飛鳥井千砂のレビュー一覧

  • タイニー・タイニー・ハッピー

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    十年以上前に読んだ本に、久しぶりに手を伸ばした。
    変わらず感想は面白く良かった。
    別れそうで別れなかったカップル。
    上手くいかず別れてしまったカップル。
    色んな男女がリレー形式で語られていて、年月も重ねていく。
    すごく良かった。

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    2025年12月19日
  • アシンメトリー

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    こういう小説に出会いたくて、自分は本を読んでるのではないかと思うくらい好みでした。

    特に、貴人と朋美のお互いの違和感の感じ方がすごくリアルで良かったです。

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    2025年11月07日
  • 女の子は、明日も。

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    女性4人の同級生たちのお話。
    個々の物語で構成されていてとても読みやすく、
    現実味のあるお話でとても面白かった!

    歳を重ねるごとに女性ならではの悩みが出てきて
    それを友達に相談することも躊躇してしまうのが
    とても共感できる部分が多かったです。

    特に結婚、妊娠、出産はデリケートな話で
    どこまで友達に話していいのか聞いていいのか
    私も分からなくて気を遣います。

    4人の女性の人生に1つでも共通する部分が
    あったのでこの作品は色んな人に
    読まれて欲しいなと思いました!

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    2025年08月21日
  • This is the Airport

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    最初は、どうかな?と思ったけれど、とても読後感の良い一冊。飛行機に乗る旅のお供にも良いかも。
    ただし!題名、ディスイズジエアポートというカタカナはほんと不要…それ以外、めっちゃ良い。

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    2025年08月13日
  • 見つけたいのは、光。

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    育休中に読んだので、どうしても亜希に感情移入してしまったが、茗子のような思いをしている人も職場に必ずいるだろうし、自分が妊娠中に迷惑をかけていなかったか思い返して、なんだか勝手に少し反省もしてしまうほどリアルだった。
    女性に産まれてきた以上、誰しもが直面する可能性の高い内容だけに、読者の共感を呼ぶのだろう。
    実際には本作のように自分の心を全て打ち明けることはきっとないし、タブーとされているようなところもあるので、そういう意味では3人の居酒屋の場面は現実には起こり得ないのではと思うが、きっと同じような感情が渦巻いている人って日本全国に多々いるんだろうな、と。
    最後はスッキリした終わり方だが、もっ

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    2025年08月04日
  • 砂に泳ぐ彼女

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    よくいるような普通の子が自分の人生を歩んでいくストーリー。主人公と年が比較的近いからかもしれないが、相変わらず飛鳥井さんは心情の動きを表現するのが上手い。途中、自分もモヤモヤとしてしまった。
    後書きを読んでスッとそのモヤモヤの正体が分かり、サーッとすっきりした。

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    2025年07月27日
  • 君は素知らぬ顔で

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    連作短編に共通するのはどの回にも子役タレントから本格派女優になっていく“ゆうちゃん”が登場する事「今日の占い」の彼氏が最悪過ぎてイライラ。こんな男なら私なら速攻別れてる!「水色の空」の幼なじみに恋心を抱く純子の心情に共感。最後の短編の真相に!!

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    2025年05月17日
  • 海を見に行こう

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    海辺の街を舞台にした短編集。久しぶりに叔父のやっている民宿を訪ねたらラブホテルになっていた「海風」。陸上部でハイジャンをやっている中学生の淡い恋「キラキラ」。恋人との別れを切り出せない「海のせい」など心あたたまる話が多く海のよさを感じられる話

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    2025年05月17日
  • This is the Airport

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    空港は色んな人の人生が交差する場所だと思った。さらに言うと、人生の“初めて“が詰まっている場所だと思う。自分も初海外、初ジュニアパイロット、初転校、初めて訪れる地……読みながら空港での初めての経験をたくさん思い出した。どれもわくわくと不安が入り混じる経験だった。だから今でも空港に行くと新しい自分になれる気がして、空港が好きなんだな。

    本書は六話の短編集で、空港を舞台に色んな人の人生が交差する物語。全く同じ経験をしたわけではないけれど私にとって、その気持ちわかる! となる経験が散らばっていた。それは必ずしも空港にまつわるエピソードでなく、自分の人生と重なる場面があった。
    最後の第六章だけ、災害

