飛鳥井千砂のレビュー一覧

  • 君は素知らぬ顔で

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    同じ人を見ても、立場、環境によって見え方が違う。好意的であったり、否定的であったり。そして見え方と、本質はまったく違っていたり。飛鳥井さんの作品は本当にリアルで考えさせられる。全部が全部ハッピーエンドでないところも現実的でいい。オススメ

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    2015年02月05日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    神様たちのいるところ ★★★
    良い意味で裏切られて嬉しかった。

    かなしい食べもの ★★★★★
    一段落が長く感じて少し読みにくかった。
    けど、お話的にはすごくすき。

    運命の湯 ★★
    銭湯に行きたくなりました。

    宇田川のマリア ★★
    西さんの作品は、「サラバ!」しか読んでないからわからないけど、西さん作品に出てくる女の人は面白いなぁ。

    インドはむりめ ★
    うーん、って感じ。全部中途半端に終わった。
    タイトルが弱い気がする。

    残業バケーション ★★★★★
    よかった〜。心がほっこりしたし、
    ラストに近づくたびにきゅんきゅんした。

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    2015年02月07日
  • はるがいったら

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    ネタバレ

    完璧主義者の姉と病気がちな弟と老犬ハルのお話。
    姉の園が私には愛おしいキャラクターでした。
    洗濯物を干すときやタンスの中の洋服がグラデーションになるように並べるようなこだわりの強い子で、何事にも几帳面できっちりしてて完璧な子。友人だったら疲れちゃいそうな子。自分を完璧に見せることによって自分を守っている、そうじゃないと自分を守れないと思いこんでいる。婚約者がいる恭と付き合っていて、離れられない、苦しんでいる。
    最後に園があるきっかけから前に進むことができてほっとしました。

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    2015年02月01日
  • サムシングブルー

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    2年間付き合った、結婚を意識していた恋人と別れてしまった27歳の梨花。
    頭が痛くなるほど泣いた翌日、結婚式の招待状を受け取る。
    差出人は、高校時代の彼氏と親友。
    二人が付き合っていたなんて全く知らなかった。失恋と二重のショックに打ちひしがれるも、迷いながら、揺れながら手探りで幸せを追い求める。

    想像するだけで泣きたくなるようなシチュエーションで始まるこの物語、こんなにも幸せな懐かしいような気持ちで読み終えることができるなんて、本当にびっくり。

    最近めっきり失意の底から立ち直る、みたいな物語に惹かれるので手にした1冊でしたが、相変わらず飛鳥井さんの作品はどこか友達の話を聞いているような、身近

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    2015年01月19日
  • 君は素知らぬ顔で

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    1人の女優をフックにした連作短編集。
    それぞれの短編ではいろんな人生における選択を、それぞれの登場人物からみた同じ女優(但し、時代が異なる)に対する評価を通して間接的に表現するという味のある構成です。
    人物描写に好感が持てるいい作品でした。

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    2014年12月17日
  • はるがいったら

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    ネタバレ

    前々から惹かれるなぁと思っていたら、表紙がいくえみ綾先生♡
    今は亡き愛犬のことを思い出しました……

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    2014年10月19日
  • 君は素知らぬ顔で

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    タイハピと同じような構成
    この手のタイプの現実的だけどどこか物語要素があって都合が良いだけでなく、肩の力が抜ける小説を書かせたら上手い 短編物はすべてが繋がったときが気持ち良い

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    2014年08月24日
  • はるがいったら

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    なんかとってもよかった。出てくる人物がみんないい人で・・・。
    行くんはかっこいいし・・・(妄想)。
    「はる」の死で、お姉さんも一区切りついたんじゃないかな、恭ちゃんのこと。

    ほんの脇役だけど、堂島さん、宮本さん、小川くんがとっても気になる。ナイスな人たち。

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    2019年05月26日
  • はるがいったら

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    完璧主義の姉・園と病気がちな弟・行。両親の離婚で別々に暮らしてるけど、仲の良い姉弟。
    行の入院で老犬ハルを園が預かることになって… 幼なじみの恭介、職場の同僚、受験を控えた同級生、生みの母親と再婚相手の母親、ちょっと面倒な(?)人間関係を描いた話。

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    2014年07月15日
  • チョコレートの町

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    「俺の居場所って、どこなんだ?」

    東京に出てきてから何年も経つ。
    自分はここで必要とされているのか?
    上京してきた人の多くが感じる思い。

    甘ったるくて、ときどきほろ苦い。
    そんな話。

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    2014年06月03日
  • 君は素知らぬ顔で

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    日常にいっぱいいっぱいのとき、自分を守ろうとばかりしちゃうとき。
    つい忘れてしまう大切なことを思い出させてくれる。
    私はこの本を今読んでよかった。

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    2014年05月14日
  • 君は素知らぬ顔で

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    谷川史子さんのイラストに引かれて購入。

    ポケベルとか出てきて、古い本かと思ったけど、作中の時間が幅広いようで納得。

    短編連作で、すっきりしない終わり方をするものもあったけど、すっきり終わることばかりのわけはないし、かえって厚みを感じられるのかなと思いました。

    楽しく読めました。

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    2014年04月16日
  • アシンメトリー

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    朋美にムカッときながらも
    独身時代の自分と思考が似てる気もして痛い。
    女の友情って男には不可思議なこと色々だろうな。
    相手の事好きだし仲良くても、何処かで競ってたり
    毒があったり。
    でもそんなのもひっくるめて友情があったりする複雑。
    タイニー・タイニ・・・にしても
    今回の作品にしても、女の嫌な部分もさりげなく上手に表現してるな~と思う。

