飛鳥井千砂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とても良かった。
主人公は大学卒業後、地元の携帯ショップで働く紗耶加
やりがいを見つける事が出来ず思い切って東京へ行き、そこで新しい職場、気の合う同僚、後に半同棲する彼との出会いがあります。
そしてある出来事がきっかけでフォトグラファーの道に進みだします。
秀逸だったのは紗耶加の人物描写
仕事、恋愛、自分の将来に悩む女性の姿が丁寧にリアルに繊細に描かれています。
全く同じではなくても紗耶加のエピソードと近い経験は誰もが通る道だと思います。
ストレスからめまいを起こしたり、不安や寂しさ、焦りに悩む主人公が少しづつ成長し強くなって行く姿は本当に凛々しかった。
幸せな余韻が残る作品です。 -
Posted by ブクログ
8つのアンソロジーからなる作品。正直アンソロジー作品は多少はハズレがあるが、この本はそれがなくどれも当たりだなと思った。朝井リョウが大好きなので気になって買ったが、他の作家も良い作品だったのでこれを機会に読んでみたいなと思う。
各ページ冒頭の間取り図も見ていて楽しい。
1話目
◎朝井リョウ「それでは2人組を作ってください」
どうしてこんなに女子心がわかるんだろうと思うくらい、人の心の繊細さや機微を感じ取るのが上手だなと改めて感じた。『何者』を読んだことのある人だと余計楽しいと思う。朝井リョウ大好きすぎる。
2話目
◎ 飛鳥井千砂「隣の空も青い」
韓国出張に行く前と行った後の、主人公の心の変 -
Posted by ブクログ
ネタバレざらっとした感情。ままならない感情。
それぞれの『普通』『基準』が邪魔をして、会話に行動に心の裡にざらっとした感情が、入り乱れる。
生まれながらにもっているもの、知ってほしいもの、触れられたくないもの、習慣、癖、病気など、育った環境、考え方などみんな違うのに、それぞれの『普通』が、邪魔をして、苦しくなる。
『普通』が幅をきかせて、いつまでも『オンリーワン』は、ほど遠い。
人は比べるし、縛るし、苦しめる。
物語に出てくる人物皆、理解してほしいと思いながらも、相手を貶したり、傷つけたり、受け止めてほしいと思っても、諦めてしまいそうになったり。
勝つ、負ける、あの人よりはやく結婚する、しない