枡野俊明のレビュー一覧

  • 劣等感という妄想 禅が教える「競わない」生き方

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    比べることをやめない限り、
    常に心は忙しなく動く。

    地位や年収など、社会の物差しで測るのではなく、唯一無二のこの絶対的な命を生き切ること。

    「生き切った」という納得感を積み重ねることが心を満たす。

    それができれば優れた人に嫉妬することも、優越感に浸って引け目を感じることもない。

    清々しい、気持ちの良い人間で生きたいと心から思えました。

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    2016年03月06日
  • 禅が教えてくれる 美しい時間をつくる「所作」の智慧

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    禅を通して知る、心穏やかに美しく日々を過ごす考え方の数々。
    優しい筆致で、すぐ実践できそうな簡単なことが書かれている。少しずつでも、生活に取り入れていきたい。
    例えば、疲れていたり辛かったりするときこそ、平常心を取り戻すためにいつも通りに過ごすとか。
    掃除や片付けは、気持ちよく次のアクションを起こすための下準備と捉えて行うなど。

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    2016年02月27日
  • 限りなくシンプルに、豊かに暮らす

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    禅の心を取り入れながら説明してくれたので、他に沢山出版されている「シンプルな生活」系の本とは少し違う視点だった。初めて聞く言葉も多く、なるほど〜と心の栄養になった。

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    2016年02月19日
  • 心に美しい庭をつくりなさい。

    購入済み

    心の庭って?

    結局、心の庭の具体的な作成方法などわからない.
    どんな庭を作るか、イメージが湧かない。
    著者のプロデュースした庭について、
    写真やその意図があったらいいかも.
    いかんせん自分の心の庭ってどんなんだろ〜とか
    余計な物を削ぎ落として、また奇抜を狙わず、など琴線に響く言葉が心地良かったです。

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    2015年12月29日
  • 50代を上手に生きる禅の知恵

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    ①子供が20歳前後のうちに、自分の人生を語ること。
     仕事にどう向き合ってきたか。何を信じて生きてきたか。
     苦難にどの様に立ち向かったか。何で失敗したか。我が子にどのような愛情 を注いできたか。
    ②50代に出来るだけ捨ててしまう。3つの仕分け。
    ③50代の内に墓の話をしておく。60を過ぎると纏まらない。
    ④親の最期は、看取ること。有難うの言葉を掛ける。

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    2015年12月09日
  • 心配事の9割は起こらない 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」

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    禅僧でありながら大学教授で庭園デザイナーの著者が、
    その道で得た経験や知見をもとに、
    日々の暮らしを、より平静なこころで過ごすこと、
    その方法や考え方を示してくれる本です。

    考え方を変えて、それを実践することで、
    タイトルにあるように、心配事の9割を、
    無駄に案じて汲々とした日々を過ごさないですむようにしたらいかがですか、
    というように、柔らかな文体と文章で仏教的・東洋的生き方を提唱しています。

    ひとつの項が数ページですし、
    引用される仏教用語などもわかりやすいかたちの現代語に噛み砕いてくれていますし、
    論理も明快で、すらすら読めながらも沁みてくる感じの読書でした。
    そして、ひとつひとつの

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    2025年07月02日
  • 心に美しい庭をつくりなさい。

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    平易な言葉で淡々と。乾いた砂にすーっと水がしみこむように、言葉が目と心に入ってきます。

    箱庭療法でやたらと物語的でデコラティブな庭を造りがちな自分への戒めとして!また、心をフラットに保つのはなかなか難しいですが、出来ないなりに、出来るように、努めることは続けたいと思います!

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    2015年01月31日
  • 心訳 般若心経

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    初めての般若心経の解説本
    わかりやすく、面白かったと思いました。
    ただ、解説者が、禅宗の住職のため禅宗的な
    内容が多く少し違和感を覚えました。
    やはり、個人的には浄土的な考え方が合うかなあと
    思います。
    摩訶般若波羅蜜多心経
    観自在菩薩
    行深般若波羅蜜多時
    昭見五蘊皆空
    度一切空厄
    舎利子 色不異空 空不異色
    色即是空 空即是色
    ………

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    2015年01月08日
  • 禅が教えてくれる 美しい時間をつくる「所作」の智慧

