飛鳥井千砂のレビュー一覧

  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    最初にこの本を見た時に、いろんな作者さんがいろんな恋愛小説を描くんだろうなと勝手に思っていました。
    でも、この本を読んでいくにつれて、運命って恋愛に限らないんだなって思いました。
    いろんな人との出会い自体が運命なのかもしれないなぁと思いました。
    人との出会いを大切にしたいと思いました。

    私は特に、「神様たちのいるところ」「かなしい食べ物」「残業バケーション」がすきでした。

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    2015年06月20日
  • アシンメトリー

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    アラサー男女4人が1組は夫婦となり1組はカップルとなる。視点が切り替わりながら現実は進み、結婚の裏事情やそれぞれの過去や思いが明らかになっていく。
    途中ちょっとドロドロギスギスした感じにもなったけど、それぞれが前向きに進んでいく終わり方でよかった。

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    2015年06月18日
  • 海を見に行こう

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    ネタバレ

    海をモチーフにした短編集。恋愛小説、青春小説、家族小説と幅が広い。一番好きなのは女子中学生が主人公の爽やかな一編「キラキラ」。「笑う光」と「海のせい」は評価を下げた原因。特に「海のせい」はモラハラDV男と別れられないダメ女の典型のヒロインで救いのない話だった。

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    2015年04月30日
  • サムシングブルー

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    やり場のない悲しみを抱えて悶々とする気持ちや、次第に立ち直っていく様子がとても丁寧に描かれていた。
    「悲しみの底には出口がある」とあるように、無理に前向きになるのではなく、悲しみと向き合うことも気持ちの整理方法としてありなんだろうなって思えた。

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    2015年03月10日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    知ってる作家さん、好きな作家さんがいたので思わず買っちゃった。そして1日で読破しました。1番好きな話は柚木さんの『残業バケーション』かな。最後に主人公と種田くんの距離がぐっと近くなったところにきゅんとした。「僕」から「俺」に変わる小さな変化に弱い。笑 全体的に恋愛恋愛してなくてよかったかも。どの話も運命の人を探して、まだその途中にいる感じ。短編だからしっかりとは終わらない。けど、まだ話は続いていくみたいな終わり方が良い。良き読書時間でした❀

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    2015年03月01日
  • 君は素知らぬ顔で

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    ありそうな男女の日常に即して描かれていて、主人公の心情も現実味がある。だからどの話もすっと入りこんで読むことができた。
    女優ゆうちゃんの存在がどの話にもアクセントになっていて、登場人物が様々な思いをめぐらす。
    最終話の「人は生きていれば誰かに影響を与える」っていう物語全体の象徴でもある言葉にはぐっときた。

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    2015年02月22日
  • タイニー・タイニー・ハッピー 1巻

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    大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」の商品管理部門に勤める徹は、大学時代からつきあった実咲と結婚して2年。
    仲の良い夫婦だけど、ちょっとずつお互いのひっかかりに目をつぶりながら、という部分も…。
    そんな2人の間に生じたズレが…!?
    「タニハピ」を中心に、恋愛に仕事に悩む男女8人をリアルに描くオムニバスストーリー。

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    2015年01月07日
  • はるがいったら

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    あっさり読めた。対象的な姉弟だったな。もっと力抜いて生きればいいのにと思うが、でもそれだけ頑張らないといけないって思う気持ちもよくわかる。

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    2014年12月27日
  • サムシングブルー

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    学生時代の恋人が学生時代の友達と結婚って…きっと自分でも複雑な気持ちになるんだろうな。気持ちの整理に苦しむけどやっぱり自分で気持ちをどこかに落ちつかせなきゃいけない葛藤が細かく描かれていてなんか人ごとじゃなくて私も苦しかった。

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    2014年12月27日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    「神様たちのいるところ」飛鳥井千砂
    10年間に交わした元彼との約束のためアテネへ向かう
    「かなしい食べもの」彩瀬まる
    枝豆チーズパン
    「運命の湯」瀬尾まいこ
    ロミオとジュリエット
    「インドはむりめ」南綾子
    30才独身女4人+独身男1人
    「残業バケーション」柚木麻子
    九十年代ドラマ研究所

    しかし何で妙齢(過ぎてるか?)の独身女は煙草+不倫女ばっかりなの?

