長野まゆみのレビュー一覧

若葉のころ（凜一シリーズ）

長野まゆみ

凛一シリーズ完結。氷川…これはハッピーエンドなのかどうか、自分にはわからない。やっぱり有沢がいいよ！！！

三日月少年漂流記

長野まゆみ

きっとカテゴリはファンタジーじゃないんだけどファンタジー。銅貨と水蓮、二人ともいい。どっちかっていうと銅貨がすき。熊は反則だろう…！可愛すぎる。引き込まれる世界観、レトロってこういう雰囲気のことをいうんだろうなぁ。きらきら、透明の文章。他も読みたい。

夏至南風

長野まゆみ

何回も読んでるけど、怖い。
怖くてたまらない。だけど美しい。読んでいるだけでむせ返りそうになるような、濃厚な南の「匂い」がする。

銀木犀

長野まゆみ

長野まゆみさんのはどれでも好きだけど、これは特に好きな本の一つ。読み終わった後、怖いけど心地よい感じになります。

彼等（凜一シリーズ）

長野まゆみ

「白昼堂々」と「碧空」の続き。あぁ、そう行くの…。展開がどうとかいうより、綺麗過ぎて切ない。残り一冊、どう転ぶのか気になる…。

碧空（凜一シリーズ）

長野まゆみ

「白昼堂々」の続き。文章が本当に綺麗。こんな展開になるなんて、本当どう動くかわからないし、まずお話が動いてるのかも判らないくらい静かなお話。

夏至南風

長野まゆみ

長野作品で最も印象深い作品。少年愛のひとつの極地であると同時に、繁茂し脈絡を嫌う草花の如き展開、薄暗がりに光る登場人物たちに酔うばかり。

夜間飛行

長野まゆみ

旅行には欠かせない本。結局６ヶ国をともに旅してます。
実家に帰るときも読みながら帰っては、また持ってくる。電車に乗りたくなる本。

三日月少年漂流記

長野まゆみ

冬に読みたい本。電車の中とかで読むとわくわくする。主人公二人が三日月少年を追いかけてゆく話ですごく可愛い。

夜啼く鳥は夢を見た

長野まゆみ

これも夏シリーズ。夏に読みたい。睡蓮が沼に咲いている様子が浮かんで綺麗。あと漢字の使い方が好き。水蜜たべたい。でも、ぬるい沼は嫌だなぁ、夏ならひんやりした泥がよい。
水の描写が上手い。

魚たちの離宮

長野まゆみ

夏、お盆に読む。夏の夕べに耳を澄ましたくなる。描かれる情景が綺麗で雰囲気に浸ってしまう。池のある日本家屋に住みたくなる。

野ばら

長野まゆみ

耽美というか幻惑的。
月彦の夢を舞台に現実が入り交じり虚構を組み立てる。比喩が美しい、長野初期の作品。

夏至南風

長野まゆみ

初めて読んだ長野まゆみ。
それまでライトノベル系しか読んだことがなかったので読書の幅が広がった。
世界観とか腐っていく夏とかとにかく大好き。

新世界〈3rd〉

長野まゆみ

動き出した。イオとミンクとシュイと、ソレンセン。入り組んでいてわかりにくいが、やっと像が浮かび上がってきた。

夏帽子

長野まゆみ

長野まゆみの中で一番好きな本。というか他のはよく途中で放棄してしまいます。夏っぽくて暑いけどひんやり静かな感じ。こんな理科教師素敵。ハードカバーの表紙もええよ。

綺羅星波止場

長野まゆみ

幻想的。その一言かしらと。私が好きなちょっと不思議な話ばかりが入っていました。主人公二人が銅貨と水蓮と似ている気もする、と言うか世界が同じかしら、とおもってしまいましたが。

雨更紗

長野まゆみ

妖艶、って言葉が似合う作品はこれが一番だと思う。記憶が曖昧で、人格も曖昧と言うのが余計にその妖艶さに色を加えている気がします。読み終わった後にもやっぱり疑問符は浮かぶのですが、２，３回読めばからくりが解るかと。

上海少年

長野まゆみ

東京少年と似た題名ではあるけれど、おそらく個別のもの。
短編集ですが、私は表題作が好きです。生き別れた兄の面影を追って波止場に行く少年。いい風景だと思います！

新世界〈2nd〉

長野まゆみ

記念すべき2nd。
毎月刊行なので、月末はそわそわしてくる。
今回は1stの過去？
まだまだ謎は深まるばかりで、
続編をうずうずして待ってます。

新世界〈1st〉

長野まゆみ

ついにハードカバーから文庫へ。
見つけた時には迷わず購入。
読み始めた時は世界の設定がよくわからなかった。謎をふっかける1stは続編への期待を膨らませます。もちろん、少年たちの動向にも期待してる。