飛鳥井千砂のレビュー一覧
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ネタバレ秋本朋美
二十四の時から母親と二人暮らし。父親が会社の部下と付き合っていて、彼女が妊娠し、責任を取って結婚するために母親と離婚した。母親と東京に引っ越す。派遣会社に登録し、アパレル系の商社で働く。
辻紗雪
インテリアコーディネーターの資格を取って、インテリアと雑貨の店で働いている。朋美の一つ年上。東京生まれの東京育ち。
藤原治樹
カフェバーの雇われ店長。紗雪の結婚相手。紗雪とは中学校と高校が一緒で一つ年上。
夏川貴人
紗雪と治樹の後輩。複写機や複合機のリース会社の営業。
麻美
朋美の地元の友達。細身で派手顔の美人で、朋美のような地味な朝タイプをバガにしていた代表格の子。
松田
朋美が -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公・行がなあなあにしていた日常をもう1度見つめなおす物語。園も、そう言えるのかな。
この物語1番のキャラクターと言えば、なっちゃん&めぐみなのではないかと思う。病弱や両親の離婚及び再婚ということを日常として受け入れて来たふたりを動揺させる行動を取れたから。人は行動することで他人を動かすのだと思う。
個人的には恭司の様な男は嫌いだが、彼にも弱さはあり、彼は彼なりに懸命に生きている姿を垣間見れて良かった。
小川くんは今後、園とは何ともならないとは思うが彼の人生を応援したい(宮本さんも!)
作中になった「服装や化粧がどれだけ「人」を表すのか」から始まる園の独白が、この作品の背骨になってい -
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別々で暮らしている姉は、弟から犬を預かってくる。
ごく普通の日常から、ひょっこり顔をだす、非日常。
いや、姉の方が非日常?
まだ既婚者ではないので浮気? でいいのでしょうか。
男の方もすっきりしているので、まぁばれなければ
傷つく人は本人だけ??
そんな姉と対照的に、弟の方は何事もなく…。
入院しているのは、久しぶりの日常のようですし
見舞いに来てくれた友人も、友人の枠、ですし。
姉の方は、日常生活にも『非』が入ってきてますし。
自分が正義、と思うのはいいですが
実行して後先考えないのか、と
突っ込みたい同僚でした。
執着じみてて、怖いものが、あります。