飛鳥井千砂のレビュー一覧

  • 女の子は、明日も。

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    それぞれ違ったライフスタイルを送る4人。
    各章で4人の日常がそれぞれ明かされ、集まった時には、表面的には分からないお互いの事情が見えて、自分の人間関係も同じく、全て分かったつもりにはなれないのだと改めて感じた。

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    2022年01月10日
  • アシンメトリー

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    それぞれの視点でストーリーが進んでいくからこそ、どちらの気持ちも分かって、人間関係ですれ違ってしまう瞬間が垣間見える。
    藤田香織さんの解説も、思うことを見事に言い当てていて、非常に印象深かった。

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    2022年01月10日
  • 砂に泳ぐ彼女

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    まさにタイトル通り、砂という足場の悪い部分を足掻きながら進んでいく女性の10年間を描いています。

    はじめは砂に足を取られてすぐ身動きが取れなくなってしまう主人公ですが、次第に足腰がしっかりして進んでいくようになる姿を見ていると応援したくなります。

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    2021年12月10日
  • 君は素知らぬ顔で

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    飛鳥井さんの恋愛小説が一番好きかも。
    どの作品も心情の描写が丁寧で、思わず自分に重ね合わせて、実際にその人物の悲しみ、喜びを味わっている気持ちになってしまう。
    あとがき通り、観察眼がとても優れている方だと実感。

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    2021年12月09日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    アンソロジーは結構好きで色々読んだけど、他の著書も読みたいと思える作家さんが何人かいて、ラッキーだった。

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    2021年10月16日
  • タイニー・タイニー・ハッピー

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    タイニータイニーハッピーな短編集で、結局タイニータイニーハッピーな話だとネタバレされてる…という感じで読みました。
    文章はわかりやすくて頭使わなくても読めます。
    それぞれのキャラクターも良くわかって、楽しめました。
    こんな小さな世界で悩んで笑って日々生活営んでいる人たちもそりゃいるよなぁと思うのと、そういう生活をのぞけたようで面白かったです。

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    2021年10月12日
  • 砂に泳ぐ彼女

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    最後ぐだったけど、面白く読みやすい作品だった。好きなことを見つけて、それを仕事にできるっていいな。仕事には、ならないまでも好きなことを見つけたい。

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    2021年08月03日
  • 砂に泳ぐ彼女

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    紗耶加の25歳~35歳までの10年間の物語。
    派遣社員で働いている頃は、なんとなく弱弱しい(体力的にも精神的にも)感じがして、でもなんか付き合ってる人がいつもいて、なんかあんまり好きではなかった。
    社員となってからはたくましくなったけど、その一方でプライベートなことがあまり描かれなくなってしまい、もっと明るくハツラツとした面も見たかったというのが本音。
    でも明るい光がさしてる終わり方は好き。

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    2021年08月05日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    冷やし中華にマヨネーズはかけませんが、他人と暮らすってそういうことなんだろうなあと思いました。価値観の相違をどのようにして擦り合わせていくのか、どのようにして生きていくのか。いつか他人と暮らすときにもう一度読み直したい作品です。

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    2021年07月03日
  • サムシングブルー

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    なんとなく一つ一つの描写が長いような。飽きつつも読み終えました。
    過去も今も未来も私は私というメッセージだけ。ちょっと薄っぺらく感じてしまった割に泣けました。

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    2021年06月08日
  • タイニー・タイニー・ハッピー

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    短編だけど話が繋がってる物語だった。
    いろんな人の視点から物語を読めるって面白いなって思った。恋愛全然してなかったけど、少しは踏み出してみようかなって思った。
    正直感情の動きとか費やす時間とか多くて尻込みしそうだけど、それが人間らしさなのかな。もっと人になって生きていこう。

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    2021年04月14日
  • タイニー・タイニー・ハッピー

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    連作短編8編
    小さな小さな幸せ,そのままの物語.いろいろな店の入ったショッピングモールを舞台に繰り広げられる恋愛,結婚を主軸にした群像劇.

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    2021年03月30日
  • 女の子は、明日も。

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    ふとした時に、何度も繰り返し読みたくなる1冊。
    柔らかい雰囲気の中に女性ならではの悩み、葛藤。
    1つの女性グループの中をこっそり覗いたような感覚になりました。

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    2021年03月24日
  • はるがいったら

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    生きていく中で自分について新しく発見したり,見つめ直すことが成長につながると。
    まぁいっか。でなんでも受け止めたり,流したりしないことが大事だと感じた。

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    2021年03月18日
  • はるがいったら

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    複雑な人間関係に、もやっとしました。
    姉と弟それぞれの視点でストーリーは進みます。
    大きな事件が起こるとか、そういうのではないですが、日常とはそういうものかなと。
    離婚も人に言えない関係も嫌がらせも喧嘩も、どこにでもあるようなもの。
    何が正しいとか間違ってるとか、そういうのは押し付けるものではない。

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    2021年02月26日
  • 砂に泳ぐ彼女

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    主人公が、田舎から抜け出して、都会で生きていく。頑張って苦労して、それでも生きていくことってなんて辛いんだろうという感想。

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    2021年02月18日
  • 鏡よ、鏡

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    序盤、中盤、終盤と、印象の変わるお話。
    序盤の雰囲気でずっといくのかと思ったけど、まさかの中盤で親友になっちゃって、でもあまりにも仲良すぎて不穏な空気を感じた。
    終盤は終盤で印象が変わり、ちょっとつまらなくなったかな。

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    2021年01月14日
  • 神様たちのいるところ/運命の人はどこですか?

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    自分の求める「たったひとり」を探す主人公たち。

    個人的によかったのは、飛鳥井千砂さんの『神様たちのいるところ』と柚木麻子さんの『残業バケーション』かな。

    昔の何気ない約束を忘れられない気持ち、わかります。
    相手が覚えているかもわからないのに、忘れているだろうなと思いつつも、じっとしてられない感覚。
    何かを変えたくて、何かしなきゃともがいて。
    約束って、お互い覚えていたら美談ですけど、片方だけ覚えてるのは切ないですよね。

    同僚なのに存在感がなくて、趣味が同じとわかってから急接近!というのが、とてもときめく感覚が伝わってきて好きでした。
    親近感わいて、急激に距離が縮まっていくのが自分でもわか

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    2020年11月25日
  • 砂に泳ぐ彼女

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    非常に読みやすい作品でした。

    主人公の女性が、色んな人との出会いと別れを経験しながら、葛藤し、必死に日々奮闘していく姿が綺麗に読み取れました。

    ちょっと異性との出会いが多くて羨ましいなと思いました(笑)。

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    2020年11月12日
  • サムシングブルー

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    恋人と別れた翌日に、高校の頃の彼氏と親友の結婚式の招待状が届くお話

    何か障害や問題があったわけでもなく、ただ二人でいることが不自然になってきた恋人たち
    もう彼が自宅に来ることはなくなったのに、彼にまつわるアイテムがいくつか残っている部屋
    その中に届いた結婚式の招待状
    梨香は過去の苦い思い出である彼と、不義理で会っていない親友が付き合っていた事を知らなかった

    招待されたのは体育祭の実行委員だった面々で、皆で結婚祝いを贈ろうという話が進むが、梨香の気持ちは優れず……

    梨香の中で起こる感情は何に起因するものなのか?
    今の恋人と別れた事か、高校の頃の彼への執着か、親友への不信感か


    だめだ、登

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    2020年11月11日