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    2014年11月19日
  • チョコレートの町

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    仕事の都合で一時的に地元へ帰った主人公の気持ちを描いた作品。
    飛鳥井千砂さんの作品はまだ2冊目だけど、感情の変化を描くのがとてもうまいと思う。そして脇役の良さ。私は実家を故郷と呼べるほど遠くにいたことがまだないため、主人公の気持ちは正直理解しきれるわけではないけれど、きっと離れたらわかることなのかな。

    チョコレートの匂いがする街、どんななんだろう。
    【2014.10】

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    2014年10月26日
  • 海を見に行こう

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    あぁ、わかるって思う。あるある、みたいな。笑
    自分が経験してなくてもね。←
    疑似体験できるのが読書の良さですね☆

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    2014年10月19日
  • はるがいったら

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    普通にある日常のようなお話なんだけど飽きなくて、続きが気になってスラスラ読めた。

    その後のみんなの様子がきになるし、行となっちゃんには上手く言ってほしいと思う。

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    2014年10月18日
  • 海を見に行こう

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    どこでどう間違ったのか。気づくのはいつも失敗してからで、すれ違う気持ち、から回る想いは身に覚えが少なからずある。どうにかしたい人生どうにもできずに足掻いて、もがいて。そこにある海は時として救いになる。母なる海。というだけのものはあるのかもしれない。

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    2014年09月30日
  • 海を見に行こう

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    初・飛鳥井千沙作品です。夏のフェアで手に取りました。
    海辺の街を舞台にした短編集。
    ざっくりジャンル分けすると家族小説が3編、恋愛小説が2編、青春小説が1編といった感じかな。

    私としては青春小説になる『キラキラ』が一番好き。ちょっとホッとして心温まる感じがした。
    逆に痛いというか怖い感じだったのが『笑う光』。だけどこれはこれで印象に残ってます。
    あと表題の『海を見に行こう』も気に入ってます。

    初めて読む作品としては良かったかな。
    他の作品も読んでみたいな(^^♪

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    2014年09月28日
  • 海を見に行こう

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    最後の親父さんのセリフ
    『綾さんと航が、無事でよかった、って』に涙。

    読みやすい。
    みんな人間らしくていい。

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    2014年09月21日
  • 海を見に行こう

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    「それが自分に似合う生き方だと思うなら、そうするのがいいんだと思うわ」

    今の生き方って自分に合ってるのかな。
    やっぱりたまには省みることも必要だ。

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    2014年08月22日
  • 海を見に行こう

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     海を中心に少しだけつながっている短編集。民宿をつぶしてラブホテルにした叔父夫婦の家に転がり込む姪っ子。甘い考えながら少しだけ強く我慢強くなる。DV男と別れられない女。人が良すぎるというか、一時でも自分を慰めてくれる人が欲しいというか、こんな感じなのかと思った。「笑う光」はよくわからなかった。

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    2014年07月27日
  • 海を見に行こう

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    恋愛に絡んだ短編集。
    付き合ってるとか結婚してるとか同棲してるとかって話が多い。
    大半は切ない。ただ、前に向かって進もうとしている話が多かったように思う。
    彼らの日常の、キーになっているところを覗き見た感覚。

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    2014年07月23日
  • チョコレートの町

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    "故郷を愛している"という台詞がキーワード。
    強く印象に残りました。
    実家が首都圏だから地元を離れる気持ちや嫌う気持ちはあまりわかりません。だけど、幼い頃過ごした土地を100%嫌うことってできないんじゃないかなって思いました。

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    2014年07月18日