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    2017年02月07日
  • サムシングブルー

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    ネタバレ

    基本的に女性、特に主人公と同じくらいから上くらいの人が読むと共感できる小説なんだと思うんだけど、何故か中年のおっさんである俺が思ったよりはまってしまった。

    結婚考えるとこまで進んでた彼氏と別れた翌日に元彼と元親友の結婚披露宴招待状がきたら、そら「神様なんていない」ってメゲるわなぁ。結婚や恋愛にまつわるいろんなもん憎むわなぁ。

    そんな状況から主人公がどうやって2人を祝う席に行くようになるのか、参考になるやり方も、そらあかんやろってやり方もいっぱいやって平常を取り戻してく過程がなんか良い。

    特に義理の妹が立ち直るヒントをくれるところと、女性同士の中華料理店でのくだり、それと地雷男の野島が良い

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    2014年01月14日
  • 海を見に行こう

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    海辺の町を舞台にくりひろげられる短編集。それぞれがそれぞれに海に対していろんな思いを抱いている。どこかの海のある町でこんな日常がどこかで繰り広げられているのかも。私は海の見えない都市部で育ったので海に対して無意識になんだか憧れがあったりする。2013/413

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    2013年12月30日
  • チョコレートの町

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    飛鳥井さんの本は三冊目。

    人の心が微妙に変化していくさまを描くのが…うまいっ!

    するする読めて、あっという間にはまってしまう。そんな本。

    自分の人生とは少しも重なるところはないのだけれど、なぜかとても共感してしまう語り口。人が好きになってしまう。

    僕は生まれてから一度も故郷を出ていない。でも故郷が好きなのではなく、本当はうんざりしてる。出て行かないのは、他所で生きていく自信がないからかもしれない。

    半世紀生きて、そろそろ一度出てみようかなと思えてきた。故郷を懐かしく思える自分を手に入れるために。

    いい本です。飛鳥井さんの作品、もう少し読みたいな。

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    2013年12月28日
  • 君は素知らぬ顔で

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    ネタバレ

    「ゆうちゃん」という子役とその成長と変貌が、すべてのストーリーを貫く一本の線。

      ふむ。


    ひとつひとつのストーリーの中の登場人物が、必ず何かの形で次のストーリーにつながっていく。

      ふむふむ。

    ひとつひとつのストーリーもよくできていて、気楽に読めるし面白い。まあいいんじゃないかな…と思いつつ読んでいたのだ。… 「Last scene どこかで誰かに」 までは。

    終わり近くで

      あれ?
     
    ストーリーを読み直して
      
      ええっ!?

    そうして…これらのsceneを繋いでいたテーマの素敵さに、ただただ拍手した。

    飛鳥井さん、ファンになりそうです。この作品、大好きです。

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    2013年12月14日
  • 君は素知らぬ顔で

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    読み終わってしばらくたった。
    1編1編のストーリーはあんまり覚えてないけど、
    全編で女優のゆうちゃんが出てくる。

    最初は子役のゆうちゃんが登場して、
    段々と大人になってくゆうちゃんが
    並行して描かれる。最終章では、
    ゆうちゃんが深く書かれてて、
    期待も裏切らず良かった。

    子役から成長してく女優の話は
    綿矢りさの「夢を与える」のインパクトが
    大きかったから、どきどきして読み進めたけど、
    ゆうちゃんが強い女優として描かれてて良かった。

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    2013年09月23日
  • 海を見に行こう

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    あすかいさんの、海にまつわる短編集。
    表紙が私の大好きないくえみさんなのです。

    「海風」
    親戚の夫婦がしていた民宿がラブホテルになっていた。
    「こんなはずじゃなかった。けど、生きてゆくためには。」
    現実ってやっぱりそうかな。。と、へこむでもなく思えるはなし。

    「笑う光」
    街灯の光を指さして「なんか、泣いてるみたいに見えない?あれ」
    切ない→ゆがみ
    に移行するところがなんとも言えない。
    あたたかい話じゃないけど、一番すきな話。

    「海のせい」
    彼氏に別れを告げようとしているけれど、告げられない。
    一番、先が気になった。

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    2013年09月19日
  • チョコレートの町

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    「ねぇ、君は故郷を愛しているかい?」

    恋人からの言葉で始まった、故郷への思いの振り返り。
    そういえばほとんど帰っていない、チョコレート工場からの甘い香りに包まれた中途半端な町。
    それが、その町にある店舗社員の不祥事に巻き込まれ、代理として勤務するために故郷へ戻ることに。

    家族とのぎこちない距離感、相変わらずだなと呆れたり困ったりの同級生、結婚、退職。
    決して長くはない期間で、少しずつ故郷と自分の距離、在り方が変わっていく様は、何だかとても近く感じた。
    帰ろうと思えばいつでも帰れる距離って、結構「帰らない」方を選んでしまう。
    でも存在はいつも近からず遠からずの位置にある気がして、主人公のよう

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    2013年08月18日