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    2025年05月05日
  • This is the Airport

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    私としては読んだタイミングが個人的には良かったかもしれないです。
    本で背中を押して欲しいって期待していた訳では無いけど背中を押してくれるような強さがある本でした。
    足踏みしている状態ではあるけど、この本を読んで勇気を持って私も前に進み出したいと思いました。
    出会えて良かったです。

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    2025年04月19日
  • 女の子は、明日も。

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    高校の同級生の女性4人それぞれのお話
    不倫、略奪年の差婚、キャリアウーマン、妊活、自営業など、現代の女性の生き方を描写した短編集…というだけでなく、ラストの表題作“女の子は、明日も。”で見事に爽快に4作がまとまってます。
    翻訳家の理央がI can't do it aloneを一緒に行こうと訳したところがとても良いなぁ

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    2025年04月08日
  • 鏡よ、鏡

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    あなたは、研修合宿で『まったく正反対』の人と同室に割り当てられたとしたらどうするでしょうか?

    この世にはさまざまな人がいて、さまざま考え方があります。自分なら絶対に着ないような服が売られ、自分なら絶対に食べないような料理が出され、そして自分なら絶対に選ばないような『アイカラー』が存在する。それは、あなたが選ばなくともこの世にはそれを好んで選ぶ誰かの存在がある証拠とも言えます。服も食も、そして『アイカラー』にも正解はありません。その人その人によって私たちは好みのものを選択する権利があるのです。

    一方で、私たちは、自分が絶対に選ばないような選択をする人たちとも関わりを持たざるを得ない時がありま

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    2025年03月24日
  • 女の子は、明日も。

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    32歳の4人の女性、高校の同級生。結婚、妊娠、出産、年齢と共に来る体と心の変化。周りからの見られ方、自分の見せ方など。共感ばかりの内容。

    それぞれに悩んでいるけれど、女ということをそれぞれ受け入れて、今の幸せを見つめ直して心穏やかになっていく結末がよかった。

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    2025年01月25日
  • アシンメトリー

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    等身大な話で面白かった。
    みんなどこか欠けてたり多かったりして、「普通」なんてないんだとありきたりだけど思わされた。

    朋美の「私は、勝っている」って描写が、まんま私でゾッとした笑

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    2024年10月16日
  • サムシングブルー

    匿名

    購入済み

    すごくよかった。
    彼氏と別れた後に、高校時代の元カレと親友からの結婚招待状が届く。酷く落ちこむ主人公だったが、最初は、10年も前のことなのにそんなに落ち込む?と思った。話が高校時代に代わり、一気にタイムスリップしたみたいな感覚になった。大人の話し、少女達の感性が上手く表現できていて引き込まれました。
    彼女らの高校時代をわかった後では、そりゃ落ち込むかぁ。と、思い直しました。感動もありすごくよかった。

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    2024年09月20日
  • タイニー・タイニー・ハッピー

    匿名

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    同じショッピングモールで働いている人達それぞれの恋愛話し。そんなに激しい恋愛ではないけれど、リアルな恋愛模様が凄く良かった。楽しかったです。

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    2024年09月07日
  • 君は素知らぬ顔で

    匿名

    購入済み

    まずタイトルに惹かれましま。
    それぞれの物語りの中にいる、ゆうちゃん。
    ずっと人に影響を与えたいたんだな。どれも、少し悲しくて、少し心温まる。よい作品でした。

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    2024年09月06日
  • アシンメトリー

    匿名

    購入済み

    どんな展開になるのかずっとわからなくて、ハラハラしてました。すごく個性的な4人、とても楽しかった。

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    2024年08月04日
  • 女の子は、明日も。

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    女友達ってときに嫉妬したりすることもあるけど、、やっぱり揺るがない強固な絆があるんだよなと思えた!「複雑かつ優しい結びつき」という言葉がふごく腑に落ちた。

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    2024年05月01日
  • 女の子は、明日も。

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    人には人の悩みがあって、登場人物の内面をその人に合わせて、赤裸々に表現している文章力に惹かれた。女として生きることも考えさせられた。

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    2024年02月14日