    この本も、決して明るい本ではないけれども、不夜城の頃のテイストとは随分と違う気がした。

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    2012年06月13日
  • 楽園の眠り

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     幼児虐待をする刑事と過去に虐待を受け、それがトラウマになってしまった女子高生の知恵比べのお話。刑事は子供の虐待がばれることを恐れ、数日の休暇のうちに事件の決着をいそぐ。一方、女子高生は偶然に子供の面倒を見ることになる。その理由は母性本能からなのか、事件の数日前に子供を流産してしまった後悔からなのか本人もわらないうちに二人の逃避行は幼児誘拐事件へと発展してしまう。登場人物の心の動きがそれぞれに詳しく描写され、虐待という社会の病について考えさせられた。

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    2012年05月16日
  • 楽園の眠り

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    児童虐待もの。刑事と女子高生の追跡という設定を貫くにはややご都合主義的な展開はいたしかたないか。読後感は相変わらず悪い。

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    2012年04月05日
  • やつらを高く吊せ

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    Dri i i i i i ve!!
    横書きだと変だが(笑)とにかくノリのよい面白い連作短編だった。
    主人公は他人のスキャンダル好き。しかもそれを知ることで激しく欲情する変態(笑)。自慢のポルシェでDri i i i i i v e!! このフレーズが文章に実に多く出てくる。
    馳ノワールらしく、SEXにドラッグ、そして暴力・・・なぜかそんな小説に強く惹かれる。。。
    僕も変態か??(笑)

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    2012年02月11日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    ネタバレ

    でてくる人物はどういつもこいつも自分勝手なのは変わらず。ただ、人間味が薄れたような。やはり続編ものは落ちるかなー。

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    2012年02月04日
  • 長恨歌 不夜城完結編

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    鎮魂歌から少し時間があいてしまい、話が繋がるか不安だったけど、なかなか満足できました。もう、ここまでくるとストーリーはどうでもいい。健一の情報網についてもっと詳しく書いてほしかった。若干無理がある。

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    2011年11月20日
  • マンゴー・レイン

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    タイを舞台にしたお話。
    実際にタイに行った事が有ると、物語に登場する風景や場所が
    立体的に見えて面白い。

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    2011年12月29日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    刺激はやや足りず。
    二人の局面でストーリーが展開されるのは見ごたえがあった。すこし話を二転三転複雑にしすぎた感はあり。

    興味本意で歌舞伎町に行ってみたくなる作品。

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    2011年10月16日
  • 9・11倶楽部

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    はじめての馳星周。

    ひどい。ひどすぎる。
    話が面白くないとか、文章がお粗末とかそういうことでは決してなく、たいへん読ませる作品であることは認めます。うまいよ。でも、やっぱり私にノワールは無理。つらすぎる。
    たぶんこの人の本はもう読みません。

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    2011年10月02日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    ネタバレ

    誰も彼も悪人。
    私、この輪に入ったら一番に死ぬ自信がある。

    ただなにに惹かれるのか。
    ふとしたときにまた読みたくなったりする。

    なんでだろ。

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    2011年09月14日
  • 長恨歌 不夜城完結編

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    3作目になるとパターンが一緒か。今回の主人公は過去に傷を持つ自称残留孤児。幼なじみの女性と知り合ってからうごめく人生。全てが前作同様に健一の筋書きに動かされるストーリー。緻密な描写は相変わらず圧巻だった。ただ最後が残念かな。

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    2011年09月04日
  • マンゴー・レイン

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    ネタバレ

    面白かったですが、馳氏の作品としては爆発力がいまいち足りない気がしました。夜光虫あたりが尺玉打ち上げているとすると、7寸玉くらいでしょうか。しなやかに強くてしたたかなメイは魅力的に描かれていました。

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    2011年05月20日
  • 虚(うつろ)の王

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    ノワールは読んでる間はその世界にどっぷり浸れて麻薬のよう、珠に読みたくなる。これも疾走感があって面白い作品。登場する高校生が「マリアビートル」に出てくる王子みたいにクールでたまりません!

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    2011年04月02日
  • 長恨歌 不夜城完結編

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    不夜城完結編。物足りないという声が多いけど、これはこれで良かったんだろうな~と思う。激しい暴力や性描写を無くしたのは評価(鎮魂歌でお腹いっぱいなので)

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    2011年03月03日
  • ダーク・ムーン 上

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    バンクーバーが舞台。

    中国人、日系カナダ人、日本人が裏社会で三つ巴となり凄まじい抗争が。
    各々がずるく、汚なさを持っており、欲のぶつかり合いがスピード感を持って
    描かれておりオモシロイ。
    話が進むにつれ複雑化するピースが、最後、見事に繋がっていく過程は
    読み応えと読後の満足感を与えてくれる。

    また、バンクーバーの街並みを空気感とともに見事に描写されており、
    その場景がハッキリとイメージできる。
    特にチャイナタウンに関しては、安全といわれるバンクーバーの中でも
    異様な空気を持っており、その色彩の表現が素晴らしい。

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    2011年02月28日
  • マンゴー・レイン

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    なんともハードボイルドだった。
    危機的状況になる度に、確率を出すのにちょっとだけ。ちょっとだけうんざりしたけど、タイの暑さを感じる本でした。
    最後のおちが良かった。

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    2010年11月26日
  • 長恨歌 不夜城完結編

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    不夜城三部作の完結編です。
    前二作に比べるとあっさりした感じがありますがスピンオフ的に考えると楽しめます。
    と、いうのも今回は劉健一でなく日系二世武基裕の目線で描かれています。
    前作が最終回で「その後」的なストーリーなのかな。
    でもやっぱり劉健一は魅力的で最後はある意味“らしい”のかなと思いました。

    楊偉民→劉健一→武基裕と引き継がれる・・・のかと思いきや!
    そうなるんだ~、そうなっちゃうかぁ~という終わり方で
    個人的にはスッキリしませんでしたがアリっちゃアリで馳星周らしいのかも。

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    2010年10月04日
  • 約束の地で

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    北海道を舞台にした5つの短編連作。これは、物語の中であって欲しいと願う。だが、DVや介護問題、家族の崩壊など、孕んでいて現実に有りうる話。目を背けてはならない!

    事業に失敗し、死に場所を求め、捨てたはずの故郷に戻った男が聞いたのは、父が大金を持っていると云う噂だった。その父の愛人だった女は、戻りたくなかった実家に帰り、アルツハイマーの母と飼い猫の世話に明け暮れ、恋仲になった外国車のディーラーをしてる男に見捨てらる。その男の知的障害を抱える少年は、愛犬を連れ、世界の終わりだと云う荒れ地に骨をばら蒔く。少年にスクーターを無理強いして売りつけ中古車を買ったサッカー部のェースだった男は、訳ありの1つ

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    2010年09月23日
  • 楽園の眠り

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    虐待する父親と、その父親によって言葉を閉ざした少年と、それを偶然保護した虐待されている少女。
    追って追われ、捕まりそうになったり、参謀したり裏切ったり。
    一体いつになれば、この逃亡劇は終結するのか。
    最後は…馳氏ならやはりそうなるか。

    おっと、この作品にはめずらしくヤーサンが登場しない。
    作風模索中なのかなぁ…。
    いつもと違うシチュエーションに慣れなかった私がいた。

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    2010年08月26日
  • 約束の地で

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    作者には珍しい連作短編集。前編の人たちがそれぞれ繋がっています。
    出てくるのはいわゆる普通の人たちで恵まれない人たち。死のイメージがついて回る。日高が舞台。

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    2010年08月19日