【感想・ネタバレ】サムシングブルーのレビュー

あらすじ

結婚を意識していた恋人と別れてしまった27歳の梨香は、哀しみのさなか、結婚式の招待状を受け取る。差出人は高校時代の彼氏と親友。二人が付き合っていたことを全く知らず、失恋との二重のショックに落ち込む梨香。さらに、当時の仲間たちと一緒に結婚祝いを贈ることになり……。迷いながら、揺れながら、幸せを手さぐりで追い求める女性の姿を丁寧に描く、胸ふるわせる長編恋愛小説。

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匿名

購入済み

すごくよかった。
彼氏と別れた後に、高校時代の元カレと親友からの結婚招待状が届く。酷く落ちこむ主人公だったが、最初は、10年も前のことなのにそんなに落ち込む?と思った。話が高校時代に代わり、一気にタイムスリップしたみたいな感覚になった。大人の話し、少女達の感性が上手く表現できていて引き込まれました。
彼女らの高校時代をわかった後では、そりゃ落ち込むかぁ。と、思い直しました。感動もありすごくよかった。

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2024年09月20日

Posted by ブクログ

この年頃の女の子にある繊細な心の描写がとっても上手。梨香の歳をとっくに過ぎちゃったけれど、あの頃そんな風に思っていたなぁと共感できるところが満載だった。

いきなりあり得ないほどのブルーなことから物語が始まる。気持ちの折り合いをつけながら頑張ってる梨香が可愛らしくて…。きっと貴方なら大丈夫と思いながら読んだ。

出口が見つからなくさまよっていたあの頃に出会いたかった一冊。

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2014年09月08日

Posted by ブクログ

彼氏と別れた次の日に、元彼と元親友の結婚式の招待状が届く

そりゃ神様だって信じたくなくなるよね
この歳になってくると結婚式に呼ばれること自体独り身を痛感させられるというのに、私だったらほんと出席したくない!と祝う気持ちより先にお断りの方法を考えてしまいそう
まぁ、そんなところはみな同じようで主人公しかり、他の登場人物も多かれ少なかれそんな気持ちもなくもないようです

楽しかった学生時代を織り交ぜつつ進むこのお話は、忘れていた元親友を思い出し、尚なかったことには出来ない過去を久々に目の前に置かれ、謝りたかったことや好きでしょうがなかった思いなど、主人公と一緒に思い出し、消化して、少しスッキリしたように思う。
全部をきれいに昇華はできないけれど、この本を読んで少し過去の思い出を引っ張り出して、向き合って見るのも良いかと思いますよ。

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2013年06月27日

Posted by ブクログ

飛鳥井千砂さんの小説のなかでもかなり好きです。
サムシングブルーというタイトルはサムシングフォーのなかのひとつからきているようです。
私はそもそもサムシングフォーを知りませんでした;
これを読んでブルーってちょっと不思議だなと思いました。
サムシングブルーは青が純潔の意味があるからということらしいんですが、気分が憂鬱な時もブルーっていうので、ブルーは良い意味でも悪い意味でもあるっていうのがおもしろいですよね。
話の冒頭では悪い意味でブルーだった主人公が、徐々にブルーの色合いを変えていっているのかなと思いました。

高校時代の話が好きです。
これぞ青春って感じで!
恋愛もそうだし、学校行事とかも青春ですね。
今思うと何がそんなに面白いんだろうっていうことでも、かなり楽しかった気がします。
私はまだ高校を卒業して数年なので、きっと十年とか経ったらなおさらなんじゃないかなと思います。

あと、表紙がいくえみ綾さんなのでそう思ったのかもしれないんですけど、これを読んでいくえみさんの潔く柔くを思い出しました。
高校時代男女4人で仲良かったこととか、そのなかの微妙な関係性とか、似てるような気がします。

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2013年05月28日

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ネタバレ

彼氏と別れた翌日に、高校時代の元彼謙治と元親友沙希ちゃんからの結婚式の招待状が届く、という最悪な状況から物語は始まる。
元彼に執着していたわけでもないのになんとなくショックを受けつつ、何に対してショックを受けているのか理解しきれていない梨香。
高校の体育祭で青春を過ごした実行委員のメンバーに招待状が届いたことから、実行委員でプレゼントを準備することをきっかけに、過去と向き合い始めていく。