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    所作の美しさを
    『上品』とか『気品がある』などと
    表現していいのであれば、
    それは
    年を重ねるほど、内側から滲み出てくる輝きの様なものではないか?
    と、私は感じている。

    と、言うのは、
    おそらく先日偶然バスで隣り合わせた御夫人の『所作』が、
    見惚れてしまうほど美しく、可憐であったのを思い出しているからなんだろうなぁ~

    不快にならない程の距離は保ちつつ、気遣いや時折ユーモアも交えて会話される。
    (どうやら『愛語』というらしい。)
    そこには見知らぬ人との気詰まりな時間、など微塵もなく、
    ほんの一時ではあったが、心地よい時間を過ごす事が出来た。
    (あ~、年をとったら私もあんな風に…。)
    と、本を

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    2014年11月27日
  • 悪縁バッサリ! いい縁をつかむ極意

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    ネタバレ

    縁を結ぶ・深めるとは相手の人生にどこまでかかわるか
    気の合わない人とは結ばなくていい
    例え数人でも共有できる人が居れば安心感をえられる

    縁とは追いかけるものではなく、招き入れるもの
    って言葉が印象に残りました

    ネットの中に何百人のアドレスがあったとしても
    間口を広げれば奥行きは狭くなる

    見極めずに大切な人と縁を結ぶ
    頑張っても自然に離れる事もある
    それが「運」の流れる所。私達はその流れに
    逆らう事はできない

    運って思うようにはいかないけど
    縁って逢っていなくても、気持ちで繋がれる気がしました

    離れてる幼馴染がよく話す「自分と関わりのあった人が
    幸せでありますように」そういう気持ちを思

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    2014年11月12日
  • 寂しさや不安を癒す 人生のくすり箱

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    心の持ち方は、自分次第で変われる。
    著者の書を時々、読んでは何とか不安の芽を摘んで頑張って行かなくちゃと思わせてもらってる。

    ・悩みより動く
    ・人は人、自分は自分
    ・ねばならないと思わないこと
    ・前向きな人と一緒にいること

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    2014年08月31日
  • 禅「心の大そうじ」 一瞬一瞬を大事にする「幸せな生き方」

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    仏教とは「エントロピー」を増大させない行動指針であり、そのためのスローガンを例示解説したものが本書である。
    この本で取り上げられている言葉に多くの人が共感するのは、その人達のほとんどがその言葉とは逆をしていると言うことだ。心の奥底では違和感を感じつつも自動思考でやってしまっていることが多いと思われる。
    これは本能に根ざしたものが多そうだ。しかし、哺乳類特にヒトは集団で繁栄したのだから他者との競争より協力を強化することが、より良く生きることと同義である。しかし、我々の判断の多くはそれに沿ってはいない。
    そういう意味ではより良く生きるための行動指針として、世界にも誇れる。

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    2014年07月12日
  • 禅「心の大そうじ」 一瞬一瞬を大事にする「幸せな生き方」

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    あるがままを尊ぼうという思想が現代社会の生き方とは相いれない。しかし、本来人間とはそういう生き物なのではないかということを、長い時を経て洗練されてきたであろう教えが教えてくれている。

    巻頭に著者がデザインした庭園の写真がカラーで収められているのが、安らかな気持ちにさせてくれる。見開きで右側に一言ずつまとめてあるのも読みやすい。

    何度か読み直したいと思う。

    ・生まれて死ぬ。ただ、それだけ。
    ・身の丈で生きる。
    ・やりたいことを一生懸命にやっていけばよい。
    ・得意なことをがんばればよい。
    ・自分がいる場所で本分を出し切る。
    ・評価は他人が決めること。結果はついてこなくてもいい。

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    2018年10月31日
  • 禅が教えてくれる 美しい時間をつくる「所作」の智慧

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    ・あらゆる所作に心理が表れる
    ・当たり前のことを当たり前に丁寧に行う
    ・すぐに動いてひとつきちんとやってみる
    ・全ての物事には原因があって、縁が訪れて因縁が結ばれ物事が生じる
    ・運やツキではなく、準備をしているか。
    よい行いを積み重ね、所作を整えているか。
    ・自因自果、今ある結果は全て自分が作りだしたもの
    ・縁はいつくるかわからない。だから常に正しい所作で良い縁を迎える準備
    ・おじぎ、あいさつ、ことば、あいづち、もてなしの心、笑顔
    ・なんでも両手を使って行う
    ・食事を丁寧に丹念に
    ・輝ける場所はどこなにあるのではなく、自分が輝く
    ・利他、他人のために何かをすること

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    2014年01月05日
  • 禅が教える人生の答え

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    人生の答えとは?

