【感想・ネタバレ】綺羅星波止場のレビュー

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Posted by ブクログ 2012年04月06日

再・・・読。綺麗な短編と「野ばら」に似た「銀色と黒蜜糖」の入った一冊。ssを読んで、またその話がベースになっている(と思われる)別の作品を読み直したくなって、ただ今ループ状態…。

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Posted by ブクログ 2010年06月17日

大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、それはやがて砕かれ、「群青」になるという。その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に、丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。長野ワールド、夢の傑作短篇集。

あらすじ抜粋


夢、幻想が詰まっている。

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Posted by ブクログ 2010年05月18日

垂氷と灯影が可愛い・・
垂氷と灯影はお互いを大切な友達と思ってるんだろうな~、と
銀色と黒蜜糖は、夏至祭とはまた違い、
どちらかと云えば野ばらに近い感じ
最後の結末が以外で面白かったです

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

幻想的。その一言かしらと。私が好きなちょっと不思議な話ばかりが入っていました。主人公二人が銅貨と水蓮と似ている気もする、と言うか世界が同じかしら、とおもってしまいましたが。

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Posted by ブクログ 2019年11月13日

面白かったです。短編集。
「綺羅星波止場」「レダの卵」「月夜の散歩」「銀色と黒蜜糖」が特に好きでした。
表題作は、三日月パン(パンの字が出せない…)が美味しそうなのと、熱くないほのをを立ち上らせる碧い石がなんなのか気になりました。素敵。
「レダの卵」は、大人の女性二人組が主役というのが珍しかったです...続きを読む。酒店とか的士、香港…?と思いました。
「月夜の散歩」は詩のようでした。
「銀色と黒蜜糖」はふたりがとても冷酷で良いです。影を壊した銀色が、月彦を柘榴石にしてその紅玉の粉末を飲んで元に戻るために、黒蜜糖と共に月彦を夢の中でつけ狙うのですが、月彦が彼らに囚われているのか、それとも銀色と黒蜜糖が月彦の夢に囚われているのか…翻弄されました。「野ばら」や「夏至祭」より原始的らしいです…初めはこんなお話だったのか。。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月04日

前半は、かわいくて幻想的な短編集。
『少年アリス』にも出てきた銀の実、
夜の波止場に現れる不思議な麵麭屋さん、
海辺へ繋がる扉、月光で孵化する卵、
焼け具合が一番いいひまわりパンを食べにくる猫たち、
不思議な街の不思議なスイーツ、夜半の独り歩き。

後半にあたる『銀色と黒蜜糖』は、
『野ばら』の“亜...続きを読む種”で、煌めきはあるがすこし仄暗い印象。
月彦の閉じた夢の中で、操り、操られる、銀色と黒蜜糖。

生ハムや白身魚のパテをはさんだ三日月麵麭、
サフランで黄金色に染めた砂糖をクリーム状にして、
カステラをくるんだ月の菓子、
ひまわりの種入りパン、楓のシロップ、
ココ椰子ミルクに沈む色とりどりのジュレ、
揚げたアイスクリーム、キャラメルのシロップ、、、

以前読んだ『カルトローレ』も
おいしそうなものがたくさん出てきましたが、
こちらも間違いなくおなかがすく本ランキングに入ります。笑

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Posted by ブクログ 2012年03月02日

独特世界観で繰り広げられる少年達の小さな冒険物語。
これに出てくる三日月パンやジュレなどの食べ物もそそられます。

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Posted by ブクログ 2012年02月25日

ものすごくスペースをあけた文字列は独特の雰囲気をかもしだすけれど読みづらい。
話っていうよりも雰囲気を読むタイプの本。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年09月30日

 
◆◇◆outline◆◇◆
大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色
それはやがて砕かれ、「群青」になるという。
その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に
丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、それはやがて砕かれ、「群青」になるという。その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に、丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。長野ワールド、夢の傑作短篇集。

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Posted by ブクログ 2011年12月22日

実に個人的なことなのだけれども、長野まゆみ作品読みすぎてさすがにちょっと食傷気味かも。飽きてきた。好きなことは好きなんですけどね。
「銀色と黒蜜糖」は前にも読んだ気がするなあと思っていたら、そっかー野ばらか。
相変わらず食べ物や小物類の描写が素敵です。食べたい&欲しい。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、それはやがて砕かれ、「群青」になるという。その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に、丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。長野ワールド、夢の傑作短篇集。 「なかなかの月夜だね。さあ、何をして遊ぼうか、」すると、ハニー...続きを読むドーナツを好物にしている猫が、こう云うのだ
「帽子屋へ行きなよ。」

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「天体議会」「夜間飛行」系列の少年二人組が不思議な出来事と遭遇する連作他、実験的な可愛い短編がモリモリ詰まっています。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

装画:長瀬典子
装丁:泉沢光雄

“長野ワールド、夢の傑作短篇集。”(裏表紙解説より)
収録作品:『銀の実』、『綺羅星波止場』、『雨の午后三時』、『レダの卵』、『耳猫風信社』、『黄金の釦』、『月夜の散歩』、『銀色と黒蜜糖』
『綺羅星波止場』、『雨の午后三時』は灯影と垂氷というふたりの少年のおはなし。...続きを読む
『銀色と黒蜜糖』は『野ばら』の別ヴァージョン。
(文庫版)

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