ストーリー自体は難しくなく、スムーズに読むことができる。
物語は”10年”という単位がポイントになっているように思える。特に、年の差の恋愛に関する記載にハッとさせられた。
梨香の職場の後輩中谷くんは、10個上の梨香の友達マキちゃんに恋心を抱く。年なんて関係ないと励ます梨香だが、それは10年間をマキちゃんなりに歩んできたことを否定するようだ、と言う。たしかに、と思った。お互いに好意を持つことと、年の差があることは全く別の話で、お互いがお互いの人生を歩んできた結果、年の差がある状態で道が交わっただけなのだろうなと感じた。

また謙治、沙希ちゃん、さらに直近の元彼智久のセリフがあまりないこと、昇くんや阿部くんとも最終的に恋愛感情が多く語られず、物語としてもいわゆる”蛇足”にならなかったのも良かった。梨香は梨香として、自分で過去に向き合って生きていこうとしている様子が伝わった。

私自身、なかったことにしたい過去もある。でもその過去でも確かに私は一生懸命生きていて、その自分を否定するのは自分にとって失礼だ。過去に向き合って、そして今の自分、未来の自分のために日々過ごそうと思えた.

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2024年02月26日

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とても読みやすかったです。

共感するかどうかは別として、感情移入はしやすかったと個人的には思いました。
悩みを明るくまとめてくれるようなきっかけが欲しかったのでよかったです。

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2023年01月06日

Posted by ブクログ

 想像していた内容と違い、主人公に感情移入できるか心配だったが、最後には満足できた。理解できなくても良いのだが、他人事ならありえないと思うことも、いざ自分の身に起きると判断力を失い意味不明な行動を取ることもあるよな、と納得。元彼はともかくなぜ親友といきなり疎遠に?と疑問だったが、些細な言葉やその日の気分・心理状態に影響されるのが人間関係だと思う。こんなに落ち込むことだろうか、と余計に悩んでしまうのは大いに共感。感情をありのまま受け入れる、って大事。
 久しぶりにグレープフルーツを食べたくなった。

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2022年06月25日

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描写が丁寧で、主人公の気持ちがすごく伝わってきた。
読む時の自分の状況によって、感じ方が変わるんじゃないかなと思う。
一気読みしやすい本でした。

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2017年03月27日

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浅川梨花の高校時代の彼氏、由比謙治と高校時代の親友町田沙紀の結婚招待状が届きショックを受ける現在の梨花と、高校時代の過去の話が代わる代わる出てくる書き方が切なくて、はがゆかった
。些細なことですれ違って別れただけで喧嘩別れなわけではなかったからこそ、過去を思い出して悲しくなったり虚しくなる梨花の気持ちがわかったし、疎遠になってたのは自分だけなのかと思い詰めるのもわかるなぁ。
最後の、高校時代のリレーのシーンがみんなが一生懸命で、みんなが応援して、みんなで頑張って、みんなで笑って、、、青春っていいなとうるっときた。
飛鳥井さんの描写はいつも綺麗で繊細で優しくて、思いやる気持ちが暖かかくて好き。

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2016年07月05日

Posted by ブクログ

結婚を意識してた恋人と別れ、追い討ちのように元彼と親友の結婚式の招待状が届き、どん底の主人公のお話。
何に悩んでいるのか、落ち込んでいるのか、よくわからずもがいてもがいて前を向く主人公にきっと同年代の主人公なら共感するだろうなって思いました。話の予測はつきやすいけど、でも一気に読み進められるそんなお話でした。

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2015年11月04日

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所謂よくある失恋小説なのですが。
高校時代の体育祭のエピソードなんかは大人になって忘れた感覚を思い出させてくれたり。
珍しく主人公の顔がなかなか想像できなかったな。