    →それぞれの人たちにそれぞれの答えがあり、さらに人生を歩く中でどんどん移り変わっていくもの
    人からの評価ばかり気にするのではなく、自分自身を磨くために仕事と向き合う
    自分がやってみたいと思うことに対して一歩ずつ階段を上がる努力をする
    自分がどんな道を歩みたいかは自分で決めればいいだけ
    そして行動を起こす時には覚悟をもって臨む
    今置かれている状況をしっかり見つめ、今の自分にできることやるべきことを考える
    苦しみの大小は自分で決めている
    人生は同じことの繰り返しのように見えて、実はまったく違うもの
    死を考えることはどう生きるかを考え続けることでもある
    今を生きることは先送りしな

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    2013年12月21日
  • 禅が教えてくれる 美しい時間をつくる「所作」の智慧

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    前作の『禅が教えてくれる美しい人をつくる所作の基本』を読んでからの枡野さんの2冊目の本。
    所作の基本と同じ内容もあったが、さらに詳しく細かに書かれていることもあり、前作には書かれていなかったこともあった。
    同じく心に響いた素晴らしい作品だと思う。

    同じ内容も含まれているので、この本は購入しようか迷っている。

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    2013年11月12日
  • 禅が教えてくれる 美しい時間をつくる「所作」の智慧

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    ネタバレ

    因縁の意味
    美しい言葉
    もてなし
    一口ごとにお箸をおく
    3本指を支えると見た目もうt駆使医
    一日の区切りをつける

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    2013年10月12日
  • 禅が教えてくれる 美しい時間をつくる「所作」の智慧

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    ”余ること無く、欠くること無し”が本書には収められている。読みやすいが、
    心が軽くなる、大切な内容がちりばめられている。時々読み返すことで、読み終わった後の、清々しさを取り戻せるのではないか。

    以下、気に入ったフレーズを留めておく

    鐘が鳴るのか、撞木が鳴るのか、鐘と撞木の相が鳴る

    さらにいずれの時をか待たん

    阿字の子が、阿字のふるさと立ち居出て、また立ち返る阿字のふるさと

    合掌は故人の心と、自分の心を合わせる

    実を美しくするのが躾

    成道の為の故に、今この食を受く

    知足

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    2013年08月10日
  • 禅が教えてくれる 美しい時間をつくる「所作」の智慧

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    前作に続き、子どもの頃の一度は教えられた当たり前の教えに溢れています。
    当たり前のことを為すことがいかに難しいかを改めて痛感すると同時に、ボロボロの自分の所作を少しでも整えたいと切に思います。

    本書のテーマである「智慧」。
    「真理を明らかにして悟りを開く働き」のこと。
    そして、所作を重ねることでしか「智慧」は身につかない、と教えてくれます。

    前作を通して、一貫した教え。
    それは、前作で記された以下の言葉に尽きると思います。

    ---
    「これって美しい?」と自問してみる。
    理屈なんかいりません。
    問いかけの返答に「No」が出たら、「しない」と決めたらいいのです。
    ---

    美しき生きたい。

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    2013年07月07日
  • 禅が教えてくれる 美しい時間をつくる「所作」の智慧

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    所作はその人のすべてを物語ると言うくらいに、思いや精神状態や、感情、日々の生活ぶり、これまでの生きざますべてが反映されているといってもおかしくないものである。

    だからこそ、正しく美しい所作を知ることで、毎日を大切に生きて、その時その時を輝かせる力を身につけることができるかもしれない。

    生活が便利になり、豊かになる一方で、自らが動いて感謝する気持ちを忘れてしまったり、当たり前と思うような、心がメタボな状態から抜け出して

    四季の変化や、気候の変化、人の繊細な気持ちに敏感になり、感謝する心を取り戻したいと思いました。

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    2013年07月04日