飛鳥井千砂のレビュー一覧

  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    最近の人気作家8名の作品によるアンソロジー。

    朝井リョウさん,似鳥鶏さんを目当てに読み始めたが,他の方の作品も良かった。

    自分以外の他者との共同生活。
    それは,自分の私的な一面を他者に開示するのと同義である。

    その他者が親しい人間とは限らない。
    それでも,同じ空間とルールを共有していくなかで,互いの私的な部分も共有され,いずれは自分の習慣の一部として生活に組み込まれていく。

    私の大学は同棲率が高いことで有名らしいが,実際はどうなのだろう。

    意外と本書のような物語が,私の部屋のすぐ下で起こっていたりするのかもしれない。

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    2018年11月18日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    飛鳥井千砂の「隣の空も青い」が好きかな。
    坂本司の「女子的生活」もおもしろかった。
    浅井リョウの「それでは二人組を作ってください」は人間のあざとい部分が見えて、らしい。

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    2018年08月12日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    瀬尾まいこさんの本かと思いきや、色んな作家の短編集だった。
    読んだお話
    *飛鳥井千砂さん→神様たちのいるところ

    昔の約束を信じて遠い地までやって行く、という話。先が気になってワクワクして読めたけど、よくある話かなぁと。

    *瀬尾まいこ→運命の湯
    ジュリエットという名前の人がロミオという名前の人を探す物語。
    まさかよく行く風呂屋の番台さんとは…
    これも先が読めた。

    やっぱり本のタイトルが運命の人はどこですか?だから短編集だといきなり先が読めるのかもな、、

    他の作家さんは時間無くて読まず。

    短編集じゃなく、その作家だけの本なら読めたかも。

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    2018年06月09日
  • 海を見に行こう

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    海辺で育った人の人生には良い時も悪い時も故郷の海が影響を与えている、といった感じの短編集。
    自分自身もかつては魚釣りに夢中になり、大学で海洋学を専攻するほど海が好きだったので、身近に海の存在を感じながら送る人生に憧れます。
    いつか海の近くに住めたらいいな。

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    2018年02月28日
  • 砂に泳ぐ彼女

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    か弱かった主人公が強く成長していく。その過程に、いろんな人たちとの出会いがあったからだろう。
    クズな元彼、智也とも結果的には強くなるための踏み台になっていた…。
    ちょっとしたシンデレラストーリー。

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    2017年11月23日
  • チョコレートの町

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    故郷の町を歩くたびに旧友と出会い、声をかけられる遼が羨ましいと思った。
    それは、小さな町だからということではなく、遼がそれだけ慕われていることへの憧れだ。

    長い間離れていても、昔の同級生から親しげに声をかけられる。遼の場合は、同級生だけでなく、職場の同僚や上司にも頻繁に食事に誘われている。

    それだけ遼が付き合いやすく、魅力的な人なんだな、と思うのだ。
    言っていいことと悪いこと、言うタイミング、自分の立場などをわきまえて、そのときに一番ふさわしい態度を取る。
    そして、たまに本音(弱音も含む)を吐く。
    みんなから慕われているけれど、本人がそれを自覚してないところもまた、人間たらしだなあと思う(

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    2017年11月15日
  • 君は素知らぬ顔で

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    みんなどこかちょっと嫌な思いをさせていて、みんなどこかちょっと嫌な思いをしているんだな、と思った。
    最後のストーリーまでは救いがない話ばかりだったけど、最後の「ゆうちゃん」の話でフォローされた気がする。

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    2017年11月11日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    瀬尾まいこさんが好きで話しが入っていたから購入。ロミオを探すジュリエット、銭湯好きのジュリエット、かわいいなーとほっこり。ロミオには笑っちゃったけどやっぱり運命なんだ!灯ちゃんのはなしもすき。パンを食べると地に足がつく感じがなんとなくわかる。主人公の女性が大学生〜30代までと幅広いのでいろんな女性が自分はこの話が好きっていうのがあるんじゃないかな。

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    2017年09月08日
  • 鏡よ、鏡

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    美容部員として働く2人の女性が、全く正反対なところに惹かれあう。
    メイクについては全くわからないが、女性の友情とお仕事を描いた小説として興味深く読ませてもらった。
    でも後半、いろんな人物がとる行動に共感できなかった。ロクな男が出てこないのは仕方ないが、納得いかないことが多い。

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    2017年09月08日
  • 砂に泳ぐ彼女

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    携帯ショップで働く女性が地元での生活に閉塞感を覚え東京に出てくる。女性が居場所を見つける物語だ。
    飛鳥井さんはやさしい表現だけど人間の嫌な部分をうまく描いてくる。本作でもいろんな人物の微妙に嫌な部分をいくつも見せられた。男としては締め付けられるような感覚も味わった。
    それでも、希望や救いのある結末にしてくれる。だからまた読みたくなる。