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2015年04月05日

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2年間付き合った、結婚を意識していた恋人と別れてしまった27歳の梨花。
頭が痛くなるほど泣いた翌日、結婚式の招待状を受け取る。
差出人は、高校時代の彼氏と親友。
二人が付き合っていたなんて全く知らなかった。失恋と二重のショックに打ちひしがれるも、迷いながら、揺れながら手探りで幸せを追い求める。

像するだけで泣きたくなるようなシチュエーションで始まるこの物語、こんなにも幸せな懐かしいような気持ちで読み終えることができるなんて、本当にびっくり。

最近めっきり失意の底から立ち直る、みたいな物語に惹かれるので手にした1冊でしたが、相変わらず飛鳥井さんの作品はどこか友達の話を聞いているような、身近な感じでいいですね。
これがハッピーエンドかどうかは読む人によって捉え方が違うと思うけれど、思った以上に爽快感があって、頑張らなきゃ!お祝いできるようにならなきゃ!って張り詰めていたものがゆるやかに溶かされていくような、肯定される感じに思いのほか涙腺が刺激されました。

失恋後におすすめの1冊かもしれない。
流産してしまった義妹が登場するのだけど、彼女の台詞にもじんわり。天然記念物級に空気の読めない野島くんという男の子も何気に存在感があるし、どの人物もいい面人には言いづらい面があったりして、そんなところも楽しめます。やさぐれた心がほぐれるような1冊でした。

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2015年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

基本的に女性、特に主人公と同じくらいから上くらいの人が読むと共感できる小説なんだと思うんだけど、何故か中年のおっさんである俺が思ったよりはまってしまった。

結婚考えるとこまで進んでた彼氏と別れた翌日に元彼と元親友の結婚披露宴招待状がきたら、そら「神様なんていない」ってメゲるわなぁ。結婚や恋愛にまつわるいろんなもん憎むわなぁ。

そんな状況から主人公がどうやって2人を祝う席に行くようになるのか、参考になるやり方も、そらあかんやろってやり方もいっぱいやって平常を取り戻してく過程がなんか良い。

特に義理の妹が立ち直るヒントをくれるところと、女性同士の中華料理店でのくだり、それと地雷男の野島が良い。野島に関しては実際におったら(近いタイプはおりますが)つき合いたくないけど、小説で読む分にはサイコーにおもろい

最後のイラストネタは、うーん…だけど、甘めの星4つで

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2014年01月14日

Posted by ブクログ

人にはあまり言えない、汚い(?)気持ちとか、
その他、あるある、ばかり。
なんとなく買った本でしたが、良かったです。

夏、ナツイチとかそういう響きや広告、
季節を感じます!本を読みたくなります!

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2013年07月14日

Posted by ブクログ

私は男性で、しかも青春も遠い過去になってしまったのに、何故か惹かれる飛鳥井作品。
この表紙は恥ずかしいのでブックカバーをつけて通勤電車で読みましたが、毎日少しだけ前向きな気持ちになれました。
澤田さん、格好いい!

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2013年05月24日

Posted by ブクログ

彼氏と別れた翌日に元親友・元彼の結婚式の招待状が届く…というところからスタートする。

所々高校時代の回想が入るけど、それと現在のギャップが切ない。
終盤、共通の友人から元彼の想いを聞くところが1番好きなシーンかも。

結婚・出産が身近になってきたから余計かな?

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2013年03月02日

Posted by ブクログ

中谷くんの名台詞
「十年だよ? 俺がまだ歩いていない十年を、マキさんは歩いてるんだよ。後ろからくる人間が、小さい、大したことないなんて言ったら、失礼だと思うな」

4年前に読んだらボロボロ泣いただろうなーてストーリーと梨香の心情。

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2013年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

