枡野俊明のレビュー一覧
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お坊さんのご高説ということで、特に印象に残るようなエピソードはありませんでした。
無為に一日を過ごすのではなく、充実感をもって過ごさなくてはならない、人の一生は短いのだから、一生懸命生きなければならない、明日死んでしまうかもしれないのだから、今日できることを先伸ばししてはならない、というような事を言っていますが、これと反対の事を言っているのが池田清彦で、『ナマケモノには意義がある』という本と読み比べると面白いです。
要約すると、生きている意味なんてない、お腹が空いたらご飯食べて、眠くなったら寝て、遊びたかったら遊ぶ。人間(特に現代人)は忙しすぎるから、もっとゆっくりしようよ、という感じですが、 -
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禅即行動=理屈抜きで動くことが禅。
朝起きるのは誰でも辛い。それでも起きる。つらくても起きる。習慣を作るのは、要はそれだけ。
はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人を作る。
いい習慣は自然にできるものではない。悪い習慣はあっという間に身につく。
朝の習慣でも、思いついたら夜から始める。思い立ったらすぐ行動を起こす。スピード、ではなくスタートする、が大事。
100日続ければ考える前に体が動くようになる=まずは、10日やってみる=習慣づける動機が本当にあるか、わかる。
頭ではなく体が動く、ようになるまで。
他人と比較して物を考える習慣は致命的な習慣である。=他は是れ吾にあらず
朝1 -
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禅僧でありながら大学教授で庭園デザイナーの著者が、
その道で得た経験や知見をもとに、
日々の暮らしを、より平静なこころで過ごすこと、
その方法や考え方を示してくれる本です。
考え方を変えて、それを実践することで、
タイトルにあるように、心配事の9割を、
無駄に案じて汲々とした日々を過ごさないですむようにしたらいかがですか、
というように、柔らかな文体と文章で仏教的・東洋的生き方を提唱しています。
ひとつの項が数ページですし、
引用される仏教用語などもわかりやすいかたちの現代語に噛み砕いてくれていますし、
論理も明快で、すらすら読めながらも沁みてくる感じの読書でした。
そして、ひとつひとつの -
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所作の美しさを
『上品』とか『気品がある』などと
表現していいのであれば、
それは
年を重ねるほど、内側から滲み出てくる輝きの様なものではないか?
と、私は感じている。
と、言うのは、
おそらく先日偶然バスで隣り合わせた御夫人の『所作』が、
見惚れてしまうほど美しく、可憐であったのを思い出しているからなんだろうなぁ~
不快にならない程の距離は保ちつつ、気遣いや時折ユーモアも交えて会話される。
(どうやら『愛語』というらしい。)
そこには見知らぬ人との気詰まりな時間、など微塵もなく、
ほんの一時ではあったが、心地よい時間を過ごす事が出来た。
(あ~、年をとったら私もあんな風に…。)
と、本を