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    2017年09月04日
  • 海を見に行こう

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    後半の三作がとてもよかった。
    「海のせい」
    同棲カップルのすれ違い、別れを決めて切り出そうとしているけれど、タイミングがつかめず切り出せない彼女。
    微妙な分かり合えなさからもどかしくなったり、本当にこのまま付き合い続けていいのだろうか?と揺れ動く気持ちが、すごく絶妙に書かれていると思う。
    別れようと決めたのに、いいところもあると考えたり、過去の思い出がよぎって結局別れられなかったり。。。。
    怜子はこの先も同じことで悩んで、二人は上手く行かなくなるきがするけれど・・・

    「小さな生き物」
    結婚や子供についての価値観が対象的な考えの幼馴染三人組。
    子供ができたかもしれない、けどまだそれを受け入れる

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    2017年06月12日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    本のタイトルからちょっと手に取るのが恥ずかしかった。
    作中に出てくる女性が皆独身30歳前後、という設定。

    ・「神様たちのいるところ」飛鳥井千砂
    アテネの街の描写が綺麗。
    アクロポリス遺跡、フィロパポスの丘、早速ググって調べました。壮大なところ。
    10年後に約束の地で再会しようという設定はベタですが、元カレへの心残りから揺れ動く心境に少し苦しくなりながらもラストどうなるのかが気になって仕方がなかった。
    ★★★★

    ・「かなしい食べもの」彩瀬まる
    『かなしい食べもの』というタイトルから、途中でだれか死んでしまうのか、とか発想力の乏しい頭で考えていたのですが、なんともいえない昔の思い出のキーアイテ

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    2017年05月18日
  • 海を見に行こう

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    海辺の街を舞台にした6つの話

    どれも迷ったり悩んだり少し切ない話

    「海風」「キラキラ」「海を見に行こう」は
    良かったねーと、ほっこり出来る話

    「笑う光」はモヤモヤが残ってしまう後味の悪い印象

    「海のせい」は仕事がつづかない気分屋で調子の良い無職の彼
    親友にも別れた方がいいと…
    別れる決心をするが…
    うーん…これもまたモヤモヤだけが残った話

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    2017年01月11日
  • 君は素知らぬ顔で

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    6つの連作短編。
    連作短編なので、この話には誰がからんでくるのかしら?と楽しみながら読めるのがおもしろい。
    他の話で、その人の別な顔が見れたりするのがおもしろかった。
    どの話もちょっと悩んでいるけど、最後には、がんばれ!と声をかけたくなるような話。
    どの話にも「ゆうちゃん」と呼ばれる女優さんが出てくる。一話ごとに「ゆうちゃん」が成長していく。それも興味深かった。

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    2017年01月15日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    神様たちのいるところ/飛鳥井千砂
    かなしい食べもの/彩瀬まる
    運命の湯/瀬尾まいこ
    宇田川のマリア/西加奈子
    インドはむりめ/南綾子
    残業バケーション/柚木麻子

    読後一番の感想は、「恋愛アンソロジーじゃないやん!」です。運命は恋愛だけじゃない。

    好きなのは【運命の湯】
    おもしろかったのは【神様たちのいるところ】
    意表をついたのは【宇田川のマリア】

    彩瀬まるは、もっといろんな話を読んでみたい。

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    2016年10月14日
  • サムシングブルー

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    元彼と友達の結婚式なんて。絶対心の底から祝えない・・!体育祭の話が自分の高校時代とよく似てて懐かしくなった。高校生の時は学校が全てで、行事一つ一つが思い出で。
    わかる部分がいっぱいあって、一気読み。

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    2016年02月12日
  • はるがいったら

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    ネタバレ

    話いろいろ省いていくと
    2つの「きょうだい」のかたち、というのが
    一番印象的かも

    血がつながっていても、厳密には他人だから
    お互いの考えていることはわからないこともある
    そんな姉と弟

    血がつながっていなくても、家族は家族だから
    何も言わなくてもお互いに分かり合える瞬間もある
    連れ子どうしの義兄と義弟

    そうなっちゃうと別にわんこが間に入らなくても
    よかったのかなぁと個人的には思ったりして・・・

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    2016年02月09日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    ネタバレ

    ★かなしい食べもの
    つらいとき、底に沈んでいってしまわないように、自分の手を掴んでくれた人。
    その人が作ってくれた料理を、今も定期的に食べなければ落ち着かない女。
    もうつらいことは過ぎているのに、落ち込むといつまでも同じ方法に縋る。
    そうすることで、自分を安心させているのだ。
    でも、そうやっていつまでも一人で膝を抱えているなんて、悲しすぎる。
    今ある周囲との関わりを、自ら断ってしまっていることに、気づいているだろうか。
    すぐに止めろとは言わないけれど、少しずつ減らしていこうよ。

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    2016年01月24日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    西さんより前の短編で、そういう感じかーって読んでたら。西さん! 飛ばしてんなあ。運命の人はどこですか⁈って感じ。他のも悪くないのに、この本の1番を西さんがかっさらっていった。

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    2016年01月24日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    キュンとするのかな?と思いながら読んでしまったため、ちょっと物足りない気分です。
    短編で作者がそれぞれ違うので、色んな雰囲気を楽しめて良かったです。

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    2016年01月10日