浅川梨香
二十七歳。広告会社の事務員。

智久
梨香と二年付き合って別れた。マキの友達。

由衣謙治
梨香の高校の時の彼氏。東京で商社勤務。地元で英会話教室の講師。

町田沙希
梨香が高校三年生の時の同級生。クラスで一番仲が良かった。

中谷
広告会社の一年後輩の営業社員。梨香と一番歳が近い。


理科の会社で作っている情報誌で挿絵を描いているイラストレーター。梨香の九つ年上。

野島和人
沙希の高校の時の彼氏。実家の花屋で働いている。

田原法子
高校の時の体育祭の実行委員の一人だったクラスメイト。大手の証券会社に勤めている。

渡部昇
梨香が今も縁が切れてない高校の同級生。サッカー部の部長。謙治の親友。スポーツメーカーの営業マン。

阿部芳信
成績が学年トップで生徒会長もしていて、おまけにメガネ君で優等生の見本みたいな子だった。製薬会社の研究職。

澤田繭子
長身でくっきりした顔立ちの美人だった。モデル。

絵梨
梨香の五つ年下の妹。

正彦
梨香の弟。都内のハウスメーカーに勤めている。

里美
正彦の妻。家政科出身。

愛ちゃん
高校の時の梨香と同じクラスの友達。

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

なんとなく一つ一つの描写が長いような。飽きつつも読み終えました。
過去も今も未来も私は私というメッセージだけ。ちょっと薄っぺらく感じてしまった割に泣けました。

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2021年06月08日

Posted by ブクログ

恋人と別れた翌日に、高校の頃の彼氏と親友の結婚式の招待状が届くお話

何か障害や問題があったわけでもなく、ただ二人でいることが不自然になってきた恋人たち
もう彼が自宅に来ることはなくなったのに、彼にまつわるアイテムがいくつか残っている部屋
その中に届いた結婚式の招待状
梨香は過去の苦い思い出である彼と、不義理で会っていない親友が付き合っていた事を知らなかった

招待されたのは体育祭の実行委員だった面々で、皆で結婚祝いを贈ろうという話が進むが、梨香の気持ちは優れず……

梨香の中で起こる感情は何に起因するものなのか?
今の恋人と別れた事か、高校の頃の彼への執着か、親友への不信感か


だめだ、登場人物のどいつもこいつも好きになれない
ま、梨香のフィルタがかかった状態であるからこそなのかもしれないけど、誰に対しても不快感を感じる部分がある

謙二は梨香が妄想してたみたいに、当時から沙希への気持ちがあったように思えるし
そもそも恋人を誰かと比べるのはなしじゃないかな

沙希に関しては人となりがよくわからないけど、いくら高校のときに親友だったからって没交渉だった相手にいきなり結婚式の招待状送るか?
まずは別途知らせて出席の確認をしてから招待状を送るのが常識じゃね?
ま、この辺は本文でもツッコミ入れてるけどさ

そもそも、元カレ元カノを結婚式に呼ぶか?
別れた後も良き友人関係が続いているのなら無きにしもあらずだけど、前述の通り二人とも没交渉で付き合ってる事すら知らせてなかったのにってのはないわー

昇に関しては悪い感情はないけど、若干の打算的なところを感じるしなぁ
ってか、最後の展開が昇かわいそう
なのに同情心が沸かないのもそこが原因なんだろうなぁ

野島の無神経さに関しては結婚する二人と同じようなものを感じる


梨香に関しては最も共感できない
どっちの元恋人も自分の気持ちで別れたのにグチグチと思い悩んでいて悲劇のヒロイン気取りかよと思ってしまう

僕向けの恋愛小説ではなかったかな

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2020年11月11日

Posted by ブクログ

元彼と友達の結婚式なんて。絶対心の底から祝えない・・!体育祭の話が自分の高校時代とよく似てて懐かしくなった。高校生の時は学校が全てで、行事一つ一つが思い出で。
わかる部分がいっぱいあって、一気読み。

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2016年02月12日

Posted by ブクログ

1度目は結婚前に読んで、高校時代と今の恋愛を引きずる主人公に共感。なかなか大変な状況で、いろんな人がいろんな状況にあること割にもあいまって楽しめた。
2度目は結婚した後に読んで、なんとな本の見え方が変わった。

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2015年12月25日

Posted by ブクログ

やり場のない悲しみを抱えて悶々とする気持ちや、次第に立ち直っていく様子がとても丁寧に描かれていた。
「悲しみの底には出口がある」とあるように、無理に前向きになるのではなく、悲しみと向き合うことも気持ちの整理方法としてありなんだろうなって思えた。

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2015年03月10日

Posted by ブクログ

学生時代の恋人が学生時代の友達と結婚って…きっと自分でも複雑な気持ちになるんだろうな。気持ちの整理に苦しむけどやっぱり自分で気持ちをどこかに落ちつかせなきゃいけない葛藤が細かく描かれていてなんか人ごとじゃなくて私も苦しかった。

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2014年12月27日

Posted by ブクログ

結婚と仕事と恋愛。
自分はこの先どうしたら良いのか?
今までにない程揺れに揺れ悩み苦しんだ20代後半の頃を思い出した。
結婚が全てではないけれど、カップルから夫婦へと変わって行く周りに焦りを感じたあの頃。
今から思い出してもしんどい時代だった。
今まさにその時代を経験している人にとってはとっても共感出来る本だろう、そしてその時代を通過して来た私の様な世代にはホロリと懐かしさが込み上げて来る本だ。
20代後半の頃はこういう本を救いを求めるかの様に読んでいたけれど、最近は読んでいなかった。
久しぶりに読めて良かった。

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2014年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の心の呪縛を解く。いろんな人との関わりの中で、徐々に解けてゆく。

飛鳥井作品に久しぶりに触れた。いつものことだが、これだけたくさんの人が、その胸に抱える人生の課題と共に精緻に描かれているのを見ていると、どこがが必ず自分と重なるものだ。

誰かに尋ねたら、答えてくれるだろうか。
泣き尽くしたら出口は本当に見つかりますか。

いえ…そんなことよりもまず。

どうしたらそんなに泣けるのですか。
私は父の臨終にも涙が流れなかった。感情のセンサーが、どこか壊れているらしい。

しんどくても、底までは落ちたことがありません。出口はどこなのでしょうか。

自分の出口を見つけた梨香のようになりたい。

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2014年04月25日

Posted by ブクログ

読んだのは文庫ではなくハードカバーだったけれど
出てこなかったのでこちらで。

恋人と別れた翌日に、高校時代の恋人と親友との結婚式の招待状が届く。
そりゃあ宗教勧誘の人に「神様なんて信じません」と言うだろう。

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2014年05月25日

Posted by ブクログ

結婚式には何か青いものを贈ると幸せになれる…
結婚式の贈り物を考えるため、集まった高校時代の体育祭のメンバー。
全体的に爽やかなメンバーにストーリー。高校時代の思い出と共に、過去と現在を照らし合わせる。
ただ、主人公のリカが他人に対しジェラシーを感じすぎてて、あんまり好きになれなかった。
ドラマ化、もしくは映画化したら面白そうな女性向けなストーリーだと感じた。
イラストが漫画家のいくえみ綾だと知って驚き!

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2013年10月03日

Posted by ブクログ

失恋直後に元彼から結婚式の招待状がきて葛藤するお話し。

丁度自分と年齢が重なるぐらいの主人公だからか、過去のことを自分まで照らし合わせながら読んでしまった気がする。

飛鳥井千砂さんの作品はこれで三作目読みました。共通して言えるのは主人公をあまり魅力的に描かないですよね。女の子のドロドロした部分を描く辺り、女社会で嫌な思いをしてきたんだろうなと思ってしまいます。

読み始めは中々進まなかったけど、後半は一気読みしました。面白かった!

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2013年08月17日

Posted by ブクログ

27歳の梨香は、彼氏と別れた次の日に元彼と元親友からの結婚式の知らせを受け取る。

哀しみには底がある。
底にも出口があるんだね。

無理して笑顔でいるんじゃなくて、素直に哀しんでもいいんだ。

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2013年10月19日

Posted by ブクログ

表紙がきれいなウェディングドレスの女の子だから、幸せな話なのかと思いきや、しょっぱながどん底。
読んでてとってもずーん。。となるので、最初はあんまり好きじゃなかったんだけど、そこはやっぱり飛鳥井さん。キラッと好きな部分が散りばめられてるなーって感じた。
例えば、田原さんと澤田さんが喧嘩するシーンとか。素直に笑っておめでとうって心からまだ思えないって認めるところだとか。
ただやっぱり、まだめちゃくちゃ好き!って作品ではないので笑、星みっつ。

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2013年